北海道函館市の湯の川温泉街にある市熱帯植物園で毎冬恒例のニホンザルの温泉入浴が始まった。初日の1日は雨となったが、サルたちは、温泉で身を寄せ合いながら気持ちよさそうな様子で、訪れた観光客らを和ませていた。 温泉に入って気持ちよさそうな表情を見せるニホンザル(1日、北海道函館市の市熱帯植物園で)=佐々木紀明撮影 同園では74匹のサルが飼育されており、冬になると湯の川温泉の源泉を40度ほどに調節してサル山の湯船に引いている。温泉好きのサルも多く、中には一日中、入浴しているサルもいるという。温泉入浴は来年5月6日まで。