サウジアラビアのイスラム教聖地メッカにある聖モスクで、人けのないカーバ神殿(2020年3月6日撮影)。(c)Bandar ALDANDANI / AFP 【3月7日 AFP】中東エルサレム(Jerusalem)から、サウジアラビアにある聖地メッカ(Mecca)に至るまで、中東各地では6日、新型コロナウイルスの影が差す中、金曜礼拝が行われた。だが一部では感染拡大を受け、中止や規模縮小の措置が取られた。 新型コロナウイルスは濃厚接触によって感染するとみられており、各国では当局が、公の場での礼拝などを含む大規模な集会を制限する措置を取っている。 イスラム教の聖地であるメッカでは、消毒作業を経て6日に再び開放されたが、人々で混み合う様子は見られなかった。 メッカに20年以上暮らしているというエジプト人の信者はAFPに対し、「人けがないという事実は非常に恐ろしい」と述べ、「モスクへ向かう際、とても奇