つい先日から打ち上げが始まった、スペースXのロケットの最新バージョン「ファルコン9 ブロック5」。こちらについて、同社設立者のイーロン・マスク氏が詳細を明かしています。 まず、ロケット第1段の「マーリンエンジン」は推力が8%向上し、海面高度では19万ポンドの推力を発揮します。また第2段の「マーリンバキュームエンジン」は推力が5%向上し、22万ポンドの推力を達成。さらに、チェック作業のみで10回、リファービッシュをくわえることで100回の再使用が可能なのです。 着陸脚には「ラッチ」が追加され、ドローン船上で外部クランプが必要なくなっています。またチタン製のグリッドフィンを採用し、火災などの可能性を低下させています。さらに塗装ではなく疎水性耐熱プロテクションをロケットに統合し、第1段と第2段の中間もカーボンファイバー製のブラックが目につきます。 そして内部的には、なによりも液体酸素の圧力を維持