SPAC(特別買収目的会社)とは?冒頭に記載した様にSPAC(特別買収目的会社)とは、未公開会社の買収を目的として設立される法人のことを指し、読み方は、「SPAC(スパック)」です。英語のSpecial Purpose Acquisition Companyの頭文字を取ったものです。 SPAC(特別買収目的会社)は、設立・上場の時点では、自らは事業を行なっていないペーパーカンパニーです。 上場後に、株式市場から資金調達を行い、これを原資として未公開会社を買収します。この買収プロセスの中で買収先会社とSPAC(特別買収目的会社)を合併させることにより、買収先会社が従来の上場のプロセスを経ることなく株式市場に上場できるというスキームです。 買収を目的とした企業なので、SPAC(特別買収目的会社)は、「白地小切手会社」や「ブランク・チェック・カンパニー」とも呼ばれています。事業を持っていないため