Rust でWebサーバーを書く時の技術選定をするときに調べていると hyper に必ず出会うと思う。これは黎明期から存在しているライブラリで、Webサーバーにしては珍しく version 1 まで到達している老舗だ(1に到達してたら安心って考え方が正しいかはさておき...)。このライブラリは actix-web や axum のような他のライブラリとは毛色が違い、かなり primitive だ。そのため axum のベースに使われてもいて、hyper はそのまま使わないライブラリなのかもしれない。 サンプルコードから存在意義がわかりにくい さて、そんな hyper だが公式の example はこのようになっている。 #[tokio::main] async fn main() -> Result<(), Box<dyn std::error::Error + Send + Sync>>