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ブックマーク / shorebird.hatenablog.com (2)

  •  「イカの心を探る」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    イカの心を探る 知の世界に生きる海の霊長類 (NHKブックス) 作者: 池田譲出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2011/06/25メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 10人 クリック: 207回この商品を含むブログ (9件) を見る 書はイカの知性に興味を抱いたイカの研究者の研究物語である.ヒト以外の動物の知性の研究については霊長類やイルカ,それに一部の鳥類のものが有名だが,イカというのは意表を突いている.書ではそのような研究にいたった経緯や研究の苦労物語を交えて語ってくれている. 書はまずイカとはいかなる動物かという紹介から始まる.分類学的にはタコやオウムガイと並んで軟体動物の頭足類に属し,大きくコウイカとツツイカに分かれるということになる.これらは全て海産である*1.日人はコウイカとツツイカを普通「イカ」と呼び区別しないが,英米では一般的な名称としてcuttlef

     「イカの心を探る」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    guldeen
    guldeen 2011/10/29
    えっ、『cuttlefish, squid』って別の種類だったの?知らなかった>イカの種別。▼知性の研究。"鏡を見せた時、どういう行動を取るか"は一つの基準だが、まさか『触ってみる』ってのは想像しなかった。
  •  「悩ましい翻訳語」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    悩ましい翻訳語―科学用語の由来と誤訳 作者: 垂水雄二出版社/メーカー: 八坂書房発売日: 2009/11/01メディア: 単行購入: 4人 クリック: 80回この商品を含むブログ (14件) を見る 書は現在読んでいるドーキンスの「進化の存在証明」などの翻訳で知られる垂水雄二による翻訳にかかるエッセイだ.私のように時々原書にも当たりつつ多くの訳書を読んでいる読者にとっては大変興味深いだと言うことができよう.中身は様々な訳語についての蘊蓄話が中心で楽しく読める. African wild dogはリカオン,Guinea pigはモルモット,RabbitとHareの区別あたりのところは割とよく知られたところだが,Locustはイナゴと訳すべきではない(群生相のトノサマバッタ類)とか,Fruit flyは生物学的な文脈ではほとんどの場合ショウジョウバエでありミバエとすべきでないとかあたり

     「悩ましい翻訳語」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    guldeen
    guldeen 2010/01/30
    動植物の場合でも学名と和名が一対一にならないケースはゴマンとあるわけで、文書の訳出作業ではさまざまな苦労があるだろうなとはオモタ。
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