書評に関するBUNTENのブックマーク (41)

  • ポール・クルーグマン『格差はつくられた』(早川書房) - shinichiroinaba's blog

    格差はつくられた―保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略 作者: ポールクルーグマン,Paul Krugman,三上義一出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/06/01メディア: 単行購入: 7人 クリック: 176回この商品を含むブログ (65件) を見る かなり政治主義的解釈が前面に出ていて、「選挙キャンペーン」と言ってしまえばそれまでだが、ロジックは明快で、裏付けももちろんそれなりにきちんとあるので、勉強になる――と思ったら参照文献のリストがありません。これはひどい。あと、抄訳だそうですね。それならそうときちんと断り書きを入れるべきだ。 それにしてもここ1,2週間ちょっと調べただけでも相当数の「不平等と経済成長」に関するマクロ経済学的研究の蓄積があるのに、「格差」がこれほど議論になっており、経済学的な研究も結構あるはずの日語圏にいたはずのおれの眼にほとんど目に

    ポール・クルーグマン『格差はつくられた』(早川書房) - shinichiroinaba's blog
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    BUNTEN 2008/10/06
    「かなり政治主義的解釈が前面に出ていて」そこが面白さの源泉であり、娯楽として読むには欠かせない部分。(^_^;)
  • 飯田教養三部作がおススメ

    極東ブログのfinalventさんから :今後こうした危機が世界に及ぶのかわからないが、基的な金融の仕組みについて、この関連でいえば金利がどう決まるかについては、10代、20代で知っておくべきなのだろう。こういうのを学ぶのによさげな参考書ってあるでしょうかね。: 基的な金融の仕組みや金利の決定というよりも、経済問題全般で(10代、20代に限定せずに)教養レベルでためになる最初の三冊として、僕は飯田泰之さんの「教養三部作」を推薦してます。経済学ってやはり現実との関係がみえないで、ミクロ、マクロ、計量とやっていくとかなりの割合で興味失うので、やはり彼の三部作を先によんでなにかしら現実経済と経済的思考の関係を知った上で格的に取り組むのもよし、または幅広い教養の中で別なものを究めていくのもいいんじゃないでしょうか。僕らが学部学生のときに、佐和隆光とか宇沢弘文氏らの岩波新書が、現実経済と経済的

    飯田教養三部作がおススメ
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    BUNTEN 2008/10/06
    飯田先生は、内容が確かでわかりやすい本を書けるという意味で貴重な人材。買って支える良書出版。m(_@_)m
  • 読書感想文に決して書いてはいけないこと。 - 小学校笑いぐさ日記

    二週間くらい前に書けば誰かに感謝されたかも知れない記事。 私、一応は学校の国語主任なので、読書感想文を読む機会が多くあります。 「良い読書感想文とは何か」 ……というのはいまだによく分かりませんが、 「駄目な読書感想文とは何か」 というのは何となく分かってきました。 読書感想文を書く時にやってはいけないことの筆頭は、 「の紹介をする」 だと思います。 一番多いのは、だらだらとあらすじを書くタイプ。 「ぼくはももたろうというを読みました ある日、おばあさんが川へせんたくに行くと、川上から大きなももが流れてきました。 ぼくはももがすきなので、いいなあと思いました。 ところが、家へ持ち帰ってそのももを切ると、中から赤ちゃんが出てきたのです。 ぼくは、どうしてももから赤ちゃんが出てきたのかなと思いました」 ……みたいなやつ。 まあ、 「この作文を読んだ人が、自分が読んだを知っているとは限らな

    読書感想文に決して書いてはいけないこと。 - 小学校笑いぐさ日記
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    BUNTEN 2008/09/15
    課題図書が決められていることが多かったので、その本から感化されたと書くようなかっこわるいマネをいかに避けるかに知恵を絞ったことを思い出した。
  • 「清算主義」に関する雑文 - 百おやじの雑文・駄日記

    池田信夫氏が「構造改革は「清算主義か」という記事を書いているので、便乗させて頂きます。 池田氏は「小泉政権の不良債権処理は清算主義だ」という田中秀臣氏の主張を批判している。池田氏がコメントしているように「恐慌であっても何もせずに放置する」というような1930年代の清算主義とは違う。ただ、アメリカの金融安定化法などの現在の政策が、「金融危機の回避」という目的であり、清算主義の思想はない。しかし小泉政権の不良債権処理政策は、「不良債権を処理しない駄目な銀行は潰して一時国有化してしまえ」といった「駄目な企業は潰してしまえ」という清算主義的な思想があったことは、明らかである。田中氏の「小泉政権の不良債権は清算主義だ」という発言はこのような理由だと私は理解している。 また池田氏は田中氏と野口旭氏が小泉政権の経済政策が同じ意見だと主張しているが、私はそうは思っていない。野口旭氏は「小泉政権それ自体につ

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    BUNTEN 2008/09/14
    そこまでひどかったのか。orz>野口氏の論
  • 216田辺まりこ著『枯れない男のセックステクニック』 - akamac's review

    書誌情報:KKベストセラー・ベスト新書(194),189頁,体価格705円,2008年8月20日発行 枯れない男のセックステクニック (ベスト新書) 作者: 田辺まりこ出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2008/08/09メディア: 新書購入: 3人 クリック: 6回この商品を含むブログ (4件) を見る - ついついタイトルに惹かれて買ってしまった。羽田・松山間の飛行機の中で熟読・完読した。ラーゲ(あえてドイツ語で表記)などの図示部分は他人に見られないようにページを折って読んだ。ここで取り上げてはいるが,こんなを飛行機内で読んでいることを知られたくないという心理が働いたようだ。 中高年男性向けの,女性が教えるセックス狂奔,いや経,いや教だ(以上変換候補順)。外見,内面,ベッドテクニック,愛情とじらし(ジェラシーではない)があれば完璧だそうだ。 少子化問題も突き詰めれば男

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    BUNTEN 2008/09/10
    痴的な関心からこのページを開いてしまいました。(*^o^*)
  • 全共闘世代のバカ左翼・黒古一夫 - jun-jun1965の日記

    別に「全共闘世代」といわれる世代がみなバカなわけではないのだが、「全共闘世代的意識」なるものが実に愚劣な日文化のクズであることはもはや言うまでもない。 http://blog.goo.ne.jp/kuroko503/m/200808 これは黒古一夫という筑波大学教授(元は図書館情報大学教授、統合により筑波大教授)だが、まさにそのようなクズの一人である。栗原さんはもちろん、問題になった作品をみな読んで書いている。『黒い雨』について自分が書いたものが参照されなかったのが不満なようで、それはお気の毒というしかないが、この書き方ではまるで栗原さんが豊田清史の肩でも持っているようである。栗原さんは豊田と相馬正一の論争を紹介しつつ、できるだけ客観的に記述しているのだ。だいいち、『重松日記』が公刊された2001年以後は、誰もがこれと『黒い雨』を比較して自分で判断できるようになっているのだから、黒古がガ

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    BUNTEN 2008/09/06
    猫猫先生が誰かを罵倒する時に"バカ右翼"とか言うシーンを見てみたいものだ。:-p
  • 深町秋生の序二段日記

    闇金ウシジマくんはこれまでも何度も取り上げてるが、最新刊12巻を経て、さらにぐっと文学性が増し、なんだか手の届かない高みに達した感があり、びっくりしてしまった。 連載当初こそはトサン(十日で三割)というハッタリ感ばりばりの闇金世界と、コミックらしい味付け濃い目のキャラクター、それにギトギトの暴力描写、倫理や道徳を軽くフライングした世界観で世の暴力グルメの舌を満足させてきたのだが、ついに最近では文化庁メディア芸術祭推薦作品に選ばれるなど(「いかにこの国がダメになっているのかを執拗に描いた作品に、国が優秀作品として推薦してしまうのだからなかなか懐深いというか。まあ別に役人が選んだわけではないんだろうけどかなり喜劇だ)、徐々にこのマンガは変化しつつある。 初期は最低なヤンキーや、怠惰なニート、ショッパホリック(買い物中毒)に陥ったOL、パチンコ狂いのフリーターなどの生態を濃密に描き、彼らに懲罰を

    深町秋生の序二段日記
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    BUNTEN 2008/09/05
    日本社会の現状を描いた作品らしいが、既に転落済で極貧の俺には購入資金がない。そういうわけで、数年後にブックオフの100円棚に並ぶことを期待してメモというかぶくましておく。
  • 自閉症の障害学がはじまる - 泣きやむまで 泣くといい

    今日、書店で見つけて、いま風呂で半分ほど読んだ。 自閉症の社会学―もう一つのコミュニケーション論 (SEKAISHISO SEMINAR) 作者: 竹中均出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2008/08/01メディア: 単行購入: 9人 クリック: 150回この商品を含むブログ (15件) を見る これはすごい。 自閉症研究にも障害学にも足らない(ように自分には思えていた)問題意識を、しっかりと社会学に軸足を残しながら深めている。自閉症研究に社会学的な視点がもちこまれるのは、これまでもっぱら「自閉症の社会的構成」を暴露しようとする文脈の中だったように思う。それはそれとして有意義だけれど、ずっと物足らなさを感じていた。自閉症者と定型発達者の分断がいかに社会的に生み出されたのかをアピールしても、行き着く先は「私たちは連続している」ということに過ぎず、問い直されるものが小さすぎやしないか

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    BUNTEN 2008/09/01
    たぶん私には読みこなせないということだけはなんとなくわかる。(^_^;)
  • 夏の読書感想文2 - 特殊学級から養護学校、そして特別支援学校

    宇宙遊星間旅行 作者: 中江嘉男出版社/メーカー: 偕成社発売日: 1981/11メディア: 単行 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る県立図書館で見つけて読んでみました。 『絵』ということで児童書扱いでしたが、いざ読んでみると「これは子供向けじゃないな」…というのが正直な感想です。 「有限」にとらわれている凡人の私は、ついつい天文学的・物理学的な解釈に流されてしまいましたが、何度か読み返しているうちに「あぁ、そういうことか」と気づくことがある“深い”文章でした。小学生や中学生が読んでもきっと感じる部分はあるでしょうが、大人が読んでもググッと考えさせられる…うまく言葉にできませんが、名著であるとあると思います。 残念ながら、このは初版で絶版。確かに絵の雰囲気は独特だし、「絵」としては結構高額かな、と。ただ、この絵だからこそ、この文章の“味”が伝わるのであって…「文

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    BUNTEN 2008/09/01
    伝説の絵本らしい。
  • カショーリ&ガスパリ『環境活動家のウソ八百』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    いただきました。ありがとうございます。 地球温暖化問題などでの環境活動に関わる過剰なイデオロギーのルーツを、社会的ダーウィニズムや(新)マルサス主義、あるいはハックスリー流のディストピア観、優性思想などとの関連でみる非常に興味深い考察。著者たちがバチカン教皇庁の大学に所属しているという点も照らし合わせると、地球温暖化問題ひとつとってもそれが一種の宗教的な観点を含めたイデオロギー論争であることもわかって、これまた類書に乏しいので参考になる。 後半のグリーンピースなど環境保護団体の内幕めいた分析も僕は知らなかっただけに今後の素材として十分使える気がする。書は武田邦彦氏が推薦しているのだが、武田氏の『偽善エコロジー』もそのうち読んでみたい。 環境活動家のウソ八百 (新書y) 作者: リッカルドカショーリ,アントニオガスパリ,Riccardo Cascioli,Antonio Gaspari

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    BUNTEN 2008/08/22
    「武田邦彦氏が推薦」うーん、私の目からみたこの人はけっこう不正確なことを書いている印象があるのでマイナス要因になりそう。(^_^;)
  • 宇宙遊星間旅行 - S嬢のPC日記

    復刊ドットコムというサイトをご存知でしょうか。 「絶版、品切れ」のため、手に入らなかった書籍を投票により復刊させよう、というサイトです。 わたしは投票を入れるために登録しています。 この復刊ドットコムからメールが来ました。 『上野紀子』 復刊特集ページの案内です。 この中に、わたしが復刊リクエストを出しているものがあります。 それが「宇宙遊星間旅行」です。 このが、1981年の初版のみで絶版になったのは、日文化のひとつの損失ではないかとさえ思っています。 初版のみで絶版になったのは、おそらく絵でありながら「大人向け」の要素が強いことと、絵でありながら高価であることではないかと思っています。 この絵のすばらしいところですが。 1.芸術性の高い「絵」 絵というより、「画集」です。 ネタバレといえばネタバレなのですが「花が咲く土星」の絵は圧巻です。 2.ストーリー性の高さ 主人

    宇宙遊星間旅行 - S嬢のPC日記
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    BUNTEN 2008/08/20
    「絵本でありながら高価であること」いくらだったの? ど貧乏な私はリクエストして買えなかったら申し訳ないので投票に踏み切れず。orz
  • 同じ記事でも反応がちがうのは一体何がちがうんだろうか - H-Yamaguchi.net

    小ネタ。Yahoo!ニュースに「みんなの感想」というサービスがあるのはご存知の方も多いと思う。ニュースの記事とかに対して、考えさせられる、役に立つ、興味深い、誰かに教えたい、びっくりした、の5つの基準で5点満点の評価をして、それを共有するという、まあいわゆるひとつの集合知モノだ。 このサービスについて以前からひょっとしたらと思っていたことがあって、ちょっと見てみたらなんか面白そうだったので、とりあえず書いておく。別に結論とかはない。 ひょっとしたらというのは要するに、同じことを伝えている記事でも、その評価がちがったりするのではないかということ。さもありなんな話なのであらかじめ。 どの記事でもよかったんだが、時間がないので、取り急ぎ差が出そうなあたりをあてずっぽで選んでみた。中国製ギョーザ中毒事件。この件について、2008年8月18日午前10時前後に調べたもの。みんなの感想が出ているのは毎日

    同じ記事でも反応がちがうのは一体何がちがうんだろうか - H-Yamaguchi.net
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    BUNTEN 2008/08/19
    これってどれくらいの読者数での評価?(この差に意味はありそうかどうかという意味。) 誰(どんな属性の人)がどの記事を評価してるかというバイアスはこの調査方法では除去できないよね?
  • 027松尾匡著『「はだかの王様」の経済学――現代人のためのマルクス再入門――』 - akamac's review

    書誌情報:東洋経済新報社,xxi+288頁,体価格1,900円,2008年6月19日 「はだかの王様」の経済学 作者: 松尾匡出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2008/06/06メディア: 単行購入: 1人 クリック: 136回この商品を含むブログ (37件) を見る - 快著というべきだろうか怪著というべきだろうか。マルクス疎外論ですべてを説明できるとすることではまさしく快著である。ゲーム理論に代表される制度分析の経済学がマルクス疎外論の地平と同じと主張することでは怪著である。マルクス再入門を企図した書がすでに多くの読者と反響を得ているのは快か怪かを見極めたいという読者の好奇心をくすぐるからだろうと思う。 とりあえず,評者は書をマルクスの解著(解説書あるいは理解書の意を込めた評者の造語)と読んでみる。「人々がお互い意思疎通ができないときに,観念がひとり立ちしてしまう」

    027松尾匡著『「はだかの王様」の経済学――現代人のためのマルクス再入門――』 - akamac's review
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    BUNTEN 2008/08/04
    大物真打ち、「はだか祭り」に登場。
  • 根井雅弘『経済学とは何か』 - Economics Lovers Live

    ミルトン・フリードマンを批判するあまりだと思うが、正直いって意味がわからない。 「コストとベネフィットを天秤にかけて問題を考える経済学のABCを応用すれば、環境汚染の問題は政府の規制や監督よりも「汚染排出課徴金」を賦課して市場に規律を導入するほうがもっと効率的に処理できるというフリードマンの考え方が、現在では多くの経済学者やエコノミストに支持されても不思議ではないが、すべてをコストとベネフィットの関係に還元してしまうという思考法の中には、「市場の失敗」よりは「政府の失敗」の方が深刻だという「価値判断」が含まれていることを見逃すべきではない」(17頁)。 コストとベネフィットの分析(費用便益分析)には、「市場の失敗」よりは「政府の失敗」の方が深刻だという「価値判断」」なんて価値判断は含まれてませんが? 伝統的な解釈では、仮説的補償原理による潜在的な厚生の改善が、費用便益分析の基礎*1だと思う

    根井雅弘『経済学とは何か』 - Economics Lovers Live
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    BUNTEN 2008/07/13
    フリードマンよりは、新自由主義に名を借りて福祉(=貧乏人の経済的選択枝)を奪う酷薄政治家のほうを断罪して欲しいなぁ。
  • いじめっ子だった保坂和志 - jun-jun1965の日記

    保坂和志の『書きあぐねている人のための小説入門』というのは、 (活字化のため削除) 保坂は最初のほうで、いじめられっ子のような人間こそ小説を書くべきだが、自分などはそれどころかいじめっ子だった、と書いている。私は保坂の小説に感心したことがなく、何かほっとした。いじめっ子だった奴の書いた小説になど感心したら、情けないしね。 保坂は執拗に、ネガティブな経験などを描くな、と繰り返している。私はむしろ、ネガティブなことを進んで書くべきだと思っている。最後の方になると、「自分をいじめた小学校の同級生へのうらみつらみ」などを小説にすることを批判して、それは「小説という形式を利用しているだけではないのか」と書いている。利用して何が悪いのか。小説というのは、何でも書ける形式である。古来、数多くの作家が、小説という形式を使って、政治や社会を諷刺したり、批判したりしてきた事実を、保坂は無視している。だが、保坂

    いじめっ子だった保坂和志 - jun-jun1965の日記
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    BUNTEN 2008/07/07
    猫猫先生とは意見が合わないことがほとんどなのだが、このエントリだけは絶賛に値する。m(_@_)m もちろん、俺がいじめられっ子だからである。\(^o^;)/
  • 最底辺の10億人 - 池田信夫 blog

    洞爺湖サミットのテーマには、いろいろな項目があるが、中心は明らかに地球温暖化で、他のテーマには具体的な政策も挙げられていない。「開発・アフリカ」という項目では、「2015年までのミレニアム開発目標達成に向けたメッセージを出す」という意味不明な言葉があるだけだ。 著者はEasterlyと同様、こうしたバラマキ型の援助にはほとんど効果がないという。問題は、第三世界の50億人に広く薄く資金を出すことではなく、彼が「最底辺の10億人」とよぶ最貧国(アフリカだけではない)にターゲットを絞ることだ。彼らが他の国と違うのは、一人あたり所得が減少し、「発展途上」でさえないことだ。 その原因として著者は、民族紛争やガバナンスの悪さの他に、「天然資源の罠」(天然資源を輸出すると為替レートが上がって製品輸出ができなくなる)や「内陸国の罠」(貧しい国に囲まれた内陸国は貧しくなる)など貿易の効果をあげる。「反グ

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    BUNTEN 2008/07/02
    この記事、あるいは本の内容には異論はない。(本は別ルートにて手配途上。)
  • http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2008/07/post_4e7c.html

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    BUNTEN 2008/07/01
    (はだか祭り)finalvent氏まで参戦。この長文の後に、私が掘れるネタは果たして残っているのか? (^_^;)
  • サービス終了のお知らせ

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    BUNTEN 2008/04/28
    「長男に感情移入傾向」私生児で物語いちばんの悪役スメルヂャコフに感情移入してしまった俺の立場は? orz
  • [科学に佇む心と身体] - FC2 BLOG パスワード認証

    管理人からのメッセージ 某A社との契約を切られた関係で、大幅な更改を行わねば公開できない状態に陥った ため閉止しました。 ご連絡は http://sciencebook.blog110.fc2.com/ もしくは https://twitter.com/endBooks/

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    BUNTEN 2008/04/25
    「ヒトは」「自分と同類だとはみなさない相手に対して、」「それらの内面世界をとかく「狭く浅くつまらないもの」とおとしめる傾向にある。」ことへの内省が欲しいが、なかなかそういう方向には行きがたいらしい。
  • ごく印象なんだけど - finalventの日記

    ⇒404 Blog Not Found:経済の「複素」像 - 書評 - 「お金」崩壊 読んでないんでなんともだけど、トンデモな香りが。

    ごく印象なんだけど - finalventの日記
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    BUNTEN 2008/04/18
    その直感はたぶん当たり。m(_@_;)m