スタンフォード大学編(2) 米スタンフォード大学内とその近隣の保育園では、子供の主体性を育む保育・教育が実践されているのが特徴です。前回ご案内した大手IT企業の企業内保育所では、保護者の積極的な保育への参加を促しながら、子供たちには「できることは自分で行わせる」という方針でした。 IQ126以上の子供が集う特別な学校 今回ご紹介する「ヌエバスクール」も保育・教育方針は似ています。ただ、この学校はある意味、とても特別です。日本の幼稚園から中学校までに相当する4〜14歳を対象としているのですが、入学の必須条件の一つに「IQ(知能指数)126以上」という条件があるのです。 米国では、幼いのころからIQテストを行うのが一般的で、行政なども高い指数の子供に積極的な教育支援をするという背景があります。IQ126以上というと、その割合は20〜30人に1人。その中でも選抜された子供は、「gifted(ギフ