道路標識のフォント(書体)をじっくり見たことがありますか。そんなことしたことない、というあなた。見たほうがいいよ。おもしろいから。ほんとに。 今回は、高速道路のフォントに取り憑かれた人といっしょに首都高をめぐった、その顛末をお伝えしよう。 (大山 顕)
家庭用インクジェットプリンタがこんなにも普及した現代、うまく使えば「あぶり出し」もプリンタで印刷できるのではないだろうか? 試してみたところ、使用済みインクカートリッジとみかんの汁を利用して意外と手軽に印刷できることが分かった。 (加藤まさゆき) インクカートリッジを分解 まずは使用済みのインクカートリッジを用意。最近のCanonのものは、容器が透明で使いやすいのでお勧めだ。 カッターナイフで丁寧に刃を入れ、上ぶたを外し、中身の綿を取り除く。取り除いた綿の代わりには、ティッシュを丸めて詰めておく。
「スーパーで売っているうずらの卵にはなんと有精卵、つまり温めるとヒナがかえる卵が混ざっているらしい」 そんな衝撃ニュースの真偽を確かめるために、僕が母鳥の気持ちになって、スーパーのうずら卵を、毎日大切に大切に温めました! さて、その結果はどうなった!? (text by 加藤まさゆき) 兄(まさはるBR)からウズラ情報を聞く 僕には、まさはるという名前の年が離れた兄がいて、奇遇なことに同じ理科教師をやっている。まあ、兄弟元々仲が良いので、ちょびちょびと電話をして教材の情報などを交換し合うのだが、先日、まさはるBR(ぶらざーまさはる、とお読み下さい)から、驚きの情報を入手した。 「知ってるか? スーパーで売ってるうずらの卵って温めるとふ化するんだぞ」 なんですと! なななな、なんですと!! そんな超衝撃ニュースを聞いて放っておける僕ではない。矢も盾もたまらず、即座に実験に取りかかった。 スー
メッコールという飲み物をご存知だろうか。 簡単に言うと「麦サイダー」のようなものだ。 昔から好物のひとつだが、あまり売っていないので入手困難。レアなドリンクとしても知られている。 すっかり見かけなくなったため、家で手軽にメッコール(に近いもの)を飲みたいという欲望からこの実験に至った。 (ほそいあや) どこで売っているのか ご存知の方も多いと思うが、メッコールは、ドクターペッパーやルートビアに並んでマニア受けする味と言われる清涼飲料水。一般的には「まずい麦ジュース」と認識されている。 売られているのは主に自販機。 そしてその自販機が全国で150強という。少な!その多くは関東に集中しており、全国的にゼロの県のほうが断然多い。 私は高校生の頃、予備校ちかくの自販機で買っていたが、時が経ちいつのまにかメッコール自販機は消え去っていた。他の土地でもどんどん消えているそうだ。そんなに売れないのか。
愛知県豊川市にある豊川稲荷に、狐の石像が1000体以上祀ってある一角があるらしい。 そこで遭遇したちょっと変わった光景を紹介したいと思います。 (ほそいあや) 豊川稲荷とは 稲荷と呼ばれているが実は「豊川閣 妙厳寺」というお寺なんだそうだ。 でも正面にそびえる鳥居といい、日本三大稲荷のひとつで有名な事といい、ここがお寺だと知っている人も少ないのではと思う。
鉄道と道路とが交差する地点、踏切。列車が来ると遮断機が降り、警報機がカンカン鳴るあれだ。 それがたぶん一般的な踏切のイメージだと思う。ただ、踏切には種類別が設けられていることをご存じだろうか。先に書いた踏切は「第1種」とされるものだ。 遮断機も警報機もない踏切というのもある。「第4種」の踏切だ。そう言えばどこか旅行に行ったとき見たことがある。 そのそっけなさになぜか惹かれる、最もプリミティブなあの踏切。今回は千葉県を走る小湊鐵道を訪れ、第4種の踏切をめぐってみた。 (小野法師丸)
これが今回見学させていただいたジャンクションの中だ!すごい!かっこいい!(かっこよすぎるので画像をクリックするとより大きなサイズでお楽しみいただけます) 見学できるようになった経緯とか、このジャンクションがどういうものなのかとか、そういうまどろっこしいことはとりあえずおいといて、まずはそのかっこよさをご覧いただきたい。どうだ! ああ、実物を見ていないみなさんが不憫でならない。
ふと、縦にものすごく長い写真を撮ってみようと思った。 ほら、ほとんどのウェブサイトはものすごく縦長で、下にコロコロとスクロールして見てるだろう。ということは、実は縦に長い写真こそウェブサイトに適したスタイルなんじゃないだろうか?と思ったのだ。 (T・斎藤) 縦に長い写真とは ヨコに長い写真と言えば、パノラマだ。 縦にパノラマでもいいのだが、なぜかあまりそういう写真を見かけない。人間の目が横に2コ並んでることからもわかるように、人は縦よりも横への広がりを認識しやすいようにできている。 が、一方ウェブサイトはなぜか縦長の方が主流だ。 「横長にしてはいけない」というルールはないので、もっと横にスクロールするサイトがあってもよさそうなものだが、なぜか世の中のウェブサイトはほとんどが縦長である。そのせいか、マウスに付いてるコロコロも縦スクロールを前提に作られていて、ますます縦長がウェブの王道を歩む結
年明け早々、友人の一人から写真が届いた。そこに写っていたのは去年、区画整理のために家を立ち退くことになった写真家「中川さん(この人)」だった。 荒涼とした更地にたたずむ彼の姿からは今にも消えてしまいそうな危うさがあった。これは放ってはおけない、と思い話を聞きに行った。 (安藤昌教) ついになにもなくなっていた 一年ほど前、区画整理の対象となった地域につて「消えゆく街に暮らして」というタイトルの記事を書かせてもらった。沖縄で進む開発の現状を、この地域に暮らす一人の若者にスポットを当てて取り上げた記事だった。 その時話を聞いた彼から年明け早々に写真が届いたのだ。それが下の写真だ。
ときどき、チェ・ゲバラの写真がプリントされたTシャツを着ている人を見かける。(→こんなシャツ) チェ・ゲバラとは、アルゼンチン出身の革命家で、キューバの建国に大きな影響を与えた人物だ。 ジョン・レノンが「世界で一番かっこいい男」と評すなど、そのカリスマ性から、現在でも既存の社会体制に批判的だったりそうじゃなかったりする若者に人気がある。 そんなゲバラTシャツを、自分の写真で作ったらどうなるかなあとおもってやってみた記事です、これは。 (工藤 考浩) ゲバラとTシャツと私 そもそもなぜゲバラTシャツを自分の顔写真で作ってみようと思ったのかというと、以前僕がむくんでいる写真を加工して作ったトートバッグが、ちょっとだけそれっぽく仕上がったことからはじまる。 それに、まったくどうでもいいことだが僕とゲバラの誕生日が一緒で、なんとなく親しみがあり、若いころから彼の著作を読んでいて、要するに僕自身がゲ
フランス料理の調理法の一つに“コンフィ”というものがある。「肉をその脂肪とともに長時間煮込み、そのまま漬け込んだ保存食」のことを言うらしい。 前から知識として知ってはいたが、フランス料理なんて滅多に食べに行かないし、行ったところでコンフィは頼んだことがない。なんでも、肉が非常に柔らかくなるという話だ。うーむ、食べたい。ものすごく食べたい。 でも、別にわざわざ店まで行かなくたって、自宅でも作れるんじゃないか? だって脂で煮ればいいだけの話なんでしょう? というわけで、コンフィなるものを作ってみることにした。果たしてちゃんと作れるんだろうか。 (高瀬 克子) まずは、豚バージョン いきなり肉をキロ単位で買ってしまったあたりに、私の意気込みを感じていただきたい。 なんたって肉も脂も大好物だ。どうして今までコンフィ作りに手を出さなかったんだろう? と我ながら不思議に思うくらい、ドンピシャな調理法じ
ぼくがネットで思わずくいついてクリックする記事は、80年代、90年代前半のなつかしネタが多い。そういう記事をおっさんホイホイというのだそうだ。なかなか素敵な言葉だと思う。 中国では、日本でお下がりとなったものが海を渡ったり、昔日本で流行したものが未だに人気だったりと、日本のおっさんをひきつけてやまない。 日本のおっさんが中国に旅行するときに、実は行ってほしいおっさんホイホイな場所を紹介します。おばちゃんもどうぞどうぞ。 (ライスマウンテン) CD屋にて CD屋はグッとくる。CD屋に行くと、日本の曲大全集系のCDが売っている。そのラインアップに、おっさんはニヤニヤすること間違いなし。あ、海賊版だから買っちゃだめだよ!
デイリーポータルZ編集部より、カシオ EXILIM PRO EX-F1 というカメラをお借りした。一秒間に60コマの連写ができたり、生物のドキュメンタリー番組とかでよく見る超スロー映像が撮れるという、私なんかが今まで使えなかったような高度な機能を持ったカメラだ。 すごい! でも何を撮ろう?? そうだ!私が家で飲み食いしたりぴょんぴょん跳ねてる姿をスローで撮ったら、宇宙空間みたいな映像が撮れるのではないか? さっそくやってみることにした。 (T・斎藤) ファースト・コンタクト EX-F1は、一秒間に300コマ、600コマ、1200コマの3つの速度のハイスピード・ムービーを撮ることができる。 通常は、1秒間に約30コマだから、300コマだとその10倍。1秒間のできごとを10秒に引き伸ばして撮ることができる。600コマならさらにその倍。1秒間が20秒になる。1200コマならそのまたさらに倍で、な
雨の多い季節。傘を持ち歩く習慣のない僕は、しょっちゅう急な雨に降られて体を濡らしてしまう。 濡れないためにどうすればいいかは知ってる。傘を差せばいいんだ。じゃあ、傘がない時は?傘がなければなんでもいいから手近なものを差せばいいじゃないか。パンがなければお菓子を食べればいいじゃないの。 雨の時、少しでも濡れないためには何を差すべきか考えてみたい。都市生活におけるサバイバル術だ。 (text by 石川 大樹 rain by 大北栄人) 会社帰りに急な雨に降られたら 想定するシチュエーションは会社帰り。朝は雨が降ってなかったので傘を持ってこなかったのだが、いつの間にか降り出していた、そんな状況だ。オフィスにあるもので傘になりそうなものを選んで、雨よけの性能を比べてみます。
エクストリームアイロニングという競技がある。エクストリーム、つまり極限状態でアイロンがけをするという競技だ。なぜ、とか僕に聞いてはだめだ、そういう競技なのだから。 まだあまりメジャーではないと思われるこの競技、今のうちから始めておけば日本の、とまではいかないまでも沖縄のエクストリームアイロニング第一人者くらいにはなれるのではないか。さっそくはじめよう。 (安藤 昌教) エクストリームアイロニングという競技 エクストリームアイロニングはイギリス発祥のスポーツで、エクストリーム系スポーツの持つスリルとアイロンがけのしわを伸ばすすっきり感とを合わせ持った新しい競技だ。これまで先駆者たちにより、高い山の山頂でのアイロンがけやスキーやスキューバダイビング等をしながらのアイロンがけが行われてきた。スキューバだと当然水の中なのでしわを伸ばすとかもはや関係ない感じだが、そこに意味を求めるのではなく、その行
重機が好きだ。 いや、正確には夜中に見る重機が好きだ。 多くの人が寝静まり、町から賑やかさが消える、そんな時間帯。道路にぽつんとたたずむ重機には、昼間にはない独特の表情があると私は思う。 今回は、そんな真夜中の重機たちを見ていきたい。 (木村 岳人) 夜といえば重機だ 東京はいつもどこでも何かしらの道路工事をやっている。最近では、地下鉄副都心線が通る明治通りとか、首都高中央環状線が通る山手通りとか。 仕事帰り、これらの道路を自転車で走っていると、傍らに置かれたままの重機をよく目にする。昼間の工事に使ったものを、夜もそのまま現場に停めているのだろう。 そして、それら夜の時間に見る重機、いわゆる真夜中重機たちは、なんだかとても良い感じなのである。 いかがだろうか。この真夜中のショベルカー、思った以上に雰囲気があると思わないだろうか。 夜中であるがために背後は暗く、街灯などのわずかな明かりに照ら
はっきり言おう。 私はオシャレじゃない。 まあ、お金持ちじゃないのでブランドものを着ない、というのもあるけれど---ブランド着てるからオシャレ、というわけでもないし。 オシャレというのは、どうも、日々の鍛錬から身に付くものらしい、というのは薄々分かっている。 素振りを毎日続けたら、バッティングが上手くなる、みたいに。 合わない服、人の真似の服でも、毎日着続けていれば、自分流に着こなせるようになるらしい。 そして精進すれば「どうでもいいTシャツ1枚着てても、かっこいい」身のこなしになるらしい。 そんな、おとろしい世界(どっちかというと武道とか芸術に近い)なので、とてもエントリー出来ないのですが、ずっと興味はあるわけで。 で、今回、原宿ラフォーレ前交差点で、平日昼の炎天下の数時間、「今年の初夏のオシャレさん」をスケッチしてみました。 なぜスケッチかというと、ファッション雑誌編集部でもないし、フ
車でよく通る道の途中に、新しくコンビニができた。 って話は珍しくもなんともないが、これから今まさにオープンしようとする新規開店の瞬間を見たことがある人は意外と少ないんじゃないだろうか。 私も今回初めて見たのだが、土地柄(長崎)らしいところもあったりして、なかなか興味深いものがあったので、ここにレポートしたい。 (T・斎藤) 車で横を通るたびに、 「あんなところが更地になってる。」 「何か作り始めたな。」 「あの形はどうもコンビニっぽい。」 「あ!ファミマだ。」 「そろそろ開店しそう。」 などとつぶやきながら見守ること数日。 ついに上空にアドバルーンがひとつ上がり、新しいコンビニがオープンする日となった。開店は10時。 開店時間のちょっと前に行ってみると、既に駐車場は満杯になっていた。
梅雨に入る前の晴れた日にどこか行楽にでかけたいと思って高尾山に出かけた。 事前にHPで調べていると山をあんまりなめなさんな的なことが書いてあった。飲み物とは別に傷を洗ったりもできるから水を持っていきなさい、とか、飴を持っていくとこまめに疲労回復できますよ、とか。 ちょっとハイキングにでも、で遭難したらそりゃ残念だ。今回はきっちりした気持ちでハイキングに臨むことにした。 (大北 栄人) テーマは「山をなめない、山にもっと敬意を」 山をなめてはいけない。山は、そして自然は、もっと神聖なものなのだ。 今回の高尾山だってアクセスのよさから軽く見てしまうがあのミシュランが三ツ星観光地に選んだりするほど良い自然が残っている。自然に対する敬意はそのまま地球に、そして自分にも帰ってくるはずだ。 残念なことに山のことを全く知らないので今のは説得力が一切なかったが、とにかく僕は山に敬意を払うと決めたので、タキ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く