今月千葉市で開催される小型機のレース、エアレースの世界選手権で使われる滑走路が、すぐ脇に高さ70メートルのホテルが建設されたことで航空法上安全性に問題があるとして、使用できない可能性があることがわかりました。 国土交通省はホテルを休業し無人にすることなどを条件に、特例的に使用を認められないか検討しています。 エアレースは最高時速370キロに達する小型機でタイムを競うもので、3年前から毎年千葉市の海上で世界選手権が開催されていて、今シーズンの第3戦が今月26日と27日の2日間にわたって開かれます。 レース中は千葉県浦安市の沿岸部に臨時の滑走路が設置されますが、そのすぐ脇に今月、地上18階建て、高さおよそ70メートルのホテルがオープンしたため、滑走路が使用できない可能性があることがわかりました。 航空法では、航空機の離着陸の安全を確保するために滑走路の周辺で高い建物の建設を禁じていて、今回の場