仏パリ郊外のオルネー・スー・ボアで、抗議により窓ガラスが割られた警察署(2017年2月6日撮影)。(c)AFP/FRANCOIS GUILLOT 【2月7日 AFP】警察官が警棒を用いて黒人男性(22)に性的暴行を働いたとして逮捕された事件を受け、仏パリ(Paris)郊外で6日、警察による暴行を非難する数百人規模の街頭デモが行われた。 「テオ」という名のみが公表されている被害男性は2日夜、パリ郊外のオルネー・スー・ボア(Aulnay-sous-Bois)で警官らに取り押さえられ、激しい暴行を受けた。病院に搬送されたテオさんは、手術が必要なほど肛門に激しい傷を負っていたという。 この事件を受け5日、警官1人が性的暴行の罪で、他3人の警官も暴行の罪で起訴された。警官らは容疑を否認し、麻薬密売人の見張りらを取り締まっていたと供述している。 仏テレビBFMの取材に応じたテオさんによると、暴行を受け