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ブックマーク / toyokeizai.net (199)

  • 日本の中高生だけが柔道で亡くなる驚きの実態

    世界100余国の人権状況を調査・モニタリングしているヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW/部 ニューヨーク)が7月20日、日のスポーツにおける子どもの虐待やハラスメント調査報告をするオンライン会見を開いた。 25歳未満のアンケート回答者381人のうち、19%がスポーツ活動中に叩かれるなどの暴力を受けたと回答したという。オリパラの経験者を含め、800人以上にインタビューなどで実施した調査は「数えきれないほど叩かれて」と題した報告書にまとめられた。 HRW職員や弁護士らとともに、ただ1人被害者家族として登壇したのが、「全国柔道事故被害者の会」の一員として活動してきた小林恵子さん(70)だ。 「全柔連(全日柔道連盟)は真剣にこの問題に取り組んでいると感心しているが、残念ながら現場には届いていない。指導者が変われば事故はゼロになる」と訴えた。 中学校での練習中、息子が脳に重度障害を負った 2

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  • 日本の最低賃金「メキシコ並み」OECD25位の衝撃

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  • コロナ禍「経済優先」したスウェーデンの悲惨

    欧州で新型コロナウイルスが出現して以来、スウェーデンは独自の社会実験で世界から注目されてきた。パンデミック中に政府がほとんど行動制限を加えず、通常の生活を続けるとどんなことになるのかは、スウェーデンを見ればわかる。 スウェーデン方式の成果はこうだ。まず死者数がロックダウン(都市封鎖)を実施した近隣諸国を大幅に上回った。そして経済も近隣諸国と似たようなダメージを受けている。 「当に何のメリットもなかった」と語るのは、アメリカのワシントンDCに部を置くピーターソン国際経済研究所のジェイコブ・カークガード上級研究員だ。「自ら傷口を広げただけで、経済的に何の得にもなっていない」。 健康を犠牲にしても経済は回復しない スウェーデンの経験は、スカンジナビア半島から遠く離れた地域とも無関係ではない。新型コロナの感染が恐るべき速度で拡大しているアメリカでは、トランプ大統領に背中を押される形で多くの州が

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  • 「コロナはただの風邪」と言う人が知らない事実

    新型コロナウイルス感染症(COVID-19、以下「新型コロナ」)の「第2波」と呼ぶべき感染の再拡大が足元で続いている。東京都では7月12日の新規感染者(陽性者)が206名に上り、4日連続で200人を超える水準が続いている。 一方で、TwitterなどのSNS上では新型コロナの危険性を軽視する風潮が一部に見られる。個人批判が目的ではないので個別に挙げることは避けるが、「コロナはただの風邪」あるいは「コロナは茶番」といったフレーズを多用し、新型コロナへの注意を呼びかける専門家、著名人、あるいはマスメディアを批判することが多いようだ。 彼らの論拠には「陽性者数が増えているのは単に検査数が増えているから」「重症者や死亡者は増えていない」「罹患しても若者の死亡率は低い」などがある。しかし、いずれの説も新型コロナに関するデータの特性や注意事項を把握しているとは言い難い。ひとつずつ検証していこう。 陽性

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  • 日本人は「格差拡大」の深刻さをわかっていない

    新型コロナウィルスの感染は続いているものの、多くの人々は「普通」の生活を次第に取り戻しつつある。そんな「ウィズ・コロナ(withコロナ)」の社会状況を前に「このまま放っておくと、格差拡大が加速する」と警鐘を鳴らす社会学者がいる。 早稲田大学人間科学学術院の橋健二教授だ。『アンダークラス 新たな下層階級の出現』『新・日の階級社会』などの著書を持つ橋教授は、コロナ後のどこに危機感を抱いているのか。 「リーマンショックから何も学んでいない」 橋教授は、資主義社会のいちばん下に位置してきた労働者階級のさらに下に、より雇用が不安定で低賃金の非正規雇用労働者らで構成される「アンダークラス」が日で生まれたと指摘している。これによって極端な格差が構造的に固定されるようになり、そうした状態を「格差社会」を超えた「階級社会」と定義し、その解消を訴えてきた。 橋教授は、コロナ後の社会で最大の懸念は

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  • 黒人差別を肯定した「風と共に去りぬ」のヤバさ

    アメリカで人種差別撲滅のための「Black Lives Matter」運動が続く中、映画『風と共に去りぬ』がストリーミングサービス「HBO Max」の配信ラインナップから削除されたことが話題を呼んでいる。 映画史に残る不朽の名作が問題視された理由は、「奴隷制を肯定的に描いたり」「南部戦争以前の南部を賛美したり」しているからだと言われている。 「問題と思われるシーンがあるなら、そこを削除すればいいのでは」という意見も聞いた。しかし、それでは問題は解決しない。 “不朽の名作”はなぜ削除されたのか? 今、どうしてこの映画が問題視されるのか。それを語る前に、背景をクリアにしておきたい。まず、配信中止を決めたのはワーナーメディアのストリーミングサービスHBO Maxのみで、アメリカで『風と共に去りぬ』が見られなくなったわけではない。また、HBO Maxの措置は、あくまで一時的なものである。 次に、ワ

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  • 「〇〇美術館展」にたいした作品が来ないワケ

    新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言で、美術館や博物館が全国的に休館した。美術展に足を運びたい、再開館したらどの展示を見ようかと心待ちにしている人も多かっただろう。完全予約制や入場制限などの感染症対策を取りつつ徐々に再開館しているが、企画展などの再開は当面先といった対応を取っているところも多い。 拙著『美術展の不都合な真実』でも詳しく解説しているが、この機に「美術展」のウラオモテを、元企画者の立場からお話ししてみたい。まずは美術展における主な2タイプ、個展と「〇〇美術館展」の違いからだ。 個展とは、ある画家による作品群をそろえて見せるもの。この個展と正反対となる作りの展覧会が「〇〇美術館展」だ。ルーヴル美術館展、プラド美術館展、コートールド美術館展など、言ってみればこれらは海外の大美術館のコレクションが「引っ越し」してきたようなもので、これを「〇〇美術館展」や所蔵作品展と私は言って

    「〇〇美術館展」にたいした作品が来ないワケ
    white_rose
    white_rose 2020/06/06
    ちょっと面白かった。企画展がんばってほしい。/混むやつは時間制でチケット販売してほしい。
  • 岩田健太郎「よく走る人ほど風邪ひきやすい訳」

    巷では「〇〇をべたら治った!」みたいな話が出回っているようですが、基的に取るに足りません。今のところ、新型コロナウイルスに関して「これをやったら治る」とか「予防に効く」ような品はありません。 何しろ、現在の段階では、堅牢な臨床試験で証明された治療薬が存在しないわけですから、「私はこれ飲んだら大丈夫だった」みたいな納豆とかヨーグルトとか、ホメオパシーのレメディみたいなやつも全部でたらめだと思っていい。 そもそも、一般論として「免疫力アップ」という言葉はだいたいインチキだと思っていいんです。 ステロイドとか免疫抑制剤のように、免疫力を「下げるもの」の候補は世の中にたくさんあります。あとで説明しますが、免疫力を下げる行動もたくさんあります。 そもそも「免疫力」とは何か? でも、免疫力を総合的に上げる方法って、ないんです。それを理解してもらうために、「そもそも免疫力とは何なのか」についてお話

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  • 中村文則「僕は小説家だからこそ恐れずに言う」

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  • コロナで最も変わった国はフランスではないか

    第1次および2次世界大戦の開戦時、フランス政府は壊滅状態に陥ったものの、最終的には戦勝国となった。これは、フランス政府がお粗末な初動を経て今では新型コロナウイルスとの戦いにおいて他国にリードしている、と願うフランスのジャーナリストたちがこのところよく使う比喩だ。 フランスのメディアプロダクション会社Hikariの代表を務めるアンソニー・デュフォ氏は、「コロナという疫病に対するエマニュエル・マクロン大統領の最初の反応は人種差別主義と傲慢が混じったものだった。アジアで14年間暮らした後、4年前にフランスに帰国したことを後悔したのは今回が初めてだ。中国政府ですらコロナウイルスへの対応においてミスがあったと認めたのだ。フランスではなくてね」と不満をもらす。 180度の政策転換を迫られている フランス政府の当初の反応は、コロナウイルスに効果的に対処してきたアジア諸国を口汚く非難することだった。人の移

    コロナで最も変わった国はフランスではないか
  • コロナで最も変わった国はフランスではないか

    今では10万人の警察官が犯罪の取り締まりではなく、外出禁止令の徹底にあたっている。この間、薬物ディーラーや泥棒をはじめとした犯罪者が街中に野放しにされているのに、だ。 外出禁止のため、親は自宅で仕事をしている。フランスの学校はZoomなどのビデオ会議システムを使って「バーチャル教室」を立ち上げて授業を続けている。試験は延期された。 「マスク」に対する姿勢も一変した 同様の取り組みを行っている東京にあるインターナショナルスクールの教師は「子どもたちは総じてうまく対応している。課題を定期的に送っており、彼らを信頼すれば、彼らはそれに答えてくれる」と話す。 ところが、フランスでは教育大臣が「児童の8%が途方に暮れた状態だ」と主張する。平時から親に放任されたてきた子どもたちに大人の目が行き届かないのだ。 ウイルス検査に対する姿勢もちぐはぐな状態が続いている。政府は当初、日同様、徹底的な検査は必要

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  • 中国で小児コロナ患者「2000人超」の深刻度

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  • 休館中サンリオピューロランドが話題沸騰の訳

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    white_rose
    white_rose 2020/03/25
    プロモーション上手いな。再開したらコアファンが駆けつけるよねこれ。
  • がん発見「腫瘍マーカー検査」の知られざる真実

    がんがあっても異常値が出ないという大きな欠点 がんに関わる検査の中で、「腫瘍マーカー」ほど、その目的を誤解している人が多いものはないと思います。 私が外来診療をしていてよく患者さんから言われるのが、「がんかどうかを調べてほしいので腫瘍マーカーを検査してください」というセリフです。 患者さんの発想は、「腫瘍マーカーが高いとがんの可能性がある。低ければがんではないと考えて安心できる」というものでしょう。しかし、残念ながら腫瘍マーカーを「がん早期発見のためのツール」として使うことは、一般的には不可能です。 ここであらためて、「腫瘍マーカーとは何か」ということに関して簡単に解説します。 腫瘍マーカーは、がんから分泌される、あるいはがんがあるときに周囲の組織などから分泌される物質のことです。こうした物質は血流に乗って全身を巡っているため、血液検査でその値(濃度)を調べることができます。現時点で、腫瘍

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  • 大幸薬品の「クレベリン」はコロナ対策になるか

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  • 精神病院に4年閉じ込められた彼女の壮絶体験

    退院から10日ほどたった1月半ば。取材に応じた米田さんは、そう笑顔で話した。病院では週に1度しかべられなかった好物の麺類を好きなときにべたり、少し夜更かしをしてテレビを見たりすることに、幸せを覚える日々だという。「何よりいちばんの幸せは、家族や友人と自由に連絡が取れることです」。 「逆に今のほうが当は夢で、目が覚めたらやっぱり現実は閉鎖病棟内のままだった、と想像すると、怖くなって泣き出しそうになります。入院しているときは外で生活しているイメージがまったくできなくて、声を上げても誰も助けてくれず、2度とここから出られないと思ったこともありましたから」 米田さんはそう振り返ったあと、語気を強める。 「この4年間、家族とは面会はおろか、声を聞くことすらかないませんでした。入院当時、中学1年生だった次男は今では高校生。すっかり声変わりしていて成長がうれしい半面、一緒にいられなかった悲しみもあ

    精神病院に4年閉じ込められた彼女の壮絶体験
    white_rose
    white_rose 2020/01/28
    手書き文字に特徴あるな……。「社会的制裁」という発言が出るからには何かあったんだろうけど、入院の経緯もろくに書かれてないのがなあ。/調査報道部長の名前まであるの信じがたい。正直ちょっと……。
  • カレーのジャンルがやたら「細分化」している訳

    スパイスカレーに、スープカレー、スリランカカレー、ベンガルカレー……。 近年、カレーのジャンルの多様化・細分化が著しい。インドカレーに絞っても圧倒的多数の北インド料理に加え、進境著しい南インド料理、さらには東インド料理(ベンガル料理)や西インド料理の専門店まであって驚かされる。 なぜこうしたカレーの多様化・細分化が進んでいるのか。カレー文化の成熟と言ってしまえばそれまでだが、それにしてもここ何年かで、その動きは加速しているように感じる。 「2006年頃に1つのターニングポイントがあったんです」と話すのが、インドのローカルなカレーが日でまだほとんど知られていなかった1990年代から、著書などでその魅力を紹介してきた料理研究家・渡辺玲氏だ。 南インド料理ブームがきっかけ 「確かに昔はカレーのジャンルといえば日カレー、欧風カレー、インドカレー、そしてその他エスニックカレーといった3~4つぐ

    カレーのジャンルがやたら「細分化」している訳
    white_rose
    white_rose 2020/01/06
    “なんといっても興味深いのが、スパイスカレーの文化の混ざり方です。(略)スパイスカレーは、カレーが本来持つダイバーシティー(多様性)を色濃く反映した食べ物とも言えるんです”
  • ゴーン逃亡に沈黙し続ける日本政府の「無責任」

    「沈黙」は、遠藤周作による非常に美しい小説の題名だ。それはまた、マーティン・スコセッシが最近、それを原作として制作した映画の題名でもある。そしてそれは今、日産自動車前会長のカルロス・ゴーン氏の華々しい逃亡劇に対する日政治家や当局者たちの反応を雄弁に物語るものとなっている。 ゴーン氏が昨年末、突如としてレバノンの首都、ベイルートに姿を見せて以来、フランス、トルコ、レバノンの官僚たちはみな、この事件についての見解を表明している。ところが、日政治家たちは沈黙している。この国際的な話題のいちばんの当事国であるにもかかわらずだ。出入国管理手続きの任を負う法務相ですら、この問題の事実についてコメントしていない。 民間警備業界では知られた人物が助けた? 報道によると、昨年12月29日に、TCTSRと呼ばれるプライベートジェット機のボンバルディア グローバル・エクスプレスが、トルコの会社であるジェ

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  • 逃亡後のゴーンが明かした日本への「復讐計画」

    「しっかりと戦う準備はできている」。これは、自身の近しい友人でレバノン人デザイナーのメイ・ダウック氏がレバノンの首都ベイルートに持つ自宅で開かれた新年祝賀パーティーに現れた元日産会長カルロス・ゴーン氏の発言だ。 パーティーの出席者の1人は、ゴーン氏は元気そうだったと話す。大晦日のこの日、ゴーン氏は友人の執筆による自身の状況に関すると、これをベースにした映画の制作に出資する計画を明らかにした。ゴーン氏は今後、生涯にわたって日の司法制度を批判していくだろう。約20年間日に愛されてきた同氏は、今後日の最大の敵になるに違いない。 世界的セレブへの対応に不慣れだった 「ゴーンはどんな手を使ったのか?」 ゴーン氏の逃亡がわかってから、日、レバノン、フランス始め、世界中でこんな疑問が浮かんだ。24時間体制の監視下にあり、自宅ドアには監視カメラがとり付けられていたゴーン氏は、日で最もその動向に

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  • 伊藤詩織さんの「勝訴」になぜ世界は騒ぐのか

    今日の日を代表する最も有名で勇敢な人物は、「私は性的暴行を受けた」と訴える、若く聡明な女性である。2015年4月13日、元TBS記者の山口敬之氏にレイプされたとするあの夜から4年が経った今、伊藤詩織氏は自身の事件を追及するジャーナリストとなっていた。 12月18日、伊藤氏が山口氏から性行為を強要されたとして損害賠償を求めた裁判で東京地方裁判所は、山口氏に330万円の賠償を求める判決を下した。4年間の闘いを経て、伊藤氏は勝利を手にしたのである。裁判長は伊藤氏が行為に同意しておらず、被害を虚偽申告する動機がないことを認めた。 さらに重要なこととして、裁判長は伊藤氏が「公共性および公益目的」のために戦っていると明確に認めると同時に、山口氏の証言にい違いがあることを指摘し、山口氏が起こしていた名誉毀損の訴訟を棄却した。 立証責任は被害者に課せられている この判決が読み上げられたとき、伊藤氏は法

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