3月28日、米アグリビジネス大手カーギルは、「ピンクスライム」と呼ばれるアンモニア水で防腐処理された加工肉の生産量を削減すると発表。ジュネーブで2009年8月撮影(2012年 ロイター/Denis Balibouse) [シカゴ 28日 ロイター] 米アグリビジネス大手カーギルは28日、通称「ピンクスライム」と呼ばれるアンモニア水で防腐処理された加工肉の生産量を削減すると発表。それによりハンバーガー価格の上昇につながる可能性があるとの見方を示した。 ピンクスライム肉をめぐっては、安全性への懸念が消費者の間で高まっているのを背景に、米ファストフード大手のマクドナルドに続き、今月に入ってからはスーパーマーケット・チェーン第2位のセーフウェイと同3位スーパーバリューも取り扱いを中止している。 また、同加工肉を製造する米ビーフプロダクツ・インク(BPI)は2日前、国内3州に持つ4工場のうち、3工場