産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が20、21日に実施した合同世論調査で、日本維新の会の単独の存在感の低下が浮き彫りとなった。「支持政党」は、7・3%と前回に比べて2ポイント近くダウン。昨年末の安倍晋三政権発足以降、常に占めていた2番手の座も危うくなっている。衆院選で惨敗の「民主」並み 維新の「支持政党」の割合は、安倍政権が発足して以降、毎月減り続けている。昨年12月の時点では13・7%にのぼり、3位の民主党の8・1%を大幅に引き離して第2位だった。 ところが、1月には10・2%まで減少した。2月には9・6%と一ケタに転落。今回も歯止めがかからず、3位の民主との差は0・3ポイントまで縮まった。 また、「今夏に行われる参院選の比例代表で投票したい政党候補者・政党」でも、同様に減少傾向が続いている。今年1月の調査では自民が36・4%、維新が13・8%だったが、今回は自民43・3%に