ブックマーク / satoshi.blogs.com (10)

  • NTTの株価総額が世界一だった時に、Microsoftに転職した理由

    「6年勤めたNTT退職しました」という記事が、注目を浴びているようですが、この筆者が NTT を辞めた理由が、私が32年前(1986年)に NTT を辞めた理由とあまり変わらないのに、少々驚きました。 私が NTT を辞めた件に関しては、これまで色々なところで話しては来たのですが、まとまって文章にしたことがなかったので、これを機会に書くことにしました。普段ならメルマガ(週刊 Life is beautiful)の読者限定で書くところですが、今回だけは、出来るだけ多くの人に読んで欲しいので、ブログ記事として公開します。 当時、NTTは電電公社から民営化したばかりで、1985年に入社した私は、NTTとしては第1期生でした。大学は、早稲田の理工学部電子通信学科で、修士課程まで行きました(当時は、情報学科はまだ独立しておらず、電子通信学科がソフトウェアとハードウェアの両方をカバーしていました)。

    taro-r
    taro-r 2018/11/27
    儲かってよかったですね。
  • マヨネーズの瓶と2杯のコーヒーと原発事故と

    前にも一度、読んだことがあるのだが、"The Mayonnaise Jar and Two Cups of Coffee" という文章がFacebook経由で再び回って来た。とても良い文章なので、翻訳してみる。 ある大学教授が哲学の授業に何やら色々なものを用意してやって来ました。授業が始まると、まずは空っぽの大きなマヨネーズの瓶を机の上に取り出して、中にゴルフボールを詰めはじめます。ゴルフボールが一杯になると、「この瓶はもう満杯だと思いますか?」と生徒たちに質問します。生徒たちはそろって「満杯です」と答えます。 次に教授は小石が入った袋を取り出すと、その瓶の中に入れはじめます。瓶を時々揺らすと、小石はゴルフボールの間に入って行きます。瓶がゴルフボールと小石で一杯になると、教授は「この瓶は満杯だと思いますか?」と再び質問します。生徒たち全員がうなずきます。 次に教授は砂が入った袋を取り出すと

    マヨネーズの瓶と2杯のコーヒーと原発事故と
    taro-r
    taro-r 2012/05/21
    自分の子供の未来や,先祖から受け継いだものよりも,今日明日ご飯を食べることを優先した結果が,この有り様なんだと思う。今日のご飯と子供の未来の比較は難しい。
  • 脱原発・脱官僚新党を作りませんか?

    7月28日の夜、菅首相に会って来た。原発問題に関して書いて来た私のブログが菅首相の目に止まり、「この男に会いたい」ということになったそうである。私自身も、海江田大臣の原発安全宣言から菅首相のストレステスト宣言に至る台所事情を知りたかったこともあるし、色々とお願いしたいことも会ったので、喜んで参上した、というしだいである。 具体的にどんな話をしたかは8月から開始するメルマガ(参照)の方に詳しくレポートする予定だが、私が菅首相にどうしても伝えたかったのは、東電を経済原理にのっとって破綻処理しなければ国民は納得しない、という点。「私は民意を反映した政策を打ち出し続ける限り、菅さんを支持し続けますが、万が一東電を救済するようなことになれば、その時点で支持を打ち切ります」と伝えて来た。 マスコミの「菅たたき」が激化し、支持率も低迷する中、私のように菅首相の発言や行動を純粋に政策面のみで評価する人はご

    taro-r
    taro-r 2011/07/31
    菅さんもいろいろ模索してるなぁ…という印象。本当に実行するのか?って感じがするんだよねぇ。
  • 私が事故後、脱原発派に転向した一番の理由

    先日のエントリーに、「論理的に考える力のない人が、 『放射能は危険』→『原発は不要』→『脱原発』 となっているのは理解できます。 普通に論理的に考える力のある人は、 『脱原発したときのリスク』を考え、 脱原発をしないほうがよいのでは?という意見の方が多いと感じています。 中島さんのような方が、なぜ、脱原発一直線なのかが理解できません。 脱原発について書かれるのはよいのですが、 一度、なぜ脱原発を訴えているのか?についても、この場に書いていただけないでしょうか?」というコメントをいただいたので、今回はその質問に答えてみる。 実は、福島第一原発での事故の第一報を聞いた時に最初に私の頭に浮かんだことは、「この事故は、日だけでなく、世界全体の原子力技術の発展に大きなブレーキをかける事になる。1000年に一度の津波のためにたまたま起こった事故のために、日のエネルギー政策を変更したり、原子力発電を

    taro-r
    taro-r 2011/07/19
    書かれていることは同意。調べないと普通の人はそう思わないのかぁ,とも思ったが。/ただ方向性は今決めたほうがいいが,時間をかけたほうが良いと思う。
  • もし日本のメーカーが iPhone を発売していたら..

    iPhoneは会社から支給されて使っていますが、非常に使い勝手がいいです。 ただ、これでは、いまほど欲しくならないことはたしかですね。 他の機種と同じ土俵の上に上がってしまっているので、「なんかいろいろ機能がごてごて付いてる中の携帯の一つ」というところでしょう。 つまり、「売れるモノも売れなくなる」、「売り方次第」ということを今更ながら思い知らされました。

    もし日本のメーカーが iPhone を発売していたら..
    taro-r
    taro-r 2010/04/26
    これぞカスタマーエクスペリエンス。
  • 丸山ワクチンの過去・現在・未来、自然免疫と癌治療

    今回の訪日中に、ソニーの(音楽ゲームなどの)エンターテイメント・ビジネスの生みの親でもある丸山茂雄氏とお会いする機会があった。私もつい最近まで知らなかったのだが、丸山氏の父親は「丸山ワクチン」の生みの親である故丸山千里博士。「私自身も丸山ワクチンで癌と戦っている」という丸山氏の言葉に刺激され、丸山ワクチンに関して調査してみたのでここにまとめてみる。 「丸山ワクチンの効果」に関しては、専門家の意見でも意見が分かれている、というのが現状である。そのため、事実と意見が混在した形でネット上に存在しており、単にググっただけでは玉石混淆の情報に悩まされるだけ。そこで、一歩踏み込んで、新聞・専門書・学術ペーパーなどを読んで事実確認をしながら、まずは確実に事実と言える部分を洗い出してみた。 事実1:丸山ワクチンは、丸山千里博士がもともとは皮膚結核の治療薬として開発したもの(1944年誕生) 事実2:丸山

    taro-r
    taro-r 2009/12/09
    再発しない要因を特定するのは難しいと思う。普通の抗がん剤は目に見えて腫瘍が減るとかそういうレベルでしか判断できないし。副作用が少ないなら,うんと安くしてサプリメント的に使えるならいいんじゃない?。
  • Life is beautiful: なぜアップルにできたことがソニーにはできなかったのか

    アップルがiPod+iTunes+iTunes Storeというハード・ソフト・サービスを巧みに組み合わせてネット時代にふさわしいコンシューマ・エレクトロニクス・ビジネスモデルを見せてくれたことに関しては、ここでもさんざん書いて来たが、反面教師として注目すべきなのは、ソニーになぜそれができなかったのか?ということ。 自分自身がメディア産業を持ち、ウォークマンというブランドを持ち、ネットビジネスに抜群のセンスを持つ出井氏を社長に据えたソニーはアップルよりははるかに良い立場にいたはずだが、なぜこんなことになってしまったのだろうか。 メディア産業を持つことが逆に足かせになった、ソフトウェア開発力の差、たまたまラッキーだっただけ、天才スティーブジョブズがいたから、イノベーションのジレンマ、などのそれぞれの側面から考察を加えることは可能だが、あの時代のソニーに特有の問題として特に注目すべきなのは、あ

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    taro-r 2008/01/04
    ジョブスがいたからというのには同意なんですが,会社の規模的に同じようには出来ないのだと思う。
  • ユーザーに尋ねても必ずしも正しい答えは返ってこない

    今日はたまたま「ユーザーからのフィードバックを集めることの難しさ」が話題になったので、それに関連するエントリー。 もの作りにおいて、「ユーザーが何を必要としているか」を知ることは大切だが、だからと言ってユーザーに尋ねれば正しい答えが返ってくる訳ではないところが難しいところ。具体的な例としては、こんなものがある。 1. サイレント・マジョリティの声は聞こえてこない これはMicrosoftで実際にあったことだが、Outlookのチームではユーザーから寄せられる機能追加のリクエストに従って色々な機能を足していた時期があったが、その結果不必要な機能ばかり増えて、単純な作業が逆にやりにくくなってしまった(たとえばカスタム・フォームが良い例)。このケースでは、ごく一部のヘビー・ユーザーばかりが声がでかく、「今の機能で十分、これ以上複雑にしないで欲しい」というユーザーは何も言ってこない(こういう人たち

    taro-r
    taro-r 2007/09/18
    ユーザは思いつきでものをいうので,真に受けると結構大変なことになるという…。
  • テレビの低俗化に関する一考察、補足1

    昨日のエントリー「Life is beautiful: テレビ番組の低俗化に関する一考察」に対してはたくさんのフィードバックやツッコミをいただいた。テレビという身近なものがテーマでもあるし、ツッコミやすい点も多々あったからだろうが(わざとじゃないって)、多くの人が「テレビは昔から低俗だったんじゃないの?」というコメントをくれた。 もう一度読んでもらえば理解してもらえると思うが、私は「テレビの低俗化はどうしておこるのか」を考察しているのであって、「テレビも昔は高尚だった」と嘆いているのではない。私自身、ドリフターズの「8時だよ全員集合」やコント55号の「野球拳」を見て育ったわけで、あのころのテレビが今より高尚だったなどとは口が裂けても言えない^^;。 「視聴率稼ぎのための低俗化」は決して最近始まったものではなく、広告収入のビジネスモデルの上に成り立ったテレビ放送が始まって以来のことである。唯

    taro-r
    taro-r 2007/08/26
    ビジネスモデルが変われば,番組の作り方も変わると思いますけどね。これからどうなるかは,まだまだわかりません。
  • テレビ番組の低俗化に関する一考察

    最近のテレビは面白くない・テレビ番組の低俗化が一層進んでいる・民放は視聴者を馬鹿にしたような番組しか作らない・最近の若い人たちはもうテレビは見ない、などの声は何年も前から聞く。その割になぜテレビ局のビジネスモデルが破綻しないのか、なぜ民放のプロデューサーたちが高給をもらい続けることができるのかが私には不思議でしょうがないが、そこはあまりにも奥が深い話なのでひとまず置いておいて、まずは「(視聴者が必ずしも望んでいないのに)なぜテレビ番組の低俗化が進んでしまうのか?」とう部分にフォーカスを当てて、一つづつ疑問を解消していきたいと思う。 私は「なぜテレビ番組の低俗化が進んでしまうのか?」という疑問に対する答えは、マクドナルドに代表される「ジャンクフード・ビジネスモデル」にあると思う。「ジャンクフード・ビジネスモデル」とは、慢性的な料不足にあった原始の時代から人間のDNAに刻み込まれた「とりあえ

    taro-r
    taro-r 2007/08/23
    「ジャンクフード」という名前があるのは初めて知ったので興味深いけど,内容的には当たり前か…。スポンサーの存在をあまり書いてないのが気になる。あと,放送免許のオープン化で良くなるかなぁ?という疑問はある
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