中国新疆ウイグル自治区で少数民族のウイグル族らが「再教育施設」などに多数収容されている問題で、徹底的な取り締まりを指示する共産党幹部の発言記録や収容施設の内部写真、2万人以上の収容者リストや顔写真など大量の内部資料が流出した。この「新疆公安ファイル」からはイスラム教を信仰するウイグル族らを脅威とみなし、習近平総書記(国家主席)の下で徹底して国家の安定維持を図る共産党の姿が浮かび上がってくる。
中国新疆ウイグル自治区で少数民族のウイグル族らが「再教育施設」などに多数収容されている問題で、中国共産党幹部の発言記録や、収容施設の内部写真、2万人分以上の収容者リストなど、数万件の内部資料が流出した。「(当局に)挑む者がいればまず射殺せよ」などと指示する2018年当時の幹部の発言や資料からは、イスラム教を信仰するウイグル族らを広く脅威とみなし、習近平総書記(国家主席)の下、徹底して国家の安定維持を図る共産党の姿が浮かぶ。 今回の資料は、過去にも流出資料の検証をしている在米ドイツ人研究者、エイドリアン・ゼンツ博士が入手した。毎日新聞を含む世界の14のメディアがゼンツ氏から「新疆公安ファイル」として事前に入手し、内容を検証。取材も合わせ、同時公開することになった。
中国政府は、イギリスの公共放送BBCの国際放送について、真実に反し国家の利益を損なったなどとして中国で放送することを禁止すると発表しました。 中国政府で、テレビなどのメディアを監督する「国家ラジオテレビ総局」は12日、イギリスの公共放送BBCの国際放送について「ニュースは真実でなければならないということに反し国家の利益を損なった」などとして中国で放送することを禁止すると発表しました。 これに先立って中国外務省は2月3日の記者会見でBBCが新疆ウイグル自治区の当局の施設でウイグル族の女性が拘束され性的暴行を受けていたなどと報じたことに対して「全く事実に基づいていない」と強く批判していました。 また、イギリスのメディア規制当局が4日、国営の中国中央テレビの国際放送CGTNについて、中国共産党による統制などを理由に、イギリス国内での放送免許を取り消したと発表したことに対しても「『報道の自由』を掲
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