プロ野球・読売巨人軍の3選手が野球賭博に関与した問題で、巨人軍は9日、日本プロフェッショナル野球組織(NPB)の熊崎勝彦コミッショナーの裁決後に3選手との契約を解除する方針を明らかにした。 また、所属選手の指導監督の担当取締役である原沢敦・専務取締役球団代表は同日、「責任を痛切に感じている」として球団に辞任届を提出し、引責辞任した。巨人軍は、球団としての対応についてもコミッショナーの裁決後、厳正に行うとしている。 契約解除の方針が決まったのは、福田聡志(32)、笠原将生(24)、松本竜也(22)の3投手。原沢氏の辞任で球団代表は当面、空席になる。 巨人軍は、3選手を野球協約第180条違反(野球賭博行為、野球賭博常習者との交際)で告発しており、NPBの調査委員会(大鶴基成委員長)が調査結果を報告するのを待って、近くコミッショナーが裁決を出す見通し。同条は、野球賭博行為などがあった場合、コミッ