科学と健康に関するagrisearchのブックマーク (431)

  • ビタミンDが体内の脂質量を抑制:メタボや癌の予防に期待

    ビタミンDが骨を強くするメカニズムはこれまでも分かっていました。今回は、これまで不明だった、ビタミンDが脂質代謝を調節するメカニズムが分かりました。今後、メタボリックシンドロームや癌の予防や治療に効果のある人工ビタミンDの作成などに応用されることが期待されます。 概要 生物は脂質の量をさまざまな方法で調節しており、脂質調節に異常があると、メタボリックシンドロームや癌などの疾患を引き起こします。 そこで研究グループは、脂質生合成の指令塔である転写因子(DNA上の特定の塩基配列に結合し、DNAからRNAへの転写の過程を促進または抑制する働きを持ったタンパク質の一群)であるSREBP(Sterol Regulatory Element-binding Protein)に着目し、ビタミンD代謝物がSREBPの活性を調節していることを新たに発見しました。そのメカニズム解析を進めたところ、これまで知

    ビタミンDが体内の脂質量を抑制:メタボや癌の予防に期待
  • 緊張で視力が向上 実験で確認 - NHK 関西 NEWS WEB

    緊張すると脳の中で分泌される物質が目でものを見分ける能力を高めていることを大阪大学のグループがラットを使った実験で確認し、スポーツなどに応用できれば成績を上げることにつながるとして注目されています。 研究を行ったのは大阪大学大学院医学系研究科の七五三木聡准教授らのグループです。 スポーツでは以前から、適度に緊張することで成績が上がると言われていましたが、実際に体にどのような影響があるのかなど詳しいことは分かっていませんでした。 グループでは緊張した時に脳で作られる「ノルアドレナリン」と呼ばれる物質に注目し、この物質の働きを薬で抑えると視力に変化が出るかどうかを調べました。 実験ではラットにしま模様が映し出された壁の前でだけ水がもらえることを学習させ、映すしま模様を徐々に薄くしてどこまで模様を見分けられるかを測定しました。 その結果、「ノルアドレナリン」の働きを抑えたラットは通常に比べてしま

    緊張で視力が向上 実験で確認 - NHK 関西 NEWS WEB
  • 意地悪、それとも親切? 性格と脳の形に関連性 研究

    英ロンドンで開催の企画展で展示された様々なステージの脳のモデル(2012年3月27日撮影)。(c)AFP/MIGUEL MEDINA 【1月25日 AFP】怒りっぽさや寛容さなど、人の性格の特徴と脳の形との間には関連性があるとする研究論文が25日に発表された。 研究者らが関連性があると主張しているのは、脳の構造的な差異と主な「性格の5因子」だ。 研究論文が英学会誌「Social Cognitive and Affective Neuroscience」に掲載された。 心理学者らはこれまでに、主な性格の5因子を説明する「ビッグファイブ」という考え方を提唱している。5つの因子には、神経症傾向(どれくらい気難しいか)、外向性(どれくらい積極的か)、開放性(寛容さ)、協調性(利他性の尺度)、誠実性(自己統制力の尺度)がある。 今回の研究では、22歳~36歳までの500人以上の脳スキャン画像を使って

    意地悪、それとも親切? 性格と脳の形に関連性 研究
  • 肥満を抑える糖鎖を発見 | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所(理研)グローバル研究クラスタ疾患糖鎖研究チームの蕪木智子客員研究員、木塚康彦研究員、北爪しのぶ副チームリーダー、谷口直之チームリーダーらの研究チーム※は、マウスを用いて、「α2,6シアル酸[1]」と呼ばれる糖を持つ糖鎖[2]が肥満を抑えることを発見しました。 肥満は、高血圧症や糖尿病、動脈硬化を初めとする生活習慣病のリスク因子であることが知られています。肥満に伴って脂肪細胞[3]が肥大・増殖すると、脂肪細胞の働きが悪くなり、代謝の異常や生活習慣病の発症につながります。 糖鎖とは、グルコースなどの糖が鎖状につながってタンパク質などに結合したもので、体内の半分以上のタンパク質は糖鎖を付けた状態で存在しています。糖鎖は体の中でさまざまな役割を果たしており、糖鎖の構造や量の変化が、がん、糖尿病、アルツハイマー病などの疾患の原因の一つとなることが分かっています。一方で、糖鎖と肥満

  • カロリー制限、やっぱり長寿に効果 論争に終止符か:朝日新聞デジタル

    カロリー制限はやはり長寿に効果がある、とする研究結果を米国の二つの研究チームがまとめ、17日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。両チームは1980年代後半からアカゲザルで実験を続け、効果をめぐって相反する結果を発表。両チームが共同で実験データを再解析し、「効果あり」で結論が一致したという。 二つの研究チームは米国のウィスコンシン大学と国立加齢研究所。いずれも、好きなだけべさせる集団と、それよりも摂取カロリー量を3割減らした集団で生存年数などを比較する実験をしているが、大学は2009年と14年に「効果あり」、研究所は12年に「効果はなかった」と発表していた。 今回、両チームで15年7月までの互いの実験を比べると、カロリー制限を始めた年齢が大学は大人の7~15歳なのに対し、研究所は1~23歳と幅広かった。このため、研究所のデータについて、実験開始時の年齢を若年(1~14歳

    カロリー制限、やっぱり長寿に効果 論争に終止符か:朝日新聞デジタル
  • 飲酒後にラーメン食べたくなる理由判明 英でマウス実験:朝日新聞デジタル

    お酒を飲んだ後、ついラーメンやアイスクリームがべたくなるのは、アルコール欲にかかわる脳の神経細胞を活性化させるためらしい。英フランシス・クリック研究所のグループがマウス実験で突き止め、11日、英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ(電子版)に発表する。 アルコールは高カロリーなので、飲めば飢えは満たされるはずなのに、逆にが進むことが知られている。酔ってべ過ぎを防ぐ抑制心が働かなくなるなどの説があるが、理由はよくわかっていなかった。 グループはマウスにアルコールを与えると、べる量が約1~2割増えることを確認。アルコールを与えた時のマウスの脳を調べたところ、ふだんは飢えによって欲が増す時に働く神経細胞が活性化していることがわかった。人為的にこの神経細胞の活動を抑えると、アルコールを与えてもべる量は増えなかった。 この神経細胞はマウスと人で共通だという。お酒を飲むと過しやすいと

    飲酒後にラーメン食べたくなる理由判明 英でマウス実験:朝日新聞デジタル
  • 共同発表:飢餓を生き延びるための脳の仕組みを解明

    ポイント 哺乳類が空腹のときに活性化される、脳の新規の神経細胞を発見しました。 この神経細胞は延髄の網様体にあり、視床下部で感知した空腹の信号を受け取ると、エネルギー消費(熱産生)を抑制するとともに、摂や咀嚼を促進することがわかりました。 空腹時に体内にエネルギーを蓄えて飢餓を生き延びる能のために備わった脳の神経回路で、中心的な役割を担う神経細胞とその回路メカニズムが明らかになりました。 名古屋大学 大学院医学系研究科(研究科長・髙橋 雅英)統合生理学の中村 佳子 助教と中村 和弘 教授の研究グループは、群馬大学、オレゴン健康科学大学との共同研究により、飢餓を生き延びるために機能する脳の神経回路で鍵となる仕組みを解明しました。 人を含めた哺乳類では、空腹や飢餓になると、体内のエネルギー消費(熱産生)を減らす反応が生じるとともに、物を摂取する行動が促進されます。これらの「飢餓反応」は、

  • 「ストップ砂糖」に異議 背景に食品企業と米紙 - 共同通信 47NEWS

    【ニューヨーク共同】砂糖の過剰摂取を戒める世界的な傾向に異を唱える研究者グループの見解を米医学誌が掲載したことに関し、グループが清涼飲料や品の大手企業と結びつきがあるとして米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が19日、批判的に報じた。 医学誌「内科学紀要」のサイトなどによると、トロント大(カナダ)の研究者らのグループは、健康のために砂糖の摂取量を減らす呼び掛けについて「根拠が弱く信頼できない」との見解をまとめた。 これに対してニューヨーク・タイムズは、グループが米コカ・コーラや米ハーシーなどから研究費を提供されていると指摘した。

    「ストップ砂糖」に異議 背景に食品企業と米紙 - 共同通信 47NEWS
  • 女性の脳、妊娠で灰白質減少 子育てに有益な変化か 研究

    仏北部ランスの病院で医師の診察を受ける妊娠中の女性(2013年9月17日撮影)。(c)AFP/PHILIPPE HUGUEN 【12月20日 AFP】女性が妊娠すると、脳の一部の部位で長期間にわたって灰白質が顕著に減少するという研究論文が19日、英科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス(Nature Neuroscience)」に発表された。この変化は子どもを育てる上で有益だと考えられるという。 脳の変化が少なくとも2年間続いたケースもあったが、それによって記憶などの精神機能が損なわれた様子は観察されなかったと研究チームは報告している。 論文の共同執筆者、バルセロナ自治大学(Autonomous University of Barcelona、スペイン)のエリカ・バルバ・ムリェール(Erika Barba-Muller)氏は声明で、この変化は母親として必要になる機能に関連する脳の部位に関係

    女性の脳、妊娠で灰白質減少 子育てに有益な変化か 研究
  • ランニングすると気分がすっきりする魔法の仕組みを神経科学者が解説 - GIGAZINE

    By Atomische * Tom Giebel 「どうしてそんなに長い時間走ろうと思うわけ?」という質問は、ジョギングやマラソンを趣味にするランナーがよく尋ねられる質問の1つです。そんな問いに対する答えとしては「ジョギングをしていると気分が良い」というものがあるのですが、これは単なる気分の問題だけではなく、科学的にもその現象が確認されているようです。 Why Running Helps Clear Your Mind -- Science of Us http://nymag.com/scienceofus/2016/04/how-neuroscientists-explain-the-mind-clearing-magic-of-running.html 仕事などに行き詰まったときに、「ちょっと走りに行ってくる」とジョギングに出かける人もいるはずですが、これは決して珍しいことではなく

    ランニングすると気分がすっきりする魔法の仕組みを神経科学者が解説 - GIGAZINE
  • 35日間の長期飼育で骨や筋肉の量が顕著に減少 ~「きぼう」における、長期飼育マウスの地上分析速報~:「きぼう」での実験 - 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター - JAXA

    このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。 <免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。 最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。

  • 「怒ったまま寝るな」に科学的信ぴょう性、記憶実験で示唆

    【11月30日 AFP】熟睡によって、嫌な記憶が脳内で強化される可能性があるとの研究結果が29日、発表された。怒ったまま寝ることを戒める古い格言に、科学的な信ぴょう性を与える結果となっている。 中国と米国の研究チームが英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に発表した研究論文によると、形成されたばかりの悪い記憶を保持したまま眠りに就くと、それが脳に深く刻み込まれ、後にその記憶を拭い去るのがより困難になるという。 中国・北京師範大学(Beijing Normal University)で今回の研究を実施した論文の共著者、柳昀哲(Yunzhe Liu)氏は、AFPの取材に「昔から『怒ったまま寝るな』と言われているが、この忠告が一定、理にかなっていることを今回の研究は示唆している。床に就く前にまず、けんかの解決を勧めたい」と語る。 柳氏らは睡眠が記憶

    「怒ったまま寝るな」に科学的信ぴょう性、記憶実験で示唆
  • 宗教によって活性化する脳領域はギャンブルのものと同じと判明

    カール・マルクスは「宗教とは民衆のアヘンである」と述べましたが、信仰心を感じるときに脳がどのような反応を示しているのかはよくわかっていません。そんな中、宗教的な活動をするときに活性化する脳の報酬系が、ギャンブルや音楽鑑賞で活性化する部分と同じであるとする研究がアメリカの研究者によって発表されました。 Reward, salience, and attentional networks are activated by religious experience in devout Mormons: Social Neuroscience: Vol 0, No 0 http://www.tandfonline.com/doi/10.1080/17470919.2016.1257437 The brain on God https://www.researchgate.net/blog/post

    宗教によって活性化する脳領域はギャンブルのものと同じと判明
  • ボノボも老眼になる -現代社会の目の酷使と老眼は無関係?-

    柳興鎭 霊長類研究所博士課程学生、古市剛史 同教授らの研究グループは、人間に最も近い類人猿である野生ボノボの老眼の進行が人間と非常に似ていることを発見しました。これは、人間とボノボの目の老化の速度が共通の祖先から大きく変わっていないことを示唆します。これまで、読み書きなど現代社会でよくある目と近い距離で起こる作業が老眼の原因として指摘されてきましたが、実際には老眼と大きな関連がなく、自然な老化の過程であるとうかがえます。 研究成果は、2016年11月8日に米国の学術誌「Current Biology」で発表されました。 研究者からのコメント 老眼は野生のチンパンジーでも事例報告がありましたが、これを定量的に分析して人間と比較した研究は、今回が初めてです。もし目だけでなく他の体の部位の老化も同様に起こる場合、人間の長寿命は進化的に選択されたものではなく、社会的・環境的な要因によって促進され

    ボノボも老眼になる -現代社会の目の酷使と老眼は無関係?-
  • 酒、悪態、怠惰、ストレスを肯定する──『悪癖の科学 その隠れた効用をめぐる実験』 - HONZ

    時間は充分にあったはずなのに、締め切り間際まで仕事がはじめられない。ついつい悪態をついてしまう。酒を飲んではいけない時に飲みすぎる──いわゆる「悪癖」はままならない人生に常につきまとう影のようなものだが、書はそこに切り込んで「実は、悪いと言われていることにも効用があるんじゃないの?」と問いかけてみせる。そうだったら実に嬉しい話だ。 書では1章が「セックス」、2章「酒」、3章「悪態」、4章「危険運転」、5章「恋」、6章「ストレス」、7章「サボり」、8章「死」とそれぞれの章で悪癖に対する「効用」を探っていく。とはいえ、効用があるとはいってもこじつけめいたものであれば興ざめである。その点、書の著者はイギリスのキール大学の心理学講師であり「悪態をつくことにより苦痛を緩和する」研究でイグ・ノーベル賞を受賞している専門家で、各種実験をおもしろおかしく紹介しながら、あくまでも科学としての妥当性につ

    酒、悪態、怠惰、ストレスを肯定する──『悪癖の科学 その隠れた効用をめぐる実験』 - HONZ
  • 睡眠を制御する遺伝子を発見 筑波大 | NHKニュース

    睡眠を制御する重要な役割を果たす遺伝子を、筑波大学の研究チームが世界で初めて発見したと発表し、今後、睡眠障害などの治療への応用が期待されます。 研究チームは6年前からマウスを使って、睡眠の時間が極端に長かったり、短かったりするグループを作り、原因となる遺伝子の解明を進めてきました。 その結果、「過眠症」のグループには細胞内で、さまざまな情報を伝達している「Sik3」と呼ばれる遺伝子が変異していたことを突きとめました。 また、「Nalcn」と呼ばれる遺伝子が変異すると、眠りが浅い「レム睡眠」の時間が大幅に減少し、目覚めやすくなっていたということです。 研究チームによりますと、これまで睡眠と直接関わる遺伝子は見つかっていなかったということで、今後、睡眠障害などの治療への応用が期待されます。 筑波大学・国際統合睡眠医科学研究機構の柳沢機構長は「睡眠や覚醒に関与する遺伝子をさらに発見していきたい」

  • 産総研:魚油による脂質代謝改善効果が摂取時刻によって異なることをマウスで発見

    発表・掲載日:2016/11/01 魚油による脂質代謝改善効果が摂取時刻によって異なることをマウスで発見 -DHAやEPAの摂取は朝が効果的- ポイント 魚油の摂取による脂質代謝の改善効果が、摂取する時刻によって異なることを、マウス実験で発見 朝時の魚油の摂取は、血中のDHA・EPA濃度を高める 時間栄養学の予防医学分野への貢献に期待 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)バイオメディカル研究部門【研究部門長 近江谷 克裕】生物時計研究グループ 大石 勝隆 研究グループ長は、マルハニチロ株式会社【代表取締役社長 伊藤 滋】(以下「マルハニチロ」という)と共同で、魚油の摂取による脂質代謝改善効果が、摂取時刻によって異なることを、マウスを使った実験により明らかにした。 今回、DHAやEPAなどの機能性成分を含む魚油を、マウスに朝あるいは夕ととも

    agrisearch
    agrisearch 2016/11/04
    マルハニチロとの共同研究「朝食時の魚油の摂取は、血中のDHA・EPA濃度を高める」
  • 【やじうまPC Watch】 年を取ると耳が遠くなるのは、聴覚ではなく脳の老化が原因 ~言葉を聞き取れているのに、何を言っているのかが理解しにくくなる

    【やじうまPC Watch】 年を取ると耳が遠くなるのは、聴覚ではなく脳の老化が原因 ~言葉を聞き取れているのに、何を言っているのかが理解しにくくなる
  • 宇宙のような無重力空間でセックスするとどうなるのか?

    By PhotoGraphus 近年では宇宙開発関連の民間企業が乱立し、新婚カップルによる501日間の火星旅行なども計画されているように、宇宙という存在は一昔前よりもかなり身近なものになってきています。そんな状況だからこそ気になるのが、「宇宙の無重力状態でセックスするとどうなるのか?」という疑問です。この問いかけに科学ジャーナリストのアラン・ボイル氏が答えています。 Outer-space sex carries complications - Technology & science - Space | NBC News http://www.nbcnews.com/id/14002908/ 宇宙環境でセックスすることは、長い間うわさや推測の中で語られるだけのものでしたが、数十年前にある作家が「NASAが宇宙でのシャトルミッションで、性行為に関する研究を行った」と主張したことを皮切りに、

    宇宙のような無重力空間でセックスするとどうなるのか?
  • ビタミンB1欠乏による記憶能力障害のメカニズムを発見 -- ビタミンB1欠乏により脳の海馬が障害を受けて記憶できなくなる -- 東京農業大学

    東京農業大学 ビタミンB1欠乏による記憶能力障害のメカニズムを発見 -- ビタミンB1欠乏により脳の海馬が障害を受けて記憶できなくなる -- 東京農業大学 大学ニュース / 先端研究 2016.09.07 07:00 東京農業大学応用生物科学部バイオサイエンス学科の喜田聡教授らのグループは、ビタミンB1の欠乏が海馬を中枢とする記憶能力の障害を引き起こすこと、さらに、その障害のメカニズムが海馬の変性であることを発見した。この研究成果は、国際的な学術雑誌「Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry」のon line版に掲載された。 【背景と概要】 ビタミンB1は、必須栄養素の一つであり、鈴木梅太郎博士によっておよそ100年前に発見された世界で最初のビタミン。ビタミンB1は、糖代謝系やATP(エネルギー)産生に対する補酵素として働く。ビタミンB1摂取不

    ビタミンB1欠乏による記憶能力障害のメカニズムを発見 -- ビタミンB1欠乏により脳の海馬が障害を受けて記憶できなくなる -- 東京農業大学