タグ

本と都市に関するtimetrainのブックマーク (2)

  • 「レンガ」がローマを作り、「鉄」がアメリカを作った『世界建築史15講』

    アーチ建築技術の基礎をなすレンガは、土を素材とする。 土は、地上のどこにでもある。 だから、植民都市のいかなる場所でもローマを実装できた。 ローマが大帝国となった理由を、政治や軍事に求める人は多いが、「ローマとはレンガの帝国である」という着眼に、頭ガツンとやられた。 植民都市に送り込まれたエンジニアが、そこの土を素材とし、レンガを作り、レンガを積み上げ神殿を建て、都市をつくった。道路が舗装され、水道が引かれ、インフラが整備された。紀元後には、石灰由来のセメントと切石を骨材としたコンクリートが発明され、文字通りローマ帝国の礎となった。 歴史を振り返るとき、一般に、国家や王朝の盛衰や、社会や文化の変遷を思い浮かべる。 しかし、そうしたフレームを捨て、「建築」という視点で見直すとどうなるか? これを成し遂げたのが書になる。「建築の歴史は人類の歴史である」という立場のもと、15の講義+15の補講

    「レンガ」がローマを作り、「鉄」がアメリカを作った『世界建築史15講』
  • 東京の別の貌「TOKYO異形」

    都心の秘境、奇怪な東京、異空間TOKYOをうつした写真集。 「えっ!ここホントに都心?」と疑ったり、ありふれた街がアングルひとつで奇妙な場に変化したり、ページをめくるたびに驚きが並んでいる。けれどもどれも、東京だ。2008年10月から100回にわたり、東京新聞の夕刊に連載した「東京Oh!」を写真集にしたもの。 たとえば「秘境」。東京タワーや高層ビルが目前の干潟に、無数のカニがうごめいているショット。生態系保護のため立入禁止となっている、葛西海浜公園の東なぎさだそうな。六木ヒルズとカニの大群の組合わせ、ぶっちゃけありえない。「多摩川のヘドロ」が公害の象徴のように教えられた世代のわたしにとっては、目を疑う光景。そういや、通勤途中で東京湾に渡り鳥(?)の群れが羽根を休めているのを目にする。わたしの知らないところで、"自然"が戻ってきているのだろうか? あるいは、「富士見坂」。都心で「富士見坂」

    東京の別の貌「TOKYO異形」
    timetrain
    timetrain 2010/03/29
    これは見てみたい。図書館にないかな・・
  • 1