唐辛子の断面(2011年3月撮影、同年7月26日公開、資料写真)。(c)AFP PHOTO / The Chilli Factory / Alex de WIT 【4月10日 AFP】世界一辛い唐辛子を食べた米国人男性が「雷鳴のような激しい頭痛」に襲われた事例を研究した医師らが、英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)の症例報告データベース「BMJ Case Reports」に報告を投稿し、一般市民に唐辛子を食べる際には注意するよう呼びかけた。 報告によると、2016年に唐辛子コンテストに参加した男性(34)が「キャロライナ・リーパー(Carolina Reaper)」と呼ばれる唐辛子を一つ食べたところ、すぐに吐き気を覚え、首と頭部に激しい痛みが発生した。その後数日間、「雷鳴のような激しい頭痛」が数秒間続く症状が繰り返し発生したという。 男性は救急治療を受け、神経系の検査を