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「 “モテキ”はなぜやってくるのか?」で“つながり”について書いたが、私たちはいったいどのようにつながっているのだろうか? ここでは、それを可視化してみよう。 以下の3枚の図版は、いずれもニコラス・A・クリスタキス/ジェイムズ・H・ファウラー『つながり 社会的ネットワークの驚くべき力』に掲載されているものだ。 1枚目は、白人生徒が大半を占めるアメリカ中西部の中規模高校(仮名で「ジェファーソン高校」)のセックス相関図だ。 色の濃い点が男子、色の薄い点が女子で、複数の異性とつき合っている場合は2方向(もしくは3~4方向)に枝が伸びている。 これを見るとわかるように、枝の末端にいる生徒を除けば、すべての生徒が複数の異性と性関係を持っている。でもこれは、「アメリカの高校は風紀が乱れている」ということではない。 そもそもなぜ、社会学者がこのようなセックス相関図を描くことができたのだろうか? それはこ
偽プロフでいじめを受けたサトルくんが取った対抗策は、“本物”のプロフを作ることだった。本物が本物であることを分かってもらうために、彼がとった行動とは……。 前回までのあらすじ 中学2年生のサトルくん(仮名)の成りすましプロフ(偽プロフ)が作られ、実態の見えないいじめが繰り広げられた。サトルくんとお父さんは、偽プロフの削除を依頼するか徹底的に無視するか悩んだ末、削除を依頼したが受け入れられず「本物のプロフを作る」ことを選択した。 第2回、偽プロフ、削除させるか無視するかを読む この記事で紹介する出来事は、本人が特定されないように性別、学年、時期などを一部変更しています。筆者が実際に行ったアドバイスは、出版社の許可を得て『子どもをネットから守り、ネットで育てる~頼れるお父さんになるための実践アドバイス』(翔泳社、吉田賢治郎著)から引用しています。 偽プロフ(自分のプロフィールページを作成できる
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