東京の首都高速「羽田トンネル」は供用開始から58年が経過し、大規模更新が必要に。しかし大量の交通をさばくため通行止めにはできず、迂回路として、トンネルに並行する「羽田可動橋」を活用する案が浮上しています。 20年以上運用停止の「羽田可動橋」を活用へ 東京の羽田空港近くの川に、長年にわたりそのままになっている「ぶつ切りのようになった橋」。今、この風変わりな橋を「トンネル修繕のピンチヒッター」として再活用する案が浮上しています。 この「ぶつ切り橋」は、首都高速1号羽田線の「羽田可動橋」と呼ばれる旋回橋です。海老取川をくぐる本線の羽田トンネルのすぐ隣に、架けられています。 船を通すために橋桁は途中で切れていますが、名前のとおり橋桁が動き、1本の橋としてつながります。本線が混雑しているときに、空港西入口からトンネルをくぐらずに上り本線に合流できるようにするランプとして使われてきました。 しかしその