原因はインターネット?昨年末から、大宅壮一文庫が苦境を迎えているとさかんに報じられています。大宅文庫とは、ジャーナリスト・大宅壮一が1971年に開いた有料の雑誌図書館。ここが一躍注目されたのは、1974年に立花隆を中心とした『文藝春秋』の取材班が田中角栄首相の金脈問題の調査に使い、最終的には辞職にまで追い込んだからです。その後、長い間マスコミや卒論を書く学生に重宝されてきた場所でした。 しかし、近年は利用者数が減り、経営危機に陥っていると報じられています。 『NHK NEWS WEB』「『大宅壮一文庫』が存続の危機に」(2016年6月25日)朝日新聞デジタル「大宅壮一文庫、赤字続く マスコミ利用『雑誌の図書館』」(2016年5月30日)毎日新聞「大宅壮一文庫 ネットで苦境」(2016年1月25日)産経新聞「大宅壮一文庫が利用者減で存亡の危機に陥っていた! 『雑誌にこそ人間のドロドロした本性
【朗報】ちょうど70年前に息を引き取った曽祖父の本が、遺族に承諾なく勝手に全世界で出版されていた件 by kohki · 2015年8月11日 どうも、私です。 このブログ記事は、カフーツのブログJelly vol.35の参加記事です。 で、掲題の件です。 私の曽祖父を紹介します まずは、曽祖父についてです。ひいおじいちゃんです。名前は、西亀正夫、と言います。西の亀、と書いてニシキ、と読みます。 さすがにWikipediaに記事はないのですが、ひいおじいちゃんについては、学術研究書が出版されていて、そのPDFも一般に公開されているので、興味ある方はどうぞ。 一言で言うと、曽祖父は戦前の地理学における研究教育者だったとのこと。このあたり、鉄道オタクである私には親近感を覚えます。 日本だけにとどまらず、世界地理にも通じ、満州や樺太などにも研究旅行に言ったそうです。 明治16年(1883)広島生
印刷 関連トピックスTwitterブログ日立製作所 日立製作所は全国の図書館や研究機関が所蔵する資料を検索できる国立国会図書館の検索サービスを刷新した。外部データベース(DB)を検索するために複数あったサービスを一つに統合。国会図書館、学術情報機関、自治体や大学図書館、博物館など210のDBから本、新聞、雑誌、映像資料を検索できる。オンライン書店へのリンクを貼ることで、国会図書館で資料を借りるだけでなく購入まで支援。利用者が希望する本にたどり着けるようにした。 刷新した検索サービス「国立国会図書館サーチ」(NDLサーチ)は84のDBから収集した約7000万件の資料の直接検索が可能なほか、126のDBを横断検索できる。大量データを分散処理する技術「ハドゥープ」を活用。毎日更新される検索対象データを分類ごとにグループ分けする用途に利用する。 アマゾンなど八つのオンライン書店のリンクを検索
国会図書館は年末年始にOPACの入れ替えをやった。その結果、ひどいことになった。 図書から雑誌記事まで全部検索するのがデフォルトなので、いちいち全解除しなければならない。それはまだよろしいが、スラッシュを入れての検索ができなくなったのである。 たとえば「文学」という雑誌を検索しようとして、普通に「文学」と入れたら、膨大な「文学時代」や「文學界」まで全部出てくるから、以前は「/文学/」とすればよかったのに、その機能が消えてしまったのだ。これはとんでもないことである。 電話して訊いたが、どうやらこの重大事態を全然理解していないらしく、私が「たとえば林秀雄という人を検索しようとすると、小林秀雄まで引っかかってくるわけでしょう」と言うと、「それはnot検索をすれば」と言う。分かっていないのである。そこで、「じゃあ林光って人はどうするんですか。小林光雄とかそういうのがみんな引っかかってくるんですよ」
2011 年 2 号(通号 17 号) NDL 書誌情報ニュースレター 目 次 「国際」規格であるということ--ISO/TC46 会議 シドニー大会報告 (収集・書誌調整課 河合 将彦) 1 「国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス(Web NDL Authorities)開発版」 を公開しました (収集・書誌調整課 書誌調整係) 3 お知らせ:博士論文の遡及入力が終了しました (関西館 収集整理課 整理係) 9 お知らせ:講演会「MARC21 フォーマットについて―Aleph システム導入の経験か ら」開催について (収集書誌部) 10 コラム:書誌データ探検 分類(2) 分類表の解釈:「日本十進分類法新訂 9 版分 類基準」 (国内資料課 高橋良平) 11 掲載情報紹介 14 編集者からの一言 16 ISSN 1882-0468 ISSN-L 1882-0468 NDL 書誌情報ニ
本日、「国立国会図書館サーチ(開発版)」(以下 "NDL Search")が公開されました。このサービスでは、私たち Project Next-L の開発している図書館システム"Next-L Enju"が利用されています。 Enjuの開発には、さまざまな方々から多大なるご協力をいただきました。また、このサービスはEnjuだけでなく、書誌の収集や同定など、多くのシステムで構成されているものであり、それぞれのシステムに多くの方々が携わっています。関係者のみなさまには、ここで改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。 NDL Searchそのものに対しては稿を改めるとして、まず現在のEnjuのことから触れさせていただければと思います。 改めてProject Next-Lの初期に書かれた「このプロジェクトについて」を見ると、プロトタイプとはいえども最も早い段階で、中小規模の図書館ではなく国
■ 国会図書館の施策で全国の公共機関のWebサイトが消滅する 岡崎図書館事件(5) 平成22年4月1日施行の改正国立国会図書館法に基づき、国立国会図書館が、国・地方公共団体等の公共機関を対象に、インターネット上で公開されている資料のWebクローラによる収集を開始したという。その説明資料によると、クローラのアクセス間隔の基準は「1秒以上」だという。中野区立図書館の場合、/robots.txt が置かれておらず、セッションタイムアウトは実測で600秒*1であることから、1秒間隔でクローラが来ると*2、散発的につながらない状態がしばしば発生すると思われる。 目次 /robots.txtで自ら姿を隠す公共図書館 国立国会図書館法第25条の3第2項に違反 国会図書館が公共機関のWebサイトを消滅させる虞れ /robots.txtで自ら姿を隠す公共図書館 中野区立図書館や岡崎市立中央図書館は、三菱電機
国立国会図書館では従来、劣化した資料については、その保存と利用の両立を図るため、マイクロ形態に変換して利用に供してきましたが、近年のデジタル技術の発達に伴い、今年度から媒体の変換手段についてはデジタル化を基本とすることとしました(詳しくは「資料デジタル化について」をご参照ください。)。これに関しては、著作権法の改正もあり、国立国会図書館においては、資料の滅失、損傷、汚損を避けるため、原資料に代えて利用に供するためにデジタル化することが可能となったところです。 今回のデジタル化作業のために利用停止となる資料と期間は下記のとおりです(詳しくはデジタル化作業に伴う原資料の利用停止のお知らせをご参照ください。)。資料はいずれも、東京本館で原資料を利用に供しているものです。 ■利用停止資料 ●戦前期刊行和図書の一部 約7万3千冊 ●戦前期刊行和雑誌の一部 約2万7千冊 ●古典籍資料室所蔵
国立国会図書館が所蔵する書籍のデジタルデータをインターネット上で有料配信する構想について、日本書籍出版協会と日本文芸家協会などは4日、「日本書籍検索制度提言協議会」を設立すると発表した。 権利処理やビジネスモデルのあり方などについて議論、来春までに提言をまとめる。 協議会には、両協会と著作権に詳しい松田政行弁護士らが参加、国会図書館の長尾真館長も相談役として加わる。他の関係団体にも参加を募っている。 記者会見で、日本書籍出版協会の小峰紀雄理事長は「出版界にとってデジタル化は諸刃の剣で、適正に利用される環境を作ることが必要」と話した。また、国会図書館の長尾館長は「著作者、出版社などに迷惑をかけない形で、国会図書館の膨大な情報を配布するモデルを作らなくてはならない。協議会ができるのは素晴らしい」と評価した。
国立国会図書館(東京・千代田区)は2009年度中にも新たな情報検索サービスを公開する。同図書館には全国各所にある図書館の司書から、利用者に依頼された資料を探すための問い合わせが年間6万件以上ある。問い合わせ情報をデータベース化して利用者の要望を分析し、利用者自身で欲しい情報にたどりつけるように情報の提供方法を見直す。利用者の利便性を向上させるとともに、図書館の担当者の業務を効率化したい考えだ。 国会図書館には現在、8つのデータベースがある。書籍の要約と登場する人物名などを整理した「書誌データベース」をはじめ、データベースごとに異なる分類で情報が蓄積されている。加えて国会議事録検索システムや児童書総合目録など、約60種類の外部データベースの情報も閲覧できる。だが、これらのデータベースを横断して検索できなかったため、どのような情報がどこに収められているのかを理解している利用者でなければ、情報を
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