私は、大の日本酒党でした。酒はビールをジョッキで2杯に始まって、日本酒を3,4合、そしてブランデー。最後にビールで締めるという人間でした。30歳のドックでボロボロ。しかし酒はやめられずという感じであった。あのままいっていたら、もう死んでいるか、糖尿病、痛風、高血圧、胃潰瘍って感じであっただろう。 前にも書いたが、この私を救ってくれたのが、広尾日赤病院のある女医さんであった。 「貴方、このままそんな飲み方してると、死ぬわよ。でも貴方の仕事じゃ酒はやめられないわよね?」 「いわずとしれたこと。」 「長生きしたい?」 「ヘン、酒を止めてまで、生きとうはないわ。」 「私の言うこと聞く?」 「てやんでえい。」 「いい?ビールをジョッキに一杯にしなさい。そして日本酒を焼酎に。焼酎の水割りだったら10杯まで飲んでいいわよ。そしてブランデーはウイスキーに変えるのよ。そしてシメはなし。どう守れる???」 「