韓国が小児科医不足に見舞われている。これは世界最低の出生率による結果である一方、低い出生率の原因という色彩も濃くなってきた。写真はソウルの小児科クリニックで6月撮影(2023年 ロイター/Kim Hong-Ji) [ソウル 6日 ロイター] - 韓国が小児科医不足に見舞われている。これは世界最低の出生率による結果である一方、低い出生率の原因という色彩も濃くなってきた。病院は小児科医の空きポストが埋まらず、子どもの健康リスクが高まっている。 首都ソウルの小児科クリニックと病院の数は、2022年までの5年間で12.5%減少し、わずか456カ所になった。行政のシンクタンクであるソウル研究所によると、同じ期間に精神科クリニックの数は76.8%増加し、麻酔科センターは41.2%増加した。