バイク追突事件 2少年殺傷に懲役18年 地裁小倉判決 2010年12月10日 00:13 カテゴリー:九州 > 福岡 社会 集団走行中のオートバイに故意に車を追突させ少年2人を殺傷したとして、殺人と殺人未遂罪に問われた北九州市小倉南区下曽根1丁目、手技療法士鎌田厚志被告(35)の裁判員裁判で9日、福岡地裁小倉支部の大泉一夫裁判長は懲役18年(求刑懲役20年)の判決を言い渡した。 大泉裁判長は判決理由で「手を挙げ、停車するよう哀願した被害者を無視してひき殺した卑劣な犯行。公判で『今回と同様の状況になればまた同じことをする』と供述し再犯の恐れも大きい。また、謝罪の気持ちもない」と述べた。 判決によると、鎌田被告は2月21日未明、同市小倉北区の国道10号で、オートバイ2台にワゴン車を追突させ、少年=当時(18)=を殺害し、別の少年=当時(17)=に軽傷を負わせた。 鎌田被告は別の殺人未遂罪など