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ハイパーインフレと政府債務に関するebmgsd1235のブックマーク (2)

  • 【更新】物価水準の財政理論についてのまとめ

    日経新聞にシムズのインタビューが載って、いろいろ反響を呼んでいるようだ。2月1日に来日すると日のマスコミも物価水準の財政理論(FTPL)に興味をもつと思われるので、これまで書いた記事をまとめておこう。 まずFTPLが「財政膨張策」だというのは誤解である。シムズはこう語っている。 物価引き上げに必要なのは、日政府が政府債務の一部を、増税ではなくインフレで帳消しにすると宣言することだ。政府が2%の物価上昇率目標を掲げ、達成するまでは消費税増税を延期する。 これを彼の論文では実質債務のデフォルトと呼んでいる。名目債務はデフォルトできないが、実質債務はインフレで踏み倒せるという意味だ。彼は「インフレ税」で政府債務を縮小せよと提言しているのだ。そのしくみは、理論的には単純だ。FTPLは、コクランの書いた次の均衡条件に要約できる。 実質政府債務=名目政府債務/物価水準=財政黒字の現在価値 (1)

    【更新】物価水準の財政理論についてのまとめ
    ebmgsd1235
    ebmgsd1235 2017/10/25
    「物価水準は天井に突き当たって止まり、終戦直後のように5倍程度で収まるだろう」って言うけど資本逃避を政府がコントロールしようとする段になれば何が起きてもおかしくない。日本人にとっては天変地異なんだ。
  • 政府債務はインフレで踏み倒せるか

    話題になっている『文藝春秋』の浜田宏一氏の記事を読んだ。彼は「自分の考える枠組に変化があった」といってリフレ論を撤回し、日銀の量的緩和がきないのは「財政とセットで行なっていないからだ」という。つまり財政赤字を増やせば景気がよくなり、インフレで借金が減るので一石二鳥という話だが、当だろうか? 結論からいうと、理論的には当である。くわしいことは私のブログで紹介したCochraneの論文を読んでいただきたいが、超簡単にいうとFTPL(物価水準の財政理論)は、次の式に要約できる。 物価水準=名目政府債務/財政黒字の現在価値(*) 名目政府債務を所与とすると、物価水準は財政黒字(右辺の分母)が小さくなると上がる。したがって毎年の財政赤字が増えると、将来の黒字の現在価値(正確にはプライマリー黒字の割引現在価値)が減ってインフレになる。これは思考実験をやれば明らかだ。 たとえば、あす安倍首相が記者会

    政府債務はインフレで踏み倒せるか
    ebmgsd1235
    ebmgsd1235 2016/12/27
    実質債務のデフォルトは合法的な債務不履行“財政インフレは、現在世代と将来世代の所得分配を是正する「世代間課税」として理論的にはありうる”理想的な一律課税、ショック療法として制御可能なハイパーインフレ?
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