『ラブひな』『魔法先生ネギま!』『UQ HOLDER!』などの作品で知られる人気漫画家の赤松健さん。絶版した漫画作品などを作者・権利者の許諾のもと無料公開している電子書籍サイト「マンガ図書館Z」の運営会社Jコミックテラス・取締役会長、日本漫画家協会の常務理事や創作関連ロビイストとしての顔もあわせ持つ。 超党派の「マンガ・アニメ・ゲームに関する議員連盟(MANGA議連)」が、政府に海賊版対策などを要望するため、10月22日に官邸を訪問した際にも同席するなど、多方面で活躍している。「マンガ図書館Z」の現状、「MANGA議連」の提言、著作権法改正による海賊版サイトの対策強化、新型コロナウイルスの影響など、漫画文化の将来について話を聞いた。 【鷲尾昴】 進む電子メディア 時代が「マンガ図書館Z」に追いついた ――絶版作品を広告付きで公開し、作家に還元する「マンガ図書館Z」のビジネスモデルは高く評価