中日は6日、5年目右腕の木下雄介(きのした・ゆうすけ)投手が3日に名古屋市内で死去したと発表した。27歳。大阪市出身。家族の意向もあり、死因や通夜、葬儀日程などは伏せられた。球団によると、ナゴヤ球場で右肩のリハビリを行っていた7月6日に倒れ、入院していた。現役選手の突然の死に、チームは深い悲しみに包まれた。 ◇ ◇ ◇ あまりにショッキングな知らせだった。中日加藤宏幸球団代表(61)が6日、ナゴヤ球場で緊急会見。「当球団の木下雄介投手が7月6日の練習中に倒れ、8月3日に亡くなった」と苦渋の表情で明かした。「ご家族の強い意向」もあり、入院からここまで一切の公表を控えてきたという。通夜や葬儀日程、病名、死因など詳細は伏せられ、ナインへの取材自粛を求めた。 木下雄投手は7月6日、右肩のリハビリを行っていたナゴヤ球場で倒れて救急搬送。意識不明の状態が続き、約1カ月間、懸命の治療を続けて