プリンス(Prince)は、ラケットを中心にテニス用品を製造している米国のメーカー。 1970年にテニス・ボール・マシンのメーカーとして創業。1976年にはストリング面が110平方インチのテニスラケット「クラシック」を発表。70平方インチほどしかなかった従来のラケットに対し、日本ではデカラケと呼ばれた[1][2]。 その後、テニス用品の他、バドミントンやスカッシュ用品の製造にも着手した。 一時ベネトンの傘下に入った事もある。かつてはマルチナ・ナブラチロワやマリア・シャラポアが愛用したブランドとして知られる。 2012年5月1日にデラウェア州の連邦倒産裁判所に連邦倒産法第11章の適用を申請し、再建を目指すことになった。負債額は6,000万ドルを超える[3]。日本国内ではグローブライド(旧ダイワ精工)が販売ライセンス契約を行っている[4]。2012年5月には米国のAuthentic Brand