2018年03月22日20:00 カテゴリレビュー 稀代のエドガー役者「明日海りお」を待ち続けた奇跡の舞台化! 宝塚歌劇花組公演ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』 少女漫画史に燦然と輝く萩尾望都の傑作「ポーの一族」の初の舞台化である、宝塚歌劇花組公演ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』が日比谷の東京宝塚劇場で上演中だ(25日まで)。 「ポーの一族」は少女漫画界の押しも押されもせぬ第一人者である萩尾望都が、1972年に「別冊少女コミック」にて第1作を発表して以来、多くの人々を魅了し、熱狂的なファンを世界規模で獲得している、少女漫画界の金字塔的作品の1つ。西洋に伝わる吸血鬼伝説を基に、少年の姿のまま永遠の時を生きるバンパイア=バンパネラ、エドガーを主人公に、個性豊かな登場人物たちが200年以上の時を駆ける連作漫画で、1976年に物語は完結していたが、2016年から2017年にかけて、40年ぶ