ドレスを試着する福田真弓さんと坂本愛里さん(右)。イチゴで染めた淡いピンクが清楚=宇都宮市本町のアイリーンティアラ・ブライダルイチゴ農家を訪ね、イチゴを摘むふたり=坂本さん提供 イチゴで染め上げたドレスで甘い結婚生活を――。宇都宮市本町のウエディングドレスデザイナー、坂本愛里さん(28)が、栃木が生産量日本一を誇るイチゴで絹の布を染め、結婚式のお色直し用のドレスを作った。来月、幼なじみがそのドレスを着て嫁いでいく。 淡いピンクのドレスが白い肌に映える。ドレスを着るのは福田真弓さん(27)。坂本さんとは幼稚園からの幼なじみだ。家が近く、小学校まではよく一緒に遊んだが、坂本さんの引っ越しや別の中学校に進学したことで疎遠になっていた。2人は2009年8月、小学校の同窓会で15年ぶりに再会。すでに結婚が決まっていた福田さんは「せっかくの結婚式。オーダーメードのドレスが着たい」とお色直し用のドレ