北朝鮮の日本人拉致問題で委縮していた在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が、朝日首脳会談をきっかけに変わり始めている。 日本の小泉純一郎首相は28日、東京で開かれた第20回朝鮮総連全体大会に祝辞を送った。 自民党総裁の資格で、朝鮮総連がまず要請したとはいえ、首相が朝鮮総連大会に祝辞を送ったのは極めて異例。 3年ごとに開かれる朝鮮総連全体大会には、幹事長など自民党主要人物が出席したり、祝辞を送ったりしている。 特に、小泉首相は祝辞で▽朝日平壌(ピョンヤン)宣言の再確認▽拉致問題の進展▽国際機関を通した北朝鮮への人道的支援▽朝鮮総連関係者に対する友好的対応(差別禁止)--などを強調しながら、「早期に朝日間の懸案を解決し、国交正常化を実現できるように最善を尽くす」という未来指向的なメッセージを伝えた。 徐万述(ソ・マンスル)朝鮮総連議長はこの日、「対北朝鮮制裁法を発動しないとした小泉首相の祝辞は、朝