きょう10日は「世界死刑廃止デー」だ。NGO「世界死刑廃止連盟」(本部・パリ)が設定し、今年でちょうど20回目にあたる。世界では死刑の廃止が進むが、日本では毎年のように執行され、存廃を巡る議論も活発とはいえない。そもそも刑罰は何のためにあるのか。死刑を正当化する理由付けは。廃止デーに合わせ、死刑について考えた。(特別報道部・大杉はるか)
いわゆる「マナー」には、大きく分けて5つのレイヤーがあるが、これらを混同したままの不毛な議論が非常に多い。 マナーの、5つのレイヤーを紹介しよう。 他人と利害を調整する『ルール』 相手を不快にさせない『作法』 物事を上手にこなす『テクニック』 相手に好印象を与えるための『所作』 同類であることを示す『共通コード』 上の方の『ルール』は(例えば、順番を守る、など)、集団社会で生きていく上で必須の常識だが、下になるほどハイコンテクスト(前提条件となる文化や文脈を理解しないと意味不明)になり、他人と差をつけるためのライフハック的なものになっていく。 先日話題になっていた「箸の持ち方問題」でも、これら5つを混同した挙句、互いに意見が全く噛み合っていない様子が多く見られた。 箸の持ち方教育の肯定派の多くは、正しい持ち方は相手を不快にさせない『作法』だし、一番食べやすい持ち方の『テクニック』であること
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