武蔵境駅南口に7月9日、図書館機能を持つ複合施設「武蔵野プレイス」(武蔵野市境南町2、TEL 0422-30-1905)がオープンした。 地下の図書館を1階から覗くことができる(関連画像) 同施設は地上4階、地下3階、延べ床面積は9809.76平方メートル。総事業費は約45億円。1973(昭和48)年に、「農水省食糧倉庫跡地払い下げの要望書」を提出してから実に38年の歳月を経て完成した。 全ての窓が楕円(だえん)形だったり、地下階の天井がガラス張りになっていて上からのぞける構造や、随所に曲線が用いられているなどユニークな建築物。設計したのは「kwhgアーキテクツ」(新宿区)の川原田康子さん。「ルームが連続してつながって柔らかなイメージに。ブラウジングというコンセプトで、うろうろと歩いているうちにさまざまな人や情報と出会えることができる構造にもなっている」と同施設管理係の齋藤さん。 4階のワ