— 学生の地頭は、高校名で決まる これは、新卒マーケットに存在する『定説』だ。いわく、出身大学よりも出身「高校」のほうが、学生の地頭を測るには正確だというのだ。だから企業によっては「出身高校」を見るのだ。だが、もしこの説が本当であれば、大学とはいったい「何を学ぶ場所」なのだろうか? 今回、この疑問を東京大学の名誉教授である早野龍五氏にぶつけてみた。北野唯我の『激論』シリーズ、二人の白熱する議論をお楽しみください。 「こんな時代に大学で学ぶ。そこに、意味はあるのでしょうか? 早野先生」 早野龍五(はやのりゅうご):物理学者。東京大学大学院理学系研究科元教授、現同大学名誉教授。専門はエキゾチック原子。世界最大の加速器を擁するスイスのCERN(欧州合同原子核研究機関)を拠点に、反陽子ヘリウム原子と反水素原子の研究を行った。『知ろうとすること。(糸井重里共著、新潮社・新潮文庫)』 北野:新卒マーケ
「数学は宗教だ」 と、大学3年生のとき、ある授業で先生が言いました。 そのときのことは、10年以上経った今も、ありありと覚えています。 --------------- 数学は哲学だ、と言われるけれど違います。 哲学は、定義することを目的にした学問だからです。 数学は、定義から始める学問です。 定義から始めるのは、宗教です。 私たちは「√2がある」「数学は存在する」という信仰の下で、数学をしているのです。 --------------- なんて、説得力のある話なんだ…!と思って、二十歳そこそこの私は、めちゃくちゃ感動したのでした。 数学は「公理」というものからスタートします。 自然数(1,2,3,4…)を構成するときも、「1の存在」等を、証明無しで認めるのです。 数学には、「なぜ?」を問わないスタート地点があり、そこから、論理で繋いで、定理や公式等の結果を導いていきます。 *** 名作「塩狩
高専在学中にAV女優として活動を始め、デビュー当時から今に至るまでアダルトビデオ界のさまざまな賞を受賞している紗倉まなさん。歌手やタレントとしても活躍の幅を広げる一方、近年は小説家としても活動しており、AV女優を志すことで、母や家族との関係が変わっていく姿を描いた小説『最低。』(2016年)が、実写映画化されることになりました。周囲から偏見を持たれやすい職業を通して、自分自身の内面や家族と向き合う時間も長かったという紗倉さんに、家族のことから、自分自身の心を守る方法まで語っていただきました。 裸一貫になる仕事を始めたことで、覚悟が決まった。 ─はじめに、紗倉さんがAV女優をめざした背景には、どんな思いがありましたか? 紗倉:AV女優に興味を持ったきっかけは、父親のAVを盗み見したことで(笑)。出られていた女優さんがとても綺麗で、堂々と裸を見せられる潔さもいいなと思い、その美しさに感動したん
「自分の『好き』を極めれば、それで生活できるようになります」 って言う人は、たいてい、「好き」と「稼げる」の積集合が大きい。 (これを「一致タイプ」と呼ぶことにする) 一致タイプの人には、 「なんで、みんな、やりたくもない仕事をやってるの? 好きなことを仕事にすればいいじゃないか!」 って、思ってる人が多い。 太古の昔から、一致タイプの成功者は、佃煮にするほど生息数が多い。 それほどまでに、一致タイプは、成功しやすい。 けれど、「好き」と「稼げる」の積集合が、空集合になってる人もたくさんいる。 (これを不一致タイプと呼ぶことにする) 不一致タイプの人たちにとっては、 「自分の『好き』を極めれば、それで生活できるようになります」 という一致タイプの人たちが唱える言説は、人生を蝕む呪いとなる。 経営者や上司が一致タイプで、部下が不一致タイプだと、悲惨だ。 経営者や上司は、仕事が好きなのは当然だ
なんですか、そのありがた迷惑なプレミアムフライデーとやらは──。 サイボウズが9月13日に日本経済新聞で掲出した「働き方改革、楽しくないのはなぜだろう?」の意見広告。その日の朝、1件の電話がありました。 電話の主は、プレミアムフライデーを発案・推進する経済産業省の方。「これはやりすぎた、怒られるのでは」と思いきや、どうやらそうではない様子。 その後「意見交換」として、消費・流通政策課 課長の林揚哲さんがサイボウズに来社。代表取締役社長 青野慶久と林さんのプレミアムフライデーについての議論は、「働く人の自立と休み方」へと発展していくのでした。
先日、選択的夫婦別姓を実現するために訴訟を起こすことを決めました。その内容は、今回担当していただきます作花弁護士のブログを参照いただければ幸いです。(追記:私のこちらのエントリーにもまとめました。) ちなみに作花弁護士は、2年前に再婚禁止期間で違憲判決を勝ち取り、民法改正につなげた敏腕弁護士です。(参考記事:「再婚禁止期間」は憲法違反 最高裁大法廷) 今回、私たちが訴訟することが毎日新聞のニュースになり、ヤフージャパンのトップページで取り上げられたり、検索ランキングで瞬間的に1位になったり、はてなブックマークが800以上もついたり、大きな反響がありました。 はてブのコメントを見てもわかるように、選択的夫婦別姓に賛成・応援する方が多数派のようです。しかし、一部からは懸念や反論をいただいていますので、さらに議論を進めます。 ただし、2つの原則を前提とします。それは、 1. 一人ひとりのニーズを
どうもせせりです:) 19歳の頃からほぼ1人でRailsでWebサービスを作り始めて早7年 紆余曲折ありなんだかんだで作ったサービスは30個ほどになりました 7年ほど前に一番最初に作ったTwitterアカウントで「僕の夢は25歳までに3億円を稼いで残りの人生を楽しむ事です」などと言っていました あれから7年がたち26歳になり、3億円は無理でしたが残りの人生贅沢しなければ働かずに生きていけるくらいにはなりました Rails勉強会、ハッカソン、未踏、などなど色々参加していましたし、狭いRails界隈なのでもしかしたら勉強会などでお会いした方は覚えている方もいるかもしれません 色々お話を聞いてくださりアドバイス下さった先輩方ありがとうございます あの頃の初心者は無事に夢にたどり着きました! 振り返ってみれば訴訟起こすぞって怒られたり、警察から電話がきたり、サーバー会社にサービス止められたり、サー
つらいことがあったとき、どうやって前に進んできましたか? 人生には、ときに受け止められないほどの悲しい出来事が起こります。どんなにつらくても、頑張らなければいけないしんどい場面もあるものです。そんなとき、悲しみを分かち合って助け合える存在がいれば、ゆっくりながらまた前に進むことができる。そう実感したことがある方もいるかもしれません。 京都で暮らす木本努さんも、そのひとりです。 「今日も野球、楽しかったなあ。」 「おとうさん、今日の晩ご飯は何にするん?」 そんな親子の会話が聞こえてきそうな、1枚の写真。後ろ姿からも、仲の良さが伝わってきます。これは、木本さんご家族のいつもの光景です。 お父さんの木本努さんは、シングルファーザー。8年前に妻をガンで亡くしてから、3人の子どもたちをひとりで育ててきました。 ここ数年でやっと、冗談も交じえつつ妻の話ができるようになってきたんです。 木本さんは、大き
ゼロ秒思考とは? ゼロ秒思考とは、2013年12月に発売された『ゼロ秒思考』(著:赤羽雄二さん)というビジネス書で紹介されているメモ書き手法および、それによって達成される思考スピードのことだ。 これは、「A4の紙に1件1ページ、4~6行、各20~30字を書く。ゆっくり時間をかけるのではなく、1ページを1分以内にさっと書く。朝起きてから寝るまでの間、1日に10ページ書く。」という非常に簡単なルールに基づくメモ書きの方法だ。効果はすぐに感じることが出来るので、非常に人気の高いメモ書き手法の一つとなっており、日本には多くのマニアが多く存在する。私もその一人だ。 頭が整理されて新しいアイディアが出たり理解が深まったり、不安や焦りを和らげたり、ポジティブになって自信が付くなど、色々と嬉しい効果が出る。でも、普通に、なんとなくメモ書きをするだけだとそのような効果は少ししか得られない。期待された効果をフ
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