タグ

bookとジェンダーに関するImamuのブックマーク (73)

  • トランスジェンダーになって人生大満足してる人が「トランスジェンダーになりたい少女たち」を読んだ|阿部智恵 AbeTomoe

    読みます。 読みました。 あまり意味と意義深く書かれていると思わなかったので雑感の形で。 そもそもあまり意味のあることを書いたでもないと、思った。性別越境行為が一般化していく以上書に出てくるような事例は必然に起こる防ぎようのないものであるし、それを全て防ごうとすることは「真に生得的な苦しみをもつ性別越境者」の人生を妨害することと不可分であり、また自由権としての愚行権の問題なので、基どうしようもない。 思うにより大きな問題は実際に性別越境行為をしたりしようとする人の利害と社会のそれとが激烈に衝突する場面にあって、書が主題とする自傷と愚行としての性別越境行為の是非などは二の次三の次である。(社会実態にそぐわず要らぬ混乱と衝突を招きうる不可解な教育及び制度への問題提起には首肯する) そういう意味で私はこのは特に書くべきことを書いた、言うべきことを言ったであるとは思わない。(上記問題提

    トランスジェンダーになって人生大満足してる人が「トランスジェンダーになりたい少女たち」を読んだ|阿部智恵 AbeTomoe
    Imamu
    Imamu 2024/04/07
    「そもそもあまり意味のあることを書いた本でもない」
  • 弱者男性が救われる日は…多分来ない|畠山勝太/サルタック

    はじめに2017年にアメリカのいわゆる落ちこぼれ男子問題に焦点を当てた記事を書きましたが(アメリカの「落ちこぼれ男子問題」は日でも火を噴くか?)、この落ちこぼれ男子問題を放置した結果、米国でいわゆる弱者男性が生み出され続けています。 そして、この弱者男性問題を取り扱った、Of Boys and Men: Why the Modern Male Is Struggling, Why It Matters, and What to Do about Itというが昨年出版されました。Brookings研究所という、国際教育協力でも影響力が大きい、世界最大手のシンクタンクに所属する研究者が執筆しただけあり、学術的なエビデンスやデータに基づいて、なぜアメリカで弱者男性が苦境に立たされ、このイシューを解決するためにどのような対策を講じられるのかを議論していて、非常に面白いものでした。切り口は弱者男

    弱者男性が救われる日は…多分来ない|畠山勝太/サルタック
    Imamu
    Imamu 2023/08/20
    「Of Boys and Men: Why the Modern Male Is Struggling, Why It Matters, and What to Do about Itという本」「女子のSTEM系進出は、犯罪的なスティグマと結びついていません。しかし、男子のHEAL系進出は〜犯罪的なスティグマとの結びつきがあり」
  • 「知っているつもり」の人こそ読んでほしい本 - 集英社新書プラス

    いま一部フェミニストによるトランスジェンダーに関する言説がSNS上で物議を醸すことも多い中、これまで日フェミニズム理論に大きな役割を果たした江原由美子さんは、周司あきらさんと高井ゆと里さんの共著『トランスジェンダー入門』(集英社新書)をどう読んだのでしょうか。 書は、タイトルの通り、「トランスジェンダーについて知りたい」と思う人が最初に知っておくべきことを書いたである。いわゆる「LGBT理解増進法」の成立等の影響もあり、今年(2023年)においては、インターネットや新聞などのメディアには、トランスジェンダーに関する言説が溢れている。そうであればいまさら「入門」書でもないだろうと思う人がいるかもしれない。しかし、そう思った人こそ、ぜひ書を読んでほしい。いや読む必要があるとさえ、評者は思う。 なぜか。それは現在「トランスジェンダー」について溢れている言説の中には、正確さにおいてかなり

    「知っているつもり」の人こそ読んでほしい本 - 集英社新書プラス
    Imamu
    Imamu 2023/07/29
    「これまで日本のフェミニズム理論に大きな役割を果たした江原由美子さんは、周司あきらさんと高井ゆと里さんの共著『トランスジェンダー入門』(集英社新書)をどう読んだのでしょうか」
  • 千葉雅也×山口真由「なんで勉強するの?」――勉強を極めたふたりの白熱対談 | 文春オンライン

    千葉雅也×山口真由「なんで勉強するの?」――勉強を極めたふたりの白熱対談 「勉強の哲学」vs.「7回読み勉強法」 勉強する「心」を持ち続けるには、どうすればいいのか? 『勉強の哲学』(文藝春秋)で「変身」するための勉強法を伝授する千葉雅也さんと「7回読み勉強法」(PHP)で東京大学法学部、司法試験、国家公務員I種を突破してきた山口真由さんが、その秘訣を語る。 ◆ ◆ ◆ 勉強は手段か、目的か 山口 千葉さんの『勉強の哲学』では、すること自体に目的があるような勉強、それを通じて、自分が「変身」するような勉強が勧められていて、非常に新鮮に感じました。試験のための勉強というのは、「合格」という明確な目的に特化したものだったからです。司法試験なんて、受かればいいんです。逆に、受からなければ、どれだけ苦しい勉強も報われない。最短距離を、最速で行ける勉強が最も合理的ではないかと。 千葉 だからこそ、必

    千葉雅也×山口真由「なんで勉強するの?」――勉強を極めたふたりの白熱対談 | 文春オンライン
    Imamu
    Imamu 2017/05/31
    「ハーバード大学の女の子たちって、一昔前の学生がマルクスにはまるみたいに、みんな~キャサリン・マッキノンにはまる~文章も、キレッキレッで、論理も明晰。だから、だいたいの人は一回ははまって~熱が収まると」
  • 『バッド・フェミニスト』訳者あとがき - HONZ

    なにげなく眺める英語圏のエンタテインメント情報サイトやファッション雑誌の見出しに、「フェミニスト」の文字がよく目につくようになったのは、いつ頃だったろう。日と比較すれば昔からずっとそうだったとも言えるけれど、2010年代、特にここ数年は、若い世代の女性に向けたメディアで、それこそ「いけてる子は全員フェミニスト」ぐらいの勢いを感じる。 もちろんこれは日在住の、そうした話題に関心のある一個人の観測範囲での話だから、偏っているに決まっている。とはいえ、たとえばセールスや受賞歴など数字の上でも今日のポップ・ ミュージックの世界に君臨する「女王」ビヨンセは、2014年のMTVビデオ・ミュージック・ アワードのパフォーマンスで巨大な「フェミニスト」の文字を背に立ち、その後も女性を祝福する作品を発表し続けている。国連ウィメン(ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関)は、『ハリー・ポッ

    『バッド・フェミニスト』訳者あとがき - HONZ
    Imamu
    Imamu 2017/02/08
    ロクサーヌ・ゲイ『バッド・フェミニスト』2017
  • ブルマーを語ることは「抑圧と解放のパラドックス」を語ることだ

    オリンピックも終わり、新学期が始まるこの時期。スポーツと学校、どちらも合わさった「ブルマー」が、今回のテーマ。このタイトルを見て、少しにやりとしたあなた。苦々しい記憶に、眉をひそめたあなた。 私にとって、「ブルマー」とは、上の世代を苦しめた魔のアイテムである。小学時代、中学時代、「今の時代はいいねえ」と聞かされ続けてきた。私は91年生まれ。小学校では、ちょうど、我々の入学年に男女共通のハーフパンツが体操着として導入された。というわけで、私は一切、指定体操着として、ブルマーを履いたことはない。 熊県出身。1991年10月20日生まれ。オーディション「ミスiD2013」で準グランプリを受賞しデビュー。アイドル書評家として、タレント活動や執筆活動を行う。雑誌『SFマガジン』 と『ダ・ヴィンチ』にて書評コラムを連載中。NHK Eテレの『ニッポン戦後サブカルチャー史』シリーズに出演。また、北海道

    ブルマーを語ることは「抑圧と解放のパラドックス」を語ることだ
    Imamu
    Imamu 2016/09/05
    『ブルマーの社会史』「「はじめに」こそ~女子生徒が被ってきた~圧力、苦しみを、そのまま表す文章」「同級生の男子には、ときめきの思い出あつかいをされ(このような社会学の本の前書きにあるほどに!)」
  • 新しいビジネス始めるために20万部売ろうと思う(kenzee社長40代の野望) - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「今さら「定・風俗営業取締りー風営法と性・ダンス・カジノを規制するこの国のありかた」永井良和(河出ブックス)を読んだ。日の風俗営業を取り締る風営法、正しくは「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」を巡る歴史と問題系を一冊にまとめたもの。無論、近年の「クラブ規制」問題にも触れている。法律にはマッタク無知はボクだけど、普通に「ラブホテルとシティホテルを分類する基準」とか近年、爆発的に増殖している無店舗型風俗、ホテヘルやデリヘルはナゼ認可制ではなく届出制なのかとか2015年の風営法改正で「ダンス」が法律の条文から消えたってんで音楽関係者快哉をあげたワケだけど、その代わり「遊興」というそれまで風俗取締りになかった概念がでてきて余計にどうなの的な状況のクラブ規制問題とかいろいろ面白いでした。そこでね、ボク、新しいビジネスを考えたの! 聞いてくれる?」 司会者「(ハ、ウサン

    新しいビジネス始めるために20万部売ろうと思う(kenzee社長40代の野望) - kenzee観光第二レジャービル
    Imamu
    Imamu 2016/04/30
    「転身歌唱の近代 : 流行歌のクロス=ジェンダード・パフォーマンスを考える」/『日本語と女』/「歌に見る女性像・男性像」」/『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』/『女ことばの文化史』/『女ことばと日本語』
  • 女性はなぜ男性よりハイカルチャー志向が強いか?――片岡栄美『「大衆文化社会」の文化的再生産――階層再生産、文化的再生産とジェンダー構造のリンケージ』読解

    ブログ パスワード認証 閲覧するには管理人が設定した パスワードの入力が必要です。 管理人からのメッセージ 閲覧パスワード Copyright © since 1999 FC2 inc. All Rights Reserved.

    女性はなぜ男性よりハイカルチャー志向が強いか?――片岡栄美『「大衆文化社会」の文化的再生産――階層再生産、文化的再生産とジェンダー構造のリンケージ』読解
    Imamu
    Imamu 2015/11/25
    「「文化的オムニボア~成人男性~文化的雑種性」「女性~「文化的階層差」が顕著」/ポール・ド・マン『論文形式のテクストであれ、修辞的構造が言語の本性である以上、「叙事詩」と』
  • フェミニストとしてすすめる、フェミニズムに関心を持つための本5冊(1)物語・ノンフィクション編 - Commentarius Saevus

    最近炎上していたこのまとめがとにかくひどい。 「クソフェミ「まずはを読め!」俺ら「どのを?」のテンプレに答える当にフェミニズムが学べる5冊の」 とりあえずこのまとめのひどさはいくつもあるのだが、 ・タイトルに「クソフェミ」というのが入っている時点で、フェミニズムを侮蔑する気が全身から汗のようににじみ出ている。真面目に謙虚さと疑いを持って学ぶ気はないようだ。 ・そもそもフェミニストが「まずはを読め」というのをテンプレ的に言ってくるという状況があまり想像できないが、それはともかくとして他の専門分野で妙なことを言うと「を読んでから言え」と言われるのは当たり前なのに(宇宙、地震や火山、医学、歴史など)なぜフェミニズムだけこんなにウザがられているのか理解できないし、また関心があるという人にをすすめるのは別に普通である。 ・フェミニズムについて知りたいくせにいきなりロールズやセンをすすめ

    フェミニストとしてすすめる、フェミニズムに関心を持つための本5冊(1)物語・ノンフィクション編 - Commentarius Saevus
    Imamu
    Imamu 2015/06/20
    M・アトウッド『侍女の物語』/A・ウォーカー『カラーパープル』/イプセン『人形の家』/『マララー教育のために立ち上がり、世界を変えた少女』/シェリル・サンドバーグ『LEAN IN 女性、仕事、リーダーへの意欲』
  • なぜ教師の性犯罪はなくならないのか「スクハラ」の実像 - エキサイトニュース

    2012年には、40倍の119人だ。 問題教師が10年間で急増したのではない。これまで見過ごされていたものが厳しく処分されるようになり、表に出てきたのだ。 〈子どもたちを育てようと教師になったはずの人たちが、なぜ子どもをつぶすようなことをするのか。学校はどうして隠蔽に走ってしまうのか。スクールセクハラはどうすれば防げるのか〉 池谷孝司の『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』は、教師による生徒へのスクールセクハラのドキュメントだ。 〈教育関係者は「なぜ学校でそんなことが」と嘆くが、実は教師が指導の名の下に強い力を持つ学校だから起きる構図なのだ。信頼する教師が加害者になる、学校だからこそ起きる「権力犯罪」なのに、学校や教育委員会は「一部の不心得者の行為」「どこの組織にもそういう人間はいる」という認識にとどまり、さらには保身による隠蔽体質が次の事件を生む構造がある〉 〈も

    なぜ教師の性犯罪はなくならないのか「スクハラ」の実像 - エキサイトニュース
    Imamu
    Imamu 2014/10/21
    池谷孝司『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』「学校だからこそ起きる「権力犯罪」」
  • 「女子の貧困」最大のタブー!セックスワークと知的障害の関係 - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ

    格差社会、子どもの貧困貧困の連鎖。ここ数年、これら貧困が大きな社会問題となっている。同時に女性の貧困もさかんに取り上げられるようになり、なかでも今年1月に初回放映された「あしたが見えない~深刻化する“若年女性”の貧困~」(『クローズアップ現代』NHK総合)は大きな話題となった。また、この問題を取り扱う書籍も多く出現している。 しかし貧困女性の存在がメディアなどで取り上げれば取り上げられるほど、そこから“除外”される女性たちがいる。それがセックスワーク(売春や性風俗産業)に埋没する「最貧困女子」だ。 その実態を描いたルポ『最貧困女子』(幻冬舎)は、衝撃的だ。著者は犯罪現場の貧困をテーマに、裏社会や触法少年・少女たちを取材し続ける鈴木大介。書が衝撃的なのは、セックス産業に従事する貧困女性の問題はもちろん、それ以上の“タブー”にまで踏み込んでいるからだ。 それは「精神障害・発達障害・知的障害

    「女子の貧困」最大のタブー!セックスワークと知的障害の関係 - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ
    Imamu
    Imamu 2014/10/16
    鈴木大介『最貧困女子』/「いわゆる三大NG現場(ハード SM、アナル、スカトロ)にいる」「乱交イベントの企画業者はまだまだたくさんあって、普通の女性は精神的に壊れる前に肉体的に壊れるが、障害者の女は頑丈」
  • 鈴木涼美『「AV女優」の社会学──なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』書評 – sociologbook

    私たちはジェンダーやセクシュアリティに関する話が好きだ。とくにセックスワーカーや風俗嬢などに関する噂話が大好きだ。なかでも、そういう仕事をなぜ好んでしているのか、どういうきっかけでその仕事に入ってきたのか、あるいは、そういう仕事に就くような女の子は、どういう家族構成で、どういう暮らしをしていたのか、という、動機や原因を探るような話が大好きである。 しかし、おそらく、セックスワーカーに関するこういう話し方は、彼女たちをなにか逸脱したもの、規範から外れたもの、おおげさにいえば「異常」なものとして扱ってしまうことになる。 書の筆者にとって、序文にも書かれているとおり、風俗やキャバクラ、そしてAVの世界は身近な世界だった。だから、筆者はそういう場所にいる女性たちを、なにか私たちと異なるものとして描きたくなかったのだろう。 性を売る女性たちのなかでもAV女優はとくに、動機や原因を語る圧力につねにさ

    Imamu
    Imamu 2014/03/26
    「ひとつの撮影現場で、複数のルールが同時に走っていて、差異化/価値付けのやりかたも複数ある」「その場の小さな勝ち負けを通じてこの世界に埋め込まれていく女性たちを「中毒(ホリック)」と表現している」
  • 『奥さまは愛国』を読んで。の巻‐雨宮処凛がゆく!

    どこまでも深い「わからなさ」と、ほんの微かな希望が残った。 それが『奥さまは愛国』(河出書房新社)を読んでまず思ったことだ。 2月に出版されたばかりの書の執筆者は、フェミニストである北原みのりさんと、在日韓国人三世の朴順梨さん。 帯には、以下のような言葉が踊る。 「〈普通の主婦〉が、愛国活動にはまっている 彼女たちは何を愛し、守ろうとしているのか?」 ご存知の通り、私自身、90年代後半に右翼団体に所属していたという経歴の持ち主である。「なんで?」といまだに聞かれるが、一言ではとても説明できない。 ただ、バブルが崩壊し、「一億総中流」という戦後の神話が崩れていく中、フリーターとして浮遊していた私には、どこにも帰属先がなかった。「頑張れば報われる」と言われてそれなりに努力してきたのに「バブル崩壊によって今までのことは嘘になりました」と梯子を外された気がして、何か納得いかなかった。「教育に嘘を

    『奥さまは愛国』を読んで。の巻‐雨宮処凛がゆく!
    Imamu
    Imamu 2014/03/23
    「強者でありたい女たちは、フェミニズムこそが女を侮辱していると考える」
  • 宋美玄 「女のカラダ、悩みの9割は眉唾」 - うさうさメモ

    女のカラダ、悩みの9割は眉唾 (講談社+α新書) 作者: 宋美玄出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/02/21メディア: 新書この商品を含むブログ (9件) を見るヨミドクターのブログ「宋美玄のママライフ実況中継」や、Twitter @mihyonsong でも積極的に情報発信されてる、産婦人科医の宋美玄先生のです。宋先生は、「女医が教える当に気持のいいセックス」というも書かれていて、こちらでご存知の方も多いかもしれません。 帯には、「セックスできれいになる?そんなアホな! 女性誌にケンカ売ります!」の文字。雑誌をよく読む(よく読まなくても、美容院などで女性誌を読んだことがある)女性の皆さんなら、「ほんまかいなw」な情報が結構載っていることはご存知だと思います。書は、そのような眉唾情報を産婦人科医がバッサリ斬る!という内容なのです。 取り上げているのは、帯の「セックスでき

    宋美玄 「女のカラダ、悩みの9割は眉唾」 - うさうさメモ
    Imamu
    Imamu 2014/03/11
    「「女じゃなくなる」ことの恐怖が現代女性の一大テーマなんだな、と思えます」/ここでも斎藤美奈子「モダンガール論」がでてくるか/
  • 日本の性差別と自民族中心主義を指摘する〜ジェニファー・ロバートソン「ロボットのジェンダー――日本におけるポストヒューマン伝統主義」 : ページからページへ

    コメント一覧 1. 大澤博隆 2014年01月27日 20:24 はじめまして。ご紹介の、ロボットや人工知能研究に関わるものとして、興味深く読みました。 ただし書の章の論旨には、いくつか、無視できない問題点があるように思えます。 以下、指摘を述べます(長くなりまして申し訳ありません) >p.278 ここ二十年間で進化を遂げたヒューマノイドのほとんどに性別が定められており これは事実とはかなり異なります。日のほとんどのヒューマノイドは、性別を定めていません(章に登場するロボットは、どちらかというとその数少ない例外を集めたものです) >p.279 ロボットが日で一般的に肯定的な見方をされる〜第一にして最大の要因は、日古来のアニミズム的死生観を説く神道である アニミズムは日固有ではなく、論拠としてはかなり弱いと思います(これは有名な俗説にあたるかと思いますが、証明されていません。

    日本の性差別と自民族中心主義を指摘する〜ジェニファー・ロバートソン「ロボットのジェンダー――日本におけるポストヒューマン伝統主義」 : ページからページへ
    Imamu
    Imamu 2014/01/28
    「人間の場合、ジェンダーはふるまいや装いなどによって流動的に決定~しかしロボットは、ボディの特徴がそのままジェンダーと結びつくという固定化をうながすもの」「自民族中心主義的なステレオタイプを強化」
  • 『「AV女優」の社会学』書評 語ることと語り得ぬことの相剋|好書好日

    「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか 著者:鈴木 涼美 出版社:青土社 ジャンル:社会・時事・政治・行政 自己を語り、自己を売ることに酔うとき、人はすべて「AV女優」になる。AV女優の労働のアジェンダを見つめなおし、性の商品化の現場で真に商品化されている「何か」を解体していく… 「AV女優」の社会学―なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか [著]鈴木涼美 おそらくAV(アダルトビデオ)ほど、日常的に消費されながらも、あえてその構造や意義を真摯(しんし)に検討されない分野も少ないだろう。その言説の多くは、(主として男性)消費者の性的ファンタジーや好奇心に訴える範疇(はんちゅう)に留(とど)まり、たとえ表象される女性に「語り」の役割が与えられたにしても、それは消費者の望む役割を引き受けたにすぎない……。書を精読するまで、私はそのように理解していた。そしてその予測は、良い意味で

    『「AV女優」の社会学』書評 語ることと語り得ぬことの相剋|好書好日
    Imamu
    Imamu 2013/08/30
    「若干疑問が残ったのは、果たして本書で取り上げられたような語りが、現在のAV市場の主たる需要分野なのかという点~もっとも、それゆえの「語るAV女優」の切実な饒舌(じょうぜつ)さ、と考えれば納得できる」
  • 『「少女小説」の生成』書評 規範と逸脱の麗しき輪舞|好書好日

    【日児童文学学会賞特別賞(第37回)】欧米には見られない独特なジャンルである「少女小説」。明治末期から現在までの少女小説の物語構造を読み解き、「少女像」や「少年/少女の… 「少女小説」の生成―ジェンダー・ポリティクスの世紀 [著] 久米依子 近代日の「少女小説」。このジャンルの独自性は、日の近代化と文化表象の特異性を裏書きしている。少女小説が登場したのは、明治30年代のこと。その系譜は近年のコバルト文庫に至るまで、百年にもわたる歴史をもつ。だがその内容や領域に一貫性はなく、ときに相反する特性をも包摂する。これは、いわゆる欧米の「家庭小説」などとも一線を画すと筆者は指摘する。 明治後期、いわゆる少女向け読みものとしての少女小説が誕生。だが同時期書かれた田山花袋「少女病」等、青年と若い娘の恋愛小説もまた、少女小説と呼ばれていた。無垢(むく)なる性愛対象という「少女」は、後発近代化国・日

    『「少女小説」の生成』書評 規範と逸脱の麗しき輪舞|好書好日
    Imamu
    Imamu 2013/08/14
    「無垢(むく)なる性愛対象という「少女」は、後発近代化国・日本の成人男性にとって、抑圧された自らの自然を回復するための救世主」「規範と逸脱、周縁性と大衆性の交錯する麗しき輪舞」
  • 「少女と魔法」書評 日本生まれの強く可愛い魔女|好書好日

    少女と魔法 ガールヒーローはいかに受容されたのか 著者:須川 亜紀子 出版社:NTT出版 ジャンル:社会・時事・政治・行政 日に古くから存在する魔法少女アニメ。詳細なテキスト分析と女性視聴者への取材に基づき、魔法少女アニメがどのようにとらえられ、視聴者をどのようにエンパワメントしたかを探る。… 少女と魔法―ガールヒーローはいかに受容されたのか [著]須川亜紀子 日の魔法少女物アニメ番組は、過去40年以上にもわたり放映されているという。少女メディア文化において、これは世界的にも稀(まれ)なケースだと筆者は指摘する。西欧では魔女は成人女性の力、美、知の象徴であり、それゆえ恐怖の対象として描かれてきた。たとえ善き魔女が描かれても、「奥様は魔女」のように白人美女が定番。だが、日のアニメ世界に輸入されたとき、魔女は少女と合体し、可愛らしく活発な「ガールヒーロー」に変身した。筆者は1960年代か

    「少女と魔法」書評 日本生まれの強く可愛い魔女|好書好日
    Imamu
    Imamu 2013/07/09
    「後の社会に訪れる承認欲求の問題に、いち早く取り組んだのは魔法少女たちだったのか」
  • 読書日記:今週の筆者は社会学者・上野千鶴子さん 「買春は必要=常識」の非常識- 毎日jp(毎日新聞)

    Imamu
    Imamu 2013/05/28
    井上理津子『さいごの色街 飛田』荻上チキ『彼女たちの売春(ワリキリ)』今井COCO『アダチャ稼業』
  • 『日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体』を読んで - ohnosakiko’s blog

    話題の新書。amazonでの評価は分かれている。「評価が高い有用性のあるレビュー」(星4つ)が内容を手際良くまとめてあるので、どんなことが書いてあるか知りたい人にはおすすめ。 日の男を喰い尽くすタガメ女の正体 (講談社+α新書) 作者: 深尾葉子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/04/23メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (14件) を見る 筆者の主張を簡単に言えば、「高度経済成長期以降に増えてきた男性の自殺、離婚、DV、ネグレクト、晩婚化・非婚化の要因は、結婚が専業主婦やそれを志向する女性にとって、生存競争を生き抜くために「幸福の擬装工作」までして男性を”搾取”するシステムとなってしまっているからだ。物質的・経済的な条件に左右される「幸福の指標」は『箍』となって、男性だけでなく女性自身をも呪縛し、今日の日社会の閉塞状況を引き起こしている。これは、戦後

    『日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体』を読んで - ohnosakiko’s blog
    Imamu
    Imamu 2013/05/24
    「小倉千加子の『結婚の条件』の前半部を、もっとエグい読み応えにした感じ」わかりやすい説明