※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています Amazon.co.jpに投稿された「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(村上春樹)のレビューがとてつもないとネットで話題になったことを覚えていますか。歯に衣着せぬ物言いで本作をディスりまくり、それがある種の芸の域に達していて2万人以上が「参考になった」と評価。「本編よりおもしろい」という声まであがりました。そのレビューの作者ドリーさんがなんと本を出しました。タイトルはずばり「村上春樹いじり」です。 同書は村上春樹の長編13作品を「本音一辺倒」で完全ガイド。春樹が好きな人も、嫌いな人も、読んだことがない人でも楽しめるそうです。目次を見てみると「不快の域に達するコーヒー押し、および『知らんがな問題』――羊をめぐる冒険」「伏線を回収しない春樹によってもたらされた地味~な冒険譚――ねじまき鳥クロニクル」「春樹文学史上、最もリアク