いよいよ3月5日には、ドラえもん映画の最新作「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団」が公開される。1986年に公開された「ドラえもん のび太と鉄人兵団」芝山努監督版のリメイク作品だ。 ある日、のび太は巨大ロボットの足の一部と思われる部品を拾う。のび太はドラえもんにお願いし、逆世界入りこみオイルで作り出した、すべてがあべこべの世界でそれらの部品を組み立てるのだ。完成したロボットはビルのように巨大で、かつ力強かった。鼻高々ののび太は、このロボットでスネ夫やジャイアンに一泡吹かせようと考えるのだが、そこには思わぬ落とし穴があった。そしてそのころ、ロボットを探しに赤髪の少女、リルルが彼らの町へやってきていた。 今回の映画における話題の一つに、小説化作品が発表されたということがある。 急ごしらえのノベライゼーションではない。作者は、ただごとではない大物なのだ。 瀬名秀明、『パラサイト・イヴ』で日本ホラー