リオデジャネイロ五輪、ボクシング男子ライト級1回戦。テオフィモ・ロペス(左)を下し、勝ち名乗りを受けるフランスのソフィアヌ・ウミハ(右、2016年8月7日撮影)。(c)AFP/Yuri CORTEZ 【8月8日 AFP】リオデジャネイロ五輪のボクシング男子が行われた7日、微妙な判定で敗れたホンジュラスの選手が、「夢を盗まれた」と怒りの声をあげている。 将来を嘱望される19歳のテオフィモ・ロペス(Teofimo Lopez)は、ライト級1回戦でフランスのソフィアヌ・ウミハ(Sofiane Oumiha)と対戦し、判定の末0-3で敗れた。この判定に会場からは大きなブーイングが起こり、ロペスは挑発するかのようにリング中央で身をかがめてから、後方宙返りを披露してみせた。 実はロペスは、最近になってホンジュラスに国籍を変更した選手。元々は米ニューヨーク(New York)のブルックリン(Brookl