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書評と人物に関するtimetrainのブックマーク (4)

  • 『伝説の総料理長 サリー・ワイル物語』読み継がれるべき物語 - HONZ

    「日格的なフランス料理がやってきたのはいつ、誰によってなのか」 そんな問題意識をもとに、ノンフィクション作家の著者は、料理に関する作品を執筆するチャンスをうかがっていた。当初は、1970年の大阪万博が転換期だったのではないかと仮説を立てていたそうだ。だが調べるうちに、日のフランス料理界発展に大きく貢献したある料理人の存在が浮かび上がってくる。 その人物の名は、1927年にオープンした横浜・ホテルニューグランド初代総料理長、サリー・ワイル。ホテルオークラ東京の初代総料理長である小野正吉、日活国際ホテルの総料理長として活躍し、1964年の東京オリンピックでは選手村堂の総料理長を務めた馬場久など、後に日のフランス料理界を牽引する伝説の料理人たちがワイルの薫陶を受けていることからも、その影響の大きさが分かる。 しかし、そんな功績の大きさとは裏腹に、ワイルには謎も多い。フランス料理のレベ

    『伝説の総料理長 サリー・ワイル物語』読み継がれるべき物語 - HONZ
    timetrain
    timetrain 2015/06/09
    こういう人物伝、料理マンガを二つ載せてる今のジャンプでコミカライズしてくれんかね
  • 抱腹絶倒!ただの変人か、南方熊楠の再来か?『裏山の奇人』 - HONZ

    生き物に魅せられた怪しい男が、近所の裏山から地球の裏側までを徘徊する 変質者に対する注意喚起の看板ではない。れっきとした大学出版会が出したの帯に記載された宣伝文である。 しかもタイトルが『裏山の奇人』。「怪しい男」であり「奇人」でもあるその人こそ、書の著者・小松貴氏。アリと共生する生物・好蟻性生物の研究者で、『アリの巣の生きもの図鑑』の著者の一人でもある。(土屋敦の絶賛レビューはこちら。) 書は、卓越した自然観察眼の持ち主である著者が、さまざまな生きものたちと対等な目線でつきあう、いうなれば「現代の南方熊楠活動記」、もしくは「日版ソロモンの指輪」。描かれる生きものたちとの関わりは、抱腹絶倒の短編エッセイ集のようでもある。 2歳にしてアリヅカコオロギを同定し、小学生にしてスズメバチが飛んできて餌をねだるようになるまで手なづける。大学の裏山では夜の森で生きものたちを待ち伏せし、目の前で

    抱腹絶倒!ただの変人か、南方熊楠の再来か?『裏山の奇人』 - HONZ
    timetrain
    timetrain 2014/08/20
    面白そうな視点。確かめる事が科学の本質ですわ。
  • 『大村智 - 2億人を病魔から守った化学者』 - HONZ

    はじめまして、『なかのとおるの生命科学者の伝記を読む』で、ごく一部ではおなじみの、浪速大学・仲野です。ここしばらくHONZ被害者同盟の暫定代表を務めておりましたが、このたび訳あって、読み手から書き手へ、すなわち、被害者から加害者へ、あっさり転向することになりました。よろしくお願いいたします。って、よろしくないですね、すみません。ところで、すっかり忘れていましたが、とある生命系専門誌での連載企画として「押し売り書店 仲野堂」というのがあったのでした。この案は未遂にておわりましたが、ひょっとすると、生来の加害者体質かもしれませんので、取り扱いには十分注意してください。処女作は、得意ジャンルの伝記、『大村智』でございます。 子ども向け伝記では、問答無用・説明不要の偉人であれば、そのタイトルに「野口英世」とか「キュリー夫人」とかいうのがありだけど、大人向けの伝記でこのメインタイトルというのは

    『大村智 - 2億人を病魔から守った化学者』 - HONZ
    timetrain
    timetrain 2012/03/18
    知らなかったことを恥じる。
  • [書評]無一文から億万長者となりアメリカンドリームをかなえたヨシダソース創業者ビジネス7つの法則(吉田潤喜): 極東ブログ

    タイトルで釣ろうするブログの記事くらい長くて、うんざりするような書名だが、ようするに、「ヨシダのタレ」の吉田さんが説くビジネス教訓書、書名のとおり、無一文から億万長者となりアメリカンドリームをかなえた成功物語、と思っていた。読んでみると、若干違う。いや、けっこう違うかもしれない。どっちにしても、この人は当にすごい人なんだというのがじわじわと来る。 「イチローの次に有名な日人」と言われる吉田潤喜なのだそうだから、あらためて紹介する必要もないのかもしれないし、ご人のサイトでもサクセスストーリーが甘くこってりと語られている(参照)。1949年、京都に在日コリアン7人兄弟の末子として生まれ、それで差別もされた。父親はカメラマンだが稼ぎもそこそこ。母親が焼き肉屋など各種商売をして子どもたちを育てた。4歳のとき彼は、姉とふざけあってか右目に針が刺さり失明した。人いわく「片目のチョーセン人」。そ

    timetrain
    timetrain 2012/03/01
    吉田さんの娘を助けた病院のいい話は有名だけど、そういった良きアメリカ文化はブッシュ以降の自由主義でかなり壊滅してる点だけ注意。
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