2018年7月、ロンドン。オンラインでの売春プラットフォームを非合法化案への抗議活動に参加するセックスワーカーやアクティビストたち。Photo: Wiktor Szymanowicz / Barcroft Media via Getty Images 2021年4月、新型コロナウイルス対策の救済措置として国から支払われる事業者向けの給付金の対象から性風俗業者を外したことをめぐって、国などに対し関西の性風俗業者が原告となって訴えた裁判の口頭弁論が東京地方裁判所で開かれました。「法の下の平等を保障した憲法に反する。社会の一員として認めてほしい」という性風俗業者に対して、国側は「性風俗業は本質的に不健全。国民の理解が得られない」と反論。裁判の行方が注目されています。 そしてその第1回公判から2カ月も経たない6月1日、立川市のシティホテルで19歳の少年が、派遣型風俗店に勤務していた30代の女性と女
家事代行業に就くため多数のフィリピン人女性を採用していたニチイ学館(本社・東京都千代田区)=9日、都内で 国家戦略特区での家事代行業に就くため「ニチイ学館」(東京)に採用され来日したフィリピン人女性の一部が所在不明になった問題で、同社が2月中旬、女性たちが住む従業員寮約20カ所を抜き打ちで一斉調査したことが分かった。一部では同意なく引き出しを開けたり、部屋干しの下着の写真を撮ったりなどしたといい、女性たちは「プライバシーや人権侵害では」と訴える。(望月衣塑子) 同社関係者やフィリピン人女性によると、同社の日本人従業員は二人一組で、2月16日の午前と午後の2回、関東・関西地方と名古屋市にあるニチイと契約したフィリピン人女性が住むシェアハウス約20カ所を訪問。不在の人の持ち物も含めてベッドや引き出しの中を調べたり、写真を撮ったりして在宅勤務の態度や服装、整理整頓の様子などをチェックしたという。
独ベルリンで開かれた移民向けの性教育のワークショップ(2019年6月28日撮影)。(c)Tobias SCHWARZ / AFP 【8月31日 AFP】ドイツ・ベルリンの教室で行われているワークショップで、受講生たちが動画を見ている。ナイトクラブで出会った2人の男女が、酒を飲み、笑い、ダンスをしてキスをする。 そこから動画内の雰囲気が一変し、教室内の雰囲気も変わった。男性が女性を自宅に連れて行き、ドアに鍵をかけ、帰ろうとする女性をレイプする。 残酷な動画が終わると、30代の男性参加者7人はコメントを求められた。いずれもシリア、イラク、アフガニスタンからドイツに渡って来た移民だ。中には子持ちの男性もいる。 「彼女は飲み過ぎだ。(だから)一緒に寝ている」と一人が言い、動画に出てくる男性は女性が酩酊(めいてい)状態にあることに付け込んで虐待したと話した。 ノルウェーの団体が主催したワークショップ
なぜ兵士は慰安所に並んだのか、なぜ男性は「慰安婦」問題に過剰反応をするのか――戦前から現代まで男性を縛る“有害な男らしさ” 女性史・ジェンダー研究家の平井和子氏 【特集「慰安婦」問題を考える】第1回では、「慰安婦」問題について国際的に非難されているポイントや日韓対立の本質に迫った。第2回では、「慰安婦」問題の“加害者”である日本軍兵士に目を向けてみたい。家族のためにと戦地に赴き、時間があれば親やきょうだいに向けて手紙を書いていた“善良な市民”である彼らは、なぜ慰安所に並び、敵地で女性をレイプしたのか? 慰安所に並んだ兵士と、並ばなかった兵士の分岐点は何か。『戦争と性暴力の比較史へ向けて』(岩波書店)の編著者の一人で、同書の中で「兵士と男性性」を記した女性史・ジェンダー研究家の平井和子氏に話を聞いた。 【特集】「慰安婦」問題を考える第1回 今さら聞けない「慰安婦」問題の基本を研究者に聞く――
コンゴの少年兵問題についてのイベントに行った時、幼い頃誘拐されて少年兵になった人がスピーチをしていた。コンゴの紛争は先進国の電子機器作ってる会社がコンゴからレアメタル購入してて、その金で紛争が続いていると。そこに日本企業の名前が並んでた。私の一眼レフを作ってる会社もあった。
バングラデシュのヌスラト・ジャハン・ラフィさんは、学校で灯油をかけられ、火をつけられた。その2週間ほど前、ヌスラトさんは校長による性的加害行為を届け出たばかりだった。 勇気ある性暴力の告発と、火をつけられてから5日後の死と、その間に起きたことの全てが、バングラデシュ国民の心を引き寄せた。そして、南アジアのこの保守的な国で、性暴力の被害者がどれだけ弱い立場にいるかに注目が集まった。 ヌスラトさんは、首都ダッカの南約160キロにある小さな町フェニの出身で、当時19歳だった。イスラム教の学校、マドラサで勉学に励んでいた。3月27日に校長室に呼ばれ、校長に不適切な方法で繰り返し体を触られたとヌスラトさんは話した。事態がそれ以上悪化する前に、校長室から走って逃げたという。
※もしかして、わたしのこと? 日々の生活の中でわたしの一番のよろこびはその日のギャラを握りしめてちょっと贅沢なダイニングやバーにおもむき、美味しいご飯とお酒をいただくことです。わたしの仕事は誰かと一緒に出勤したり退勤したりするものではありませんから、だいたいの場合はひとり。一人飲みなんて何が楽しいんだって言ってくる人がいますが、そういう人にわたしは逆に聞きたいんです、ハードな肉体のお仕事が終わったあとに誰に邪魔されることもなく、気を使うこともなく、食べ方を気にすることもなく、美味しいものをいただくことが楽しくなくて人生の何が楽しいのでしょう、と。 ちょっと前に「ワカコ酒」という漫画が流行ったかと思うんですが、本当にあんな感じに「ほ~」としながら飲んでるんです。最初のうちは。 ちょっといいところで飲む理由は、自分へのご褒美をケチりたくないからだけではありません。そういうところには、カウンター
松浦氏もこれをリツイートしています。 しかし、一連の議論はそもそも事実なのでしょうか? 野党批判のために持ち出された「女湯の利用拒否が差別」への疑問結論から言えば、野党が提出しているLGBT差別解消法案に関する議論において「手術を受けていないトランスジェンダー女性の女湯からの排除が差別である」なんて話はそもそも出ていないのです。 また差別に対する罰則も設けられていません。「男性器のある人を女湯に入れるのを拒んだら罰せられる」というフィフィ氏のツイートは、二重の意味でミスリードとなります。 この議論は二つの方向から行うことができます。 一つは、LGBT差別解消法案の文章を読み解くアプローチです。 法案を読めば、「差別したら罰せられる」との議論が事実無根であることが分かりますし、事業者に求められている内容もわかります。 現在の野党案が事業者(企業など)に求めているのは、「性的指向または性自認に
EUの女性に対する暴力の調査を日本でもやった先生たちの調査結果報告について[1]これ、龍大のページではWORDのままで開けない人がいるかもしれないので、PDFにしておきますね。 、フェミニストの小松原織香先生が加えたコメントに、正体不明自称プログラマのuncorrelatted先生がコメントをつけて、ちょっと話題になってました。 http://d.hatena.ne.jp/font-da/20181028/1540696942 http://www.anlyznews.com/2018/10/blog-post_29.html このFRAという組織の調査の概略や調査票をめくってみたんですが、さすがEU進んでますねー。 女性に対する暴力はいろんな事情で当局に通報されないものが多い、つまり暗数が多いっていうのが問題だというのは広く理解されていて、この調査はそれがどれくらい存在しているかを推測す
ネット右翼研究の第一人者たる古谷経衡さん。最新作『愛国奴』では、小説の形で「保守ムラ」の言論人やそのフォロワーである「ネット右翼」たちの世界の裏側を暴露したことで特定の界隈を震撼させている。 一方、本サイトの人気寄稿者、安田峰俊さんの新刊『八九六四』は、天安門事件活動家たちの「その後」を精力的に取材した労作である。 ともに1982年生まれの安田さんと古谷さん。じつは、在学中の面識はないものの同じ立命館大学文学部史学科卒なのだ(入学年は安田氏が1年早い)。 二人の新刊を出発点として、日本における最新の愛国事情について対談をしてもらった。 ◆◆◆ みんな天安門事件にそんなに興味があったの? 古谷 『八九六四』は、1989年に中国で起きた六四天安門事件にかかわった二十数人の市井の中国人や活動家の取材記でした。ただ、天安門事件って、個人的には知っているようで知らないんですよね。 安田 世代によりま
リンク Pouch[ポーチ] 街を歩く女子にふりかかるハラスメント「キャット・コーリング」…告発するドキュメント動画&胸スカすぎるパロディー動画を両方見てみて! 「駅で女性にわざとぶつかって進む」「歩きながらセクハラをする」……そんな卑劣な行動をとる男性の存在が、ネット上で話題になった昨今。 こうしたニュースが出るにつけ … 1 user 5 リンク YouTube 10 Hours of Walking in NYC as a Woman Creator/Owner/Director: Rob Bliss Creative- A Viral Video Agency - http://robblisscreative.com/ Business/Media Contact: rob@robblisscreative.com Video Effect... 15981
なぜ、セックスワーカーが差別されるのか。なぜ、法によってセックスワークを規制するのか。 どうしたら人権侵害をなくせるのか。より良い支援のためには、なにが必要なのか・・・ 性風俗や性売買にまつわるステレオタイプをくつがえし、当事者視点で大胆に問いを立て直す。 セックスワーカー当事者と研究者・支援者・ライターたちが協働で書き上げた、性と人権を学ぶ人に必携の一冊。 世間ではあまり知られていない、セクシュアルマイノリティのセックスワークについての記述も多数。 日本の性風俗年表、性風俗産業構成表など、巻末付録も充実! はじめに 第0章 セックスワークという言葉を獲得するまで ―1990年代当事者活動のスケッチ/ブブ・ド・ラ・マドレーヌ ▼第1部 社会の中のセックスワーク 第1章 誰が問いを立てるのか ―セックスワーク問題のリテラシー/要友紀子 第2章 セックスワーカーとは誰のことか ―社会の想定から
アメリカで、「インセル」と呼ばれる一部の「非モテ」が過激化し、テロ事件を起こして社会問題となっている。興味深いのは、そんな彼らのなかにはトランプ支持者が多いということ。彼らのコンプレックスに満ちたメンタルや、「インセル 」という集団の由来を注意深く探っていくと、トランプを生んだアメリカという国の一側面が浮かび上がってくる。 続発する非モテたちの犯罪 今年の4月、カナダ・トロントの路上で、レンタカーが通行人に突っ込み、10名を殺害して多くに重軽傷を負わせるという事件が起こった。死者の多くは女性だった。 この種の攻撃からは、どうしてもイスラム過激派によるテロを想起してしまうわけだが、犯人は25歳のアレック・ミナッシアンという白人男性で、イスラム教との接点はおろか前科すらない人間だった。 しかし驚くべきことに、彼はある種の過激思想によって突き動かされた、まごうことなきテロリストだったのである。問
カナダで車が歩道に突っ込んで歩行者10人が死亡した事件で、容疑者の男が事件の直前、ソーシャルメディアに女性に好かれないことへの怒りのメッセージを投稿していたことがわかり、警察は動機の解明につながるものとして調べています。 地元の警察は24日、会見を開き、ミナシアン容疑者が事件が起きる直前、ソーシャルメディアに女性に好かれないことへの怒りのメッセージを投稿していたことを明らかにしました。 また、投稿の中でミナシアン容疑者はアメリカ西部カリフォルニア州で4年前、女性に好かれないことへの不満を動機に銃で6人を殺害し、自殺したとされる男を称賛していたということです。 これまでのところ、カナダ政府は組織的なテロの可能性は低いという見方を示していて、警察はこうしたソーシャルメディアへの投稿の内容が動機の解明につながるものとして詳しく調べています。
TBSの元ワシントン支局長からの性暴力を告発したジャーナリスト、伊藤詩織さん(28)が3月中旬、ニューヨークの国連本部で開かれた女性地位委員会(CSW)に参加し、国連記者協会(UNCA)が主催した記者会見で日本の国外で初の記者会見を行った(元支局長は不起訴処分が決定)。 CSW関連イベントに参加したニューヨーク市司法当局者は、伊藤さんの証言を聞いて、「強姦や性暴力に対する法律は、ニューヨーク市が(日本より)ずっと進んでいる」と指摘した。 記者会見とイベントで伊藤さんは、被害に遭った当時、東京で性暴力被害者を支援する非営利法人(NPO)がたった一人で運営されていたこと、病院の女医にモーニングアフターピルを頼んだところ「いつ失敗しちゃったの?」と聞かれて、何が起きたのかも聞いてもらえなかったこと、人形を相手に事件を再現するところを複数の警察官が撮影した事実などを述べた。被害者である上に、こうし
はじめに 先日、広辞苑の「フェミニズム」の項目が新しくなったというニュースがありました。以前は「女性の社会的・政治的・法律的・性的な自己決定権を主張し、男性支配的な文明と社会を批判し組み替えようとする思想・運動。女性解放思想。女権拡張論」という説明だったのが、最新の第7版では「女性の社会的・政治的・法律的・性的な自己決定権を主張し、性差別からの解放と両性の平等とを目指す思想・運動。女性解放思想。女権拡張論。」という説明になったそうです。「男性支配的な文明と社会を批判し組み替えようとする」が「性差別からの解放と両性の平等とを目指す」に変わっています。「平等」という文言が入ったのは、明日少女隊というグループの活動の成果であり、敬意を表したいと思います。 けれど個人的には、「平等」という言葉が入ることでフェミニズムのイメージが変わるかというと、必ずしもそんなことないのではないかという気もしていま
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