9月8日、ベトナムは近く、ロシア製の最新鋭潜水艦を複数配備することで、海洋進出を強める中国に対して確かな抑止力を手にする。写真はベトナム海軍兵。南沙諸島で昨年1月撮影(2014年 ロイター) [香港 8日 ロイター] - 領有権問題で緊張が続く南シナ海。ベトナムは近く、ロシア製の最新鋭潜水艦を複数配備することで、海洋進出を強める中国に対して確かな抑止力を手にする。専門家らは、それによって中国の海洋戦略は再考を余儀なくされる可能性があると指摘する。 ベトナムは2009年にロシアと交わした26億ドル(約2760億円)規模の防衛協定の下、潜水艦6隻を購入することで合意。すでにロシア製の最新鋭艦2隻を保有しており、3隻目は11月に引き渡しとなる。残り3隻も向こう2年以内に調達が完了する予定となっている。