河村たかし名古屋市長は22日、中国・南京市が交流停止を決めたことについて、記者団に「こちらとしては南京市との交流を深化させたい。(南京事件について)ぜひ南京市で討論会を開き、話し合いをしたい」と述べ、南京事件をなかったとした発言を撤回しない姿勢を強調した。 河村市長は「いろいろな意味での戦闘行為はあったが、いわゆる大虐殺のようなものはなかったのではないか」と改めて持論を述べた。また「南京市は歴史ある都。もっと名古屋、日本の人が南京に行くように願いを込めて発言している」と説明した。 両市は1978年に姉妹都市提携を結んだ。名古屋市国際交流課は同日、南京市に連絡し、交流停止を確認した。同課によると、河村市長の発言について、名古屋市に21日までに寄せられた電話・電子メールは計80件。河村市長を支持する内容が55件、批判する内容が25件という。 中国の駐名古屋総領事館からも河村市長宛てに「納得でき