宮崎県日向市の小学校の運動場にミカンの苗木約130本を植え、県警日向署に6日、威力業務妨害容疑で逮捕された無職福田究(きわむ)容疑者(59)。 福田容疑者は逮捕前の3月30日、読売新聞の取材に応じ、小学校の運動場は自分の土地であると主張し、苗木を植えた正当性も強調した。一問一答は次の通り。 ――ミカンの木はすべて撤去されたが。 「知っている。賠償金をもらう。来年か再来年にはミカンがなるはずだった。ミカンの代金と、苗木も弁償してもらう。市は、土地が自分のものであると勘違いしている」 ――なぜミカンを植えたか。 「苗として持っていたからだ」 ――固定資産税は納付していたのか。 「それは母親がしていたので、自分は知らない」 ――市は土地の売買記録があると主張しているが。 「あれは売買記録じゃない。売買してるなら、なぜ所有者の名義が変わっていないのか。自分の父親は生前、『土地は市に貸しておきなさい
ミカン苗校庭「日向市に所有権」市教委提訴へ 宮崎県日向市立幸脇小(島田尚人校長)の運動場に無断でミカンの苗木約130本が植えられた問題で、市教委は25日、運動場内の土地の所有権を主張し、苗木を植えた男性を相手取り、土地の所有権確認訴訟を起こす方針を明らかにした。登記簿によると、運動場の一部は男性の父親(故人)が所有者になっているが、市教委は「市は大正時代に土地を購入しており、証明書もある」としている。 男性は市に対し、「父親名義の土地が運動場内にある」と主張。この土地は1447平方メートルで、地目は「畑」になっている。1941年に男性の父親が所有権保存登記をしており、男性は昨年まで、年間数百円の固定資産税を支払っていたという。 続きを読む
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