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ブックマーク / science.srad.jp (48)

  • ブロッコリー嫌いや芽キャベツ嫌いに口内細菌叢が影響している可能性 | スラド サイエンス

    オーストラリア連邦科学産業研究機構 (CSIRO) の研究によれば、カリフラワーやブロッコリー、芽キャベツといったアブラナ属の野菜を嫌う人は、その人の口内細菌叢が影響している可能性があるそうだ (論文、 Ars Technica の記事)。 人によるべ物の好き嫌いの違いは化学感覚の違いと考えられており、特定の物質で苦みを感じる遺伝子が知られていることから、これまではこの遺伝子の有無に注目した研究が行われてきた。一方、アブラナ属の植物は S-メチル-L-システイン スルホキシドを含み、これから臭気を発する揮発性硫黄化合物が酵素や細菌により生成される。 研究は 6 歳 ~ 8 歳の子供と保護者 98 組 (計 196 人) を対象とし、臭気物質を快いと感じるか不快と感じるかの評価や、実際に採取した唾液と生のカリフラワー粉末による揮発性硫黄化合物の生成テストなどを行っている。 その結果、揮発性

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    gimonfu_usr 2021/11/08
    ( マジか。) ( a-design-for-life氏コメ。へぇぇ。) ( でも揮発性硫黄化合物いうたらネギ属では? )
  • 房総半島沖水深6,000m付近の海底に大量のプラスチックごみ | スラド サイエンス

    JAMSTECの海洋プラスチック動態研究グループの調査によると、房総半島から約500km沖、水深6,000m付近の深海平原に大量のプラスチックごみが集積しているそうだ(プレスリリース、 論文)。 海洋に流出するプラスチックごみのうち海面に浮かぶ量は4%程度に過ぎず、深海底が最終的な集積地と考えられているが、その実態はよくわかっていなかった。海洋プラスチックごみの約半分は日を含む東アジアや東南アジアから漏出しており、その一部は黒潮に乗って日近海を北上する。そのため、海流が大きく渦を巻いて循環する四国沖の「黒潮・再循環域」と房総半島沖の「黒潮続流・再循環域」では、運ばれてきたプラスチックごみが渦に巻き込まれて集積・沈降し、海底に巨大なごみだまりが形成されていると予想されていたという。 今回の研究では、2019年9月に有人潜水調査船「しんかい6500」で黒潮続流・再循環域直下の深海平原を調査

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    gimonfu_usr 2021/04/05
    ( 平方キロあたり7000個いう報道あったな。) ( "海流が大きく渦を巻いて循環する四国沖の「黒潮・再循環域」と房総半島沖の「黒潮続流・再循環域」"  温暖化の海面上昇も季節風かなんかで太平洋西側が大きい。)
  • 日本における新型コロナ感染拡大、海外からの帰国者が大きな感染源であることが判明 | スラド サイエンス

    Anonymous Coward曰く、 日における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染は、多くの感染者を出した大型客船「ダイヤモンドプリンセス号」や中国からの訪日外国人ではなく、海外在留邦人や海外旅行者といった海外からの帰国者経由で広まったとの分析結果を国立感染症研究所病原体ゲノム解析研究センターが発表した(朝日新聞)。 SARS-CoV-2などのウイルスの遺伝子は感染の過程で変異を繰り返すことが知られているが、感染症研究所はこれを利用し、SARS-CoV-2感染者から採取したサンプルの全遺伝子(ゲノム)情報を分析して感染者のつながりを視覚化した。その結果、1月から増加していた中国やダイヤモンドプリンセス号由来の感染は2月中までに押さえ込むことに成功していたものの、その後ヨーロッパや北米からの帰国者からの感染拡大が急増したことが確認できたという。

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    gimonfu_usr 2020/05/01
    https://tinyurl.com/ya9sl8e6http://www.chinaxiv.org/abs/202002.00033の解説〕2020-02-21。拡散前で欧州資料少な目。H13とH35のグループAが広東、H3のグループB、HIのグループCが武漢らしい。/国感研曰く「中国株は制御」。BかCの変異?
  • NHK曰く「キッチン用除菌商品の消毒効果は証明されていない」、これに対しフマキラーが反論 | スラド サイエンス

    NHKが「キッチン用エタノールはアルコール度数が50%程度であり、コロナウイルスに対する消毒効果は科学的に証明されていない」などと報じたことに対し、フマキラーが反論している(フマキラーによる『「キッチン用エタノール」報道に対する当社見解』)。 フマキラーは新型コロナウイルスと同じ構造を持つネコ腸コロナウイルスを使った試験を実施し、実際に効果があることを確認しているという。しかし、今回の報道を受けて同社には多数の問い合わせやクレームが寄せられているとのこと。 この試験は一般財団法人北里環境科学センターによって行われたもの。同社の「フマキラー キッチン用アルコール除菌スプレー(アルコール濃度49v/v%)」および「アルコール除菌プレミアム ウイルシャット(アルコール濃度63v/v%)」、「ウイルシャット ノンアルコール除菌プレミアム」で「減少率99.9%以上」という結果となり、ネコ腸コロナウイ

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    gimonfu_usr 2020/03/12
    https://tinyurl.com/rt97bvc "エンベロープを有するウイルスに対して50vol%程度でも効果" /フマキラーはさておき、https://tinyurl.com/s6e852v "脂肪に反応してこれを破壊することから, 100%"も可。脱脂作用ってヤツ?
  • 長崎南高校科学部、段ボールとビニール、100円の除菌スプレーで作った無菌装置で植物の組織培養に成功 | スラド サイエンス

    長崎県・長崎南高校の科学部が、段ボールと市販の除菌スプレー、ビニールを使った安価な無菌室で植物の組織培養を行うことに成功したという(西日新聞)。 同科学部では、絶滅危惧種のナガサキギボウシを培養する試みを行っていたという。しかし、通常こういった植物の組織培養に使われる無菌装置は200万円ほどで、高校の部活では導入が難しい。そこで同科学部では段ボール箱を使った無菌装置の開発を行ったそうだ。 当初は次亜塩素酸ナトリウムを使った殺菌を試みていたが、顧問の教師が冗談半分で100円の除菌スプレーを提案したところ、無菌状態を保つ効果を確認できたという。 この装置を使って1年ほどの再現実験も行われており、ナガサキギボウシやレタス、ジャガイモなどの培養に成功しているとのこと。

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    gimonfu_usr 2019/10/26
    ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81 100円スプレーはそれはそれで良いけど、紫外線殺菌できるこれも欲しいな。〔何ニツカウ?〕)
  • 古代エジプトの遺跡から世界最古のチーズが見つかる | スラド サイエンス

    古代エジプト・メンフィスの遺跡から世界最古のチーズが発見されたそうだ(ACSのニュースリリース、 論文アブストラクト、 SlashGearの記事)。 この遺跡は紀元前13世紀にメンフィスの首長などを務めていたPtahmesの墓。最初にPtahmesの墓が発見されたのは1885年だが、その後砂漠の砂に埋もれて場所がわからなくなっていたという。再び発見されたのは2010年。それから数年経って考古学者が発見した壊れた壺の1つに、白っぽい塊と蓋に使われていたとみられる帆布が入っていたそうだ。 この塊はサンプルを分析して検出されたペプチドから、牛乳および羊乳または山羊乳で作られた乳製品であることが判明する。帆布の特徴は液体ではなく固形物を保存するのに適していることを示しており、それを否定するような証拠もないことから、この塊はチーズだったとの結論に達したとのこと。 また、検出された他のペプチドにより、

  • ボルバキアを使用した不妊虫放飼でネッタイシマカの個体数を減らす大規模実験「Debug Fresno」 | スラド サイエンス

    Alphabet傘下のVerilyは14日、Sterile Insect Technique(SIT: 不妊虫放飼法)によりネッタイシマカの個体数を減少させる実験「Debug Fresno」を米国・カリフォルニア州フレズノ郡で開始した(Verily Blogの記事、 プロジェクトページ、 The Vergeの記事、 9to5Googleの記事)。 Debug Fresnoはバイオテクノロジー企業 MosquitoMateおよびフレズノ郡の Consolidated Mosquito Abatement Districtとの提携によるもので、MosquitoMateが開発したオスのネッタイシマカ「ZAP」を使用する。実験はフレズノ郡の2地区で20週にわたって実施され、2地区合わせて毎週100万匹のZAPを放出するという大規模なものだ。 ZAPはボルバキアに感染しており、感染していないメスと交

    ボルバキアを使用した不妊虫放飼でネッタイシマカの個体数を減らす大規模実験「Debug Fresno」 | スラド サイエンス
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    gimonfu_usr 2017/07/17
    ( ボルバキア感染の雄と雌の間の卵は致死らしいけども、ボルバキア感染の雌はバリバリ生き残り単性生殖するらしいが、大丈夫か。ハチの場合だけかな。)
  • 子宮頸がんワクチン薬害捏造疑惑の池田修一・信州大学副学長、捏造を指摘したWedgeを訴える | スラド サイエンス

    信州大副学長の池田修一教授が17日、同教授の研究成果について捏造だと指摘した記事を掲載した雑誌「Wedge」の発行元およびジャーナリストらに対し、名誉棄損として計約1100万円の損害賠償などを求める訴訟を起こしたと報じられている(時事通信)。 なんかすごい既視感を覚えるんですが気のせいですかね。 子宮頸がんワクチンには「重大な副作用がある」という主張があるが、いっぽうで「重大な副作用がある」という主張の元になっているデータは信憑性に欠ける、という指摘もある(過去記事:「子宮頸がんワクチンが障害の原因となり得る」という根拠はない)。また、問題のWedgeの記事では池田修一教授の「子宮頸がんワクチンが障害をもたらす」という主張に対し、その根拠となる論文は捏造されたものだと指摘している。 記事を執筆した村中璃子氏はこれに対しFacebookにコメントを投稿。これによると、問題を受けて信州大学は予

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    gimonfu_usr 2016/08/19
    https://www.bengo4.com/saiban/n_5007/ 子宮頚ガンワクチン副作用云々よりも、"〔研究班の代表として、ほかの所属メンバーの研究成果を発表、個々の〕研究への関与や指示をしたことはなかった" て提訴じゃないのですか?)
  • 実質的にすべての電子タバコの蒸気が有害な化学物質を含むとの研究結果 | スラド サイエンス

    電子タバコの煙(蒸気)からはこれまでにも有害な化学物質が検出されているが、実質的にすべての電子タバコの蒸気が有害物質を含むとの研究結果を米ローレンス・バークレー国立研究所が発表した(ローレンス・バークレー国立研究所のニュース記事、 The Vergeの記事、 論文アブストラクト)。 電子タバコの蒸気の成分は使用するリキッドによって異なるが、ほぼすべてのリキッドでプロピレングリコールとグリセリンが主成分となっている。これに着目した研究チームでは、プロピレングリコールとグリセリンのみのリキッドを使用して電子タバコによる吸入実験を行ったという。その結果、アクロレインやホルムアルデヒド、アセトアルデヒドなどを含む31種の有害化合物が顕著なレベルで検出されたとのこと。31種の中には過去に電子タバコの蒸気からは発見されていなかった酸化プロピレンやグリシドールも含まれる。 今回使われた電子タバコ器具は加

  • 350万年前の細菌を自らに注射したロシア人科学者 | スラド サイエンス

    今年10月、色々なサイト(主にネタ系サイト)で、「350万年前から生きている長寿細菌」を自分の身体に注射することで、病気知らずの健康な身体を手に入れたと主張するロシアの科学者が話題になった。この科学者のその後をMOTHERBOARDが取材している(Slashdot)。 注射された「長寿細菌」の「Bacillus F」は2009年にシベリアで採取されたもので、単に数百年前の細菌というだけでなく、低温の厳しい状況下で生き延びたという大きな特徴があるという。自身に注射を行ったこの科学者Anatoli Brouchkov氏は、注射によって以前よりも健康で疲れにくくなっていると述べているそうだ。 またSiberian Timesでの記事によれば、Brouchkov氏は細菌を移植した高齢のマウスは通常のマウスよりも長生きした上、活発に活動し、さらに子供を産むようになったとしている。 これらから、この細

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    gimonfu_usr 2015/12/25
    ( 寄生主と宿主 長寿細菌 ロシア )
  • NASA、小惑星監視団体との提携を打ち切り。小惑星リスクは投資に見合わず | スラド サイエンス

    NASAはB612財団とのSpace Act Agreement (スペース法協定、SAA) の打ち切りを決定した。SAAはNASAが宇宙開発等に必要な外部パートナーと提携するための仕組み。提携するとパートナーはNASAからの支援を受けることができる。B612財団は星の王子さまに登場する惑星から名付けられ、潜在的に危険な小惑星や隕石を見つけ出すことを目的としている(MOTHERBOARD、NASAリリース、forbes、Slashdot)。 しかし、この協定によって同財団には4億5000万ドルもの費用が提供されたにも関わらず、具体的な成果は出なかったという。また、監視のためのシステム構築なども大幅に遅れていることから、無期限契約とされてきたB612財団とのSAAは打ち切られることとなった。NASAは小惑星の衝突による危機が発生する確率は統計的にも低く、投資の価値は低いと判断したようだ。

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    gimonfu_usr 2015/10/09
    ( "NASAは小惑星の衝突による危機が発生する確率は統計的にも低く、投資の価値は低い" )( う~む。)
  • 113番目の元素、命名権めぐって日本と米露が優先権を争う | スラド サイエンス

    理化学研究所が発見した113番元素の命名権をめぐって、日海外のグループがそれぞれ優先権を主張しているそうだ(日刊工業新聞、マイナビニュース)。 113番元素の研究については、理化学研究所・仁科加速器研究センター超重元素研究グループの森田浩介グループディレクターらの研究チームが2003年に実験を開始。2004年、2005年、2012年と計3回、この113番目の元素を検出している。この元素を合成し検出できる確率は100兆分の3と非常に難しいとのこと。 いっぽう、この元素を発見したという報告はロシアからも行われており、国際学会において命名権をどの研究グループに与えるかが議論されていたとのこと。 113番目の元素が物であると認められるには、合成後の同元素の崩壊過程において、すでに知られている元素になることを追跡できなければならない。しかし、米ロの研究チームは元素崩壊後に既知の原子核になること

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    gimonfu_usr 2015/08/20
      ( ロシア 米国 )( 今のとこ、『ウンウントリウム』 て、呼ばれてるらしい。)
  • 温室効果ガスの排出量を減らし、収穫量が増える遺伝子組み換えイネが開発される | スラド サイエンス

    遺伝子組み換えにより収穫量を増やす一方で、温室効果ガスの排出量を減らすことのできるイネが開発されたそうだ。土壌中の酸素が不足する水田では、イネの根から出される有機物を嫌気性微生物が分解してメタンが生成される。そのため、水田は最大のメタン排出源となっているという(論文アブストラクト、 Ars Technicaの記事、 Slashdotの記事)。 Swedish University of Agricultural Scienceの研究チームは、イネにオオムギの遺伝子を組み込んだ「SUSIBA2」を作成。中国の水田で栽培実験をしたところ、地上部分の重量がおよそ30%増加する一方で、地下部分は35%減少したという。その結果、コメの収穫量は重量で50%近く増加し、デンプンの含有量もおよそ10%増加。メタン生成量は成長段階によって異なるが、90~99%減少しており、根の部分に住む微生物も半分以下に減

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    gimonfu_usr 2015/08/03
      ( メタン / 稲作 水耕 水田 )
  • COP20で日本が「本日の化石賞」を受賞 | スラド サイエンス

    ペルーの首都リマで開催中の国連気候変動枠組み条約第20回締約国会議(COP20)で2日、日が「日の化石賞(Fossil of the Day Award)」を受賞した。授賞理由は開発途上国、特にインドネシアでの石炭およびガスを使用した火力発電所の建設に対する、地球温暖化対策支援金の拠出(Japan Climate Finance Funding False Start Wins Fossil、 NHKニュースの記事、 CHUNICHI Webの記事、 朝日新聞デジタルの記事)。 化石賞はCOP開催中、地球温暖化対策に消極的な国などに対して国際的なNGO、Climate Action Network(CAN)が授与している。日は石炭を使った火力発電所でもエネルギー効率が良ければ温暖化対策になると主張。一方、CANではわずかにクリーンな石炭やガスを使用した火力発電所を建設しても必要なエネ

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    gimonfu_usr 2014/12/06
    ( 火力発電所が化石ならば、Climate Action Networkにとってのダイヤモンドの環境負荷  http://mcaf.ee/qsc6t )
  • チェルノブイリ原発近辺の森林、放射能の影響によって腐敗が遅れる | スラド サイエンス

    リンク先を読んでみると、Oecologiaの論文 [springer.com]ですね。いま広島で日生態学会やってるからタイムリーかな?Abstractをざっと訳してみました。 『チェルノブイリ由来の放射能汚染が植物性物質の分解に与える影響は未だに未知である。我々は、重度に汚染されたサイトでは土壌無脊椎動物の消失または密度の低下が分解率を下げるだろうと予測した。もしも微生物が主要な分解者であったなら、大型の土壌無脊椎動物の排除は分解に影響を与えないであろう。2007年9月に、チェルノブイリの周囲のバックグラウンドの放射線量が2600倍異なる20のサイトにおいて、我々は汚染されていない4種の樹木の乾燥した落葉を入れた572個のバッグを落葉層に設置した。それらのバッグの約4分の1は土壌無脊椎動物の侵入を阻む目の細かいメッシュでできていた。これらのバッグは2008年の6月に回収され、質量減少を評

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    gimonfu_usr 2014/08/22
    (チェルノブイリ/"森全体が放射線殺菌" ) (福島事故での放出放射性物質比較 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%AA%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%81%A8%E3%81%AE%E6%AF%94%E8%BC%83 キセノン133)
  • 暴力やアルコールなどの問題は親から子へ遺伝的に受け継がれる | スラド サイエンス

    暴力やアルコール依存症といった社会問題について、生物学的に解明することを目指した研究が行われているという。こうした研究によれば、親の体験したトラウマは遺伝子レベルでその子供に、そして孫にも受け継がれていくのだそうだ(Medium、slashdot)。 様々な方法で実験用マウスに過度なストレスを与え、その後子供を生ませたところ、親マウス同様にその子供も普通のマウスに比べてストレスに弱くなることが分かったとのこと。例えば、マウスは尻尾から逆さ吊りにされることを嫌がるのだが、正常で「幸せな」マウスが尻尾から逆さ吊りにされると1分ほどもがき続けるのに対し、ストレスのかかった親マウスもその子供マウスも数秒で諦め抵抗することをやめてしまったという。しかも、このストレスのかかった子供マウスを正常なマウスと交配させたところ、正常なマウスに育てられた3代目のマウスもストレスに弱くなることが分かったという。

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    gimonfu_usr 2014/02/20
    ( コメント欄 )
  • 除草剤の有害性を発表した研究者、メーカーからさまざまな嫌がらせを受ける | スラド サイエンス

    米国で最も使用されている除草剤「アトラジン」がカエルの雌雄同体化を起こすことを発表したバークレー大学のTyrone Hayes教授に対し、このアトラジンを販売するシンジェンタ社が、さまざまな手段で教授への攻撃を行っていたことが話題になっている(slashdot、The New Yorker記事)。 Hayes教授が訴えるところによれば、カンファレンスで講演を行う際に見慣ぬ人につきまとわれたという。その人物は公演中にメモをとったりHayes教授が「まぬけ」だと思われるような質問を浴びせていたという。また、誰かに電子メールを読まれているのではないか、誰かが自分の評判を落とそうと攻撃を仕掛けているのではないかといった心配もあったそうだ。実際、Hayes教授を検索エンジンで検索すると、「Tyrone Hayesは信用できない」といった宣伝バナーが表示されていたという。 さらに、Hayes教授の研究

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    gimonfu_usr 2014/02/14
    (除草剤「アトラジン」 / カエル / 雌雄同体化 )
  • 放射性トリチウムは薄めて海に流すべき? | スラド サイエンス

    福島第一原発の事故により大量の汚染水が発生しており、その処理についてどうすべきかの議論が進められている。汚染水に含まれているセシウムやストロンチウムについては除去装置による集積が可能だが、トリチウム(三重水素)については、酸素と結合したトリチウム水は一般のH2Oとほぼ同じ性質を示すことから、分離が難しい。そのため、日原子力学会の東京電力福島第一原子力発電所事故に関する調査委員会はトリチウムについては安全基準値よりも大幅に薄めて海に放出すべき、という結論をまとめた(読売新聞、朝日新聞)。 トリチウム水は水とほぼ同じ振る舞いをすることから、生物内での濃縮はないとしている。元々トリチウム水は自然界に一定数存在しているものの、環境に与える影響は当にないのだろうか?

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    gimonfu_usr 2013/09/03
      海水中トリチウム濃度 http://www.nirs.go.jp/db/anzendb/NetsDB.html ←あとで読む。眠い。
  • セシウム濃度グラフを見て独自解釈で「相関関係がある」と主張する人(たち) | スラド サイエンス

    放射性物質で汚染された農地は以前から問題になっているが、今年1月に農林水産省が「放射性セシウム濃度の高くなる要因とその対策について(米・大豆・そば)」という文書をまとめている。ここで、土壌中の放射性セシウム濃度とそこで採れた玄米中の放射性セシウム濃度をプロットしたグラフが紹介されている。このグラフを見ると、土壌中の放射性セシウム濃度が高い場合でも、そこで採れた玄米中の放射性セシウム濃度は必ずしも高いというわけではなく、また土壌中の放射性セシウム濃度が低くても、玄米中の放射性セシウム濃度が高い例もある、ということが分かる(~要因解析調査と試験栽培等の結果の取りまとめ~(概要)の3ページ目)。 だが、このグラフに対し独自に解釈して「土壌中の放射性セシウム濃度とそこで採れた玄米中の放射性セシウム濃度には相関関係がある」と主張する人が登場、議論になっている(Togetterまとめ)。「相関関係があ

  • 肥満の時代、米国では動物の体重も増加を続ける | スラド サイエンス

    肥満は全世界で増加しており、WHOは肥満による病気が最貧国でも数年のうちに死因の上位を占めることになると予測しているそうだ。さらに米国では人だけでなく、実験動物や家庭で飼われている動物などの体重も過去20年以上にわたり増加し続けているという(Aeon Magazineの記事、 The Society Pagesの記事、 家/.)。 マーモセットの体重は10年ごとに平均9%増加し、実験用のマウスの体重は11%、チンパンジーの体重は35%増加しているとのこと。体重増加の原因としては摂取カロリーの増加や消費カロリーの減少が考えられるが、摂取カロリーの増加では餌の量がコントロールされている実験動物での体重増加を説明できない。消費カロリーの減少については、睡眠不足やストレス、ウイルス、バクテリア、化学物質、重金属、電気照明、エアコン、前の世代の栄養状況などさまざまな要因が考えられるとのことだ。

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    gimonfu_usr 2013/08/24
    燃費効率があがっている。