いよいよ英国・ジョンソン首相からもお誘いが…… 9月16日、日本と自由貿易協定締結(FTA)の2021年発効に向けて合意したばかりの英国のボリス・ジョンソン首相は、「ファイブアイズ(米国主導の5カ国の情報機関による多国間協定)」に日本が加盟する可能性について語り、そうなれば歓迎すると述べた。 8月15日の記事「民主主義の危機…日本が『ファイブアイズ』に加入すべき『これだけの理由』」でトニー・ブレア元英国首相からのラブコールを受けた事実に触れたが、今回は「元首相」ではなく「現職首相」からのお誘いであり、日本の加盟はさらに前へ進んだ。 なお、「ファイブアイズ」という言葉になじみの薄い読者も多いと思うので、詳しくは前述記事の2ページ目を参照してほしい。 しかし、なぜ歴史的・文化的にファイブアイズ加盟国とつながりの深い大陸欧州の国々を差し置いて、6番目の加盟国として熱い視線を注ぐのか? 1つには、