この覚書は、専門家パネルが日本政府と東京電力(TEPCO)との3回の会合 (その内の1回にはIAEAのカルーソ氏も参加)から、これまでに学んだ事を纏めたものである。 1)日本政府および東京電力(TEPCO)との3回の会合 (そのうちの1回にはIAEAのカルーソ氏も参加) 2)東京電力から提供されたタンク内の放射性核種に関するデータ。 3)ラファエル・グロッシIAEA事務局長による、2022年7月6日の太平洋諸 島フォーラム(PIF)会合でのブリーフィングとその後の議論。 この覚書は、提案されている放出の科学的状況についての我々の結論と見解と科学的専門家としての我々の提言を要約したものであり、フォーラムやそのメンバーがどのような立場を取るか取らないかを示唆するものではない。 私達はしばらくの間、放出インフラ工事を進める決定は時期尚早であり、延期すべきであると考えて来た。 しかし、日本原子力規