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ブックマーク / note.com/fromdusktildawn (20)

  • 桁違いに読書の質が上がる超簡単な読書法|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    を読んでて、気になるところがあったら、 その要点をテキストファイルに箇条書きにして、整理しながら読書する。 これだけ。 これだけで、読書の質が桁違いに上がります。 これをやると、「普通にを読むだけだと、理解した気になってるだけで、実はろくに理解してなかった」と分かって驚きます。 話はこれで終わりですが、 以下の点が気になる方もいらっしゃるでしょう。 ●どんな人がどんなを読む場合にもそうなるわけじゃないだろ。具体的に、どんな人がどんなを読む場合にそうなるんだ? ●そんなの面倒くさくてやってらんない。手間をかけずにやる方法はないの? ●具体的にどうやるとうまくいくのか、もっとちゃんと説明しろ。 そういう方のために、以下、これらについて補足します。 まず、読書を以下の9種類に分類します。 (1)リアルタイム活用読書読んだ知識を今やっている仕事/生活/趣味にリアルタイムに活用しながら読む方

    桁違いに読書の質が上がる超簡単な読書法|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
  • 科学的発見が誇張→曲解→誤解→蔓延するメカニズムの図解と簡単で効果抜群の2つの対策|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    科学的発見が私たちに届くまでの伝言ゲームで、さまざまな誇張・曲解・誤解が注入されています。 いったい、どうやったら、この伝言ゲームに勝ち、信用できる科学的発見と、地雷とを見分けることができるのでしょうか? 『Science Fictions』というがその参考になります。 このは、アメリカamazonで306人に評価され、☆4.6という高評価。 世界最大の書評サイトgoodreadsでは1925人に評価され、☆4.39という高評価。 日amazonでは31人に評価され、☆4.0と、中程度の評価(翻訳は良い)です。 この記事では、このを元に、以下の2つの視点から、この問題と、その解決策を検討します。 〔問題の把握〕 科学的発見の流通システムにおいて、いかにして、発見が誇張され、曲解され、誤解され、流通し、最終的に私たち一般人がそれを信じてしまうのか、その全体像を把握する。 〔解決策

    科学的発見が誇張→曲解→誤解→蔓延するメカニズムの図解と簡単で効果抜群の2つの対策|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
  • 医師向け睡眠薬本を素人が読んだら驚きの発見がたくさんありました|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    「医師向けの睡眠薬の」を、素人の僕が読んだら、驚きの発見がたくさんありました。 ほとんどの医師が患者に言わない重要な事実がたくさん書かれていたのです。 河合真 『睡眠専門医がまじめに考える睡眠薬の』以下、素人による内容紹介ですので、間違いなどありましたら、コメントで指摘いただければ、その都度修正します。 こののタイトルは 『睡眠専門医が まじめに考える 睡眠薬の』 で、表紙には、 世界の睡眠医学をけん引する スタンフォード大学睡眠医学センターの睡眠専門医が贈る 睡眠薬処方を・考えるときに・まず読む! と書いてあります。 このを患者が読むと、具体的な睡眠薬やサプリに関する驚きの情報が得られたりします。 たとえば、睡眠に効くサプリの一つにメラトニンがあります。 アメリカで大人気で、日でも愛用者がけっこういます。 このには、以下のような記述があります。 ラメルテオンもメラトニンも

    医師向け睡眠薬本を素人が読んだら驚きの発見がたくさんありました|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
  • 人生を好転させる強力なツールを一つ紹介します|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    金儲けをしようとして損する人は多いし、 好きを仕事にしようとして人生が辛くなる人も多いし、 人生を好転させようとしたら逆に人生が悪化した人も多いです。 なぜそうなるかというと、人生が好転するかどうかは、かなりの部分、運とか遺伝子とか実家の太さとかの「自分ではコントロールできないもの」で決まるからです。 コントロールできないものをコントロールしようとすることに脳を使えば使うほど、人生を好転させることに成功する確率は下がります。 人生を好転させる確率を高める最も効果的な方法は、コントロールできることだけに、脳を使うことです。 具体的には、以下の四つをやります。 (1)自分がコントロールできないことに脳を使わない。 (2)自分がコントロールできることのうち、投資効果の高いものから順に、変えるための具体的な施策を実行する。 (3)自分がコントロールできることとできないことを区別する。 (4)「コン

    人生を好転させる強力なツールを一つ紹介します|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
  • 『チェンソーマン』から学ぶ物語の作り方|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    この記事は『チェンソーマン』で使われている物語作成テクニックの解説です。 『チェンソーマン』を分析し、自分で小説やマンガを書く際に使えそうなテクニックを取り出しています。 冒頭の10ページほどの解説です。 ネタバレありです。 なぜあのシーンから始まるのか? まず、なぜ、『チェンソーマン』第一巻の冒頭、第一ページは、あのようになっているのでしょうか? 以下に、藤本タツキチェンソーマン』第一巻の第一ページを引用します。 『チェンソーマン』第一巻より引用 なぜ、このシーンから始めたのでしょうか? なぜ、他のシーンから始めなかったのでしょうか? 第一話を作る時点で作者がどこまでプロットを考えていたかは はっきりしませんが、たとえば、以下のような時系列順にイベントが発生すると考えていたとしましょう。 冒頭の1ページは、上図の赤枠で示した(12)と(13)の間のシーンです。 なぜ、このシーンを冒頭に

    『チェンソーマン』から学ぶ物語の作り方|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
  • 意外と知られてない、すごく効果のある文章上達法|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    文章上達法について、「大量に書け」派と「大量に読め」派の人がいます。 「ひたすら大量に文章を書け。文章上達にはそれしかない」というのは書け派の典型。 「まずはラノベを千冊読め。話はそれからだ」というのは読め派の典型。 しかし、大量に文章を書いているのに文章の下手な人はたくさんいますし、 ラノベをたくさん読んだけど面白いラノベの書けない人もたくさんいます。 これはスキル全般に言えることで、 たとえば、アメリカに二十年住んでいるのに英語がいまいちな人なんて、いくらでもいます。 「量をこなせば自ずと質に転換する」のは、もともと才能のある人間だけです。 私のような凡才は、量をこなすだけでは効率よく上達しません。 質の高い修練を大量にやってはじめて、効率よく上達するのです。 では、質の高い修練とはどういうものでしょうか? それは、次の2つです。 (1)優れた文章のどこがどう優れているかを、文章を書く

    意外と知られてない、すごく効果のある文章上達法|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
  • ChatGPTのウソ回答に騙されない方法|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    ChatGPTから効率よく知識を得られた。 と自分では思っていても、それがウソ知識であることは、よくあります。 そこで、なるたけChatGPTのウソに騙されないようにする方法について書きました。 たとえば、今、僕はガリア戦争(紀元前58~50年)を舞台にしたSF娯楽小説の戦闘シーンを書いているのだけど、ローマ兵の剣の刃渡りの長さがわからないと戦闘シーンの駆け引きの描写がリアルにならないし、挿絵も描けない(プロの方にカラー挿絵を描いてもらうことになっている)。 そこで、以下のようにChatGPT(GPT4)に聞いてみた。 ガリア戦争に従軍したローマ兵の剣の刃渡りはどれくらいの長さでしたか? ChatGPT(GPT4)の回答は以下の通り: ガリア戦争に従軍したローマ兵は、主にグラディウスと呼ばれる剣を使用していました。グラディウスの刃渡りはおおよそ45センチメートルから60センチメートル(約1

    ChatGPTのウソ回答に騙されない方法|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
  • 肥満はどこまで自己責任か?|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    メンタリストDaiGo氏は、以下のツイートに対して「この腹は乱れた生活が原因」であり、「自分の不摂生を正してから、偉そうなことを言うべきかと… 」とツイッターで発言し、そのツイートに4930人の方が「いいね」した。(ツイートは削除されたが、アーカイブで確認できる)。 富裕層や大企業に、もっと応分の負担すれば、社会保障は削減ではなく、拡充できる。医療だけでなく、今度は介護の負担増が計画されている。皆さんと一緒に声をあげよう。 #75歳医療費負担2倍化やめて pic.twitter.com/AWxxyenwXC — 中央社会保障推進協議会(中央社保協) (@chuo_shahokyo) September 6, 2022 一方で、双子研究の権威ティム・スペクター教授は、以下のように言っている。 双子と家族に関する複数の研究から、体重、BMI、体脂肪率のどれで見ても、肥満はしっかり遺伝すること

    肥満はどこまで自己責任か?|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
  • エビングハウスの忘却曲線の実験を根拠にした勉強法がインチキである理由を丁寧に説明する|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    ヘルマン・エビングハウスはドイツの心理学者です。 記憶に関する実験的研究の先駆者で、忘却曲線を発見した人です。 このため、エビングハウスが忘却曲線を発見することになった実験を根拠にした勉強法を提唱するYouTube動画、Web記事、ツイート、がたくさんあります。 たとえば「エビングハウス」でググると、検索結果上位に『エビングハウスの忘却曲線で分かる、最適な復習のタイミング』というWeb記事が出てきます。 この記事には、以下のように書かれています。 この記事で紹介したベストな復習のタイミングは、 1日以内に10分 1週間以内に5分 1か月以内に2~4分 の3回です。 この方法を上手く取り入れて勉強し、大きな成果を上げていきましょう。 (『エビングハウスの忘却曲線で分かる、最適な復習のタイミング』 https://ryugaku-kuchikomi.com/blog/ebbinghaus-t

    エビングハウスの忘却曲線の実験を根拠にした勉強法がインチキである理由を丁寧に説明する|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
  • 現状を打破できるアイデアを思いつく方法|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    アイデアにはたいした価値はない。 とよく言われますが、 ただ単に「思いつく」かどうかで勝負が半ば決まってしまう、というケースはけっこう多いです。 たとえば、iモードにJavaが搭載されたとき、「テトリスのように、誰もがやり慣れたシンプルな定番ゲームをiモードJavaで提供する」というアイデアで会社を作って爆速成長、2年後にはJASDAQに株式の店頭公開をしてしまった人がいます。 これ、「誰もがやり慣れたシンプルな定番ゲームを提供する」というアイデアを思いついた瞬間、勝負は半ば決まってるんです。 当時の起業家たちで、「くそ、やられた。なんでこれを思いつかなかったかな」と悔しがってた人はけっこういました。 もちろん、資を調達し、版権交渉をし、優秀な人材を集め……という部分も難しいですし、それをやりきれるかどうかも運次第なところはありますが、そこは優秀な人が延々と努力し続ければなんとかなること

    現状を打破できるアイデアを思いつく方法|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
  • 「なぜ人を殺してはいけないのか?」に対するニーチェの答えが「すごい」と騒がれているが、実はもっとぶっ飛んですごい|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    「なぜ人を殺してはいけないのか?」に対するニーチェの答えが「すごい」と騒がれているが、実はもっとぶっ飛んですごい 『たまたま「これがニーチェだ(永井均)」を読んでいたら「なぜ人を殺してはいけないのか?」という問いにニーチェがどう答えたかという話があったので一部引用してみます。』 という小野ほりでいさんのツイートに対し、「ニーチェの答えがすごい」というコメントがいくつも寄せられています。 その小野ほりでいさんのツイートで引用されたのは永井均『これがニーチェだ』の以下の部分です: この問いに不穏さを感じ取らずに、単純素朴に、そして理にのみ忠実に、答える方途を考えてみよう。相互性の原理に訴える途しかないー きみ自身やきみが愛する人が殺される場合を考えてみるべきだ。 それが嫌なら、自分が殺す場合も同じことではないか、と。だが、この原理は、それ自体が道徳的原理であるがゆえに、究極的な説得力を持たない

    「なぜ人を殺してはいけないのか?」に対するニーチェの答えが「すごい」と騒がれているが、実はもっとぶっ飛んですごい|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
  • 「行動経済学は死んだ」騒動のメモ|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    まず、Jason Hrehaという人が「行動経済学の死」という記事を書いた。 その記事の日語訳はこちら。 この人は、ウォルマートの行動科学研究のトップ(Global Head of Behavioral Sciences at Walmart)の人。 Hrehaさんは、 「行動経済学は死んだ。 その主要な発見は何年も再現に失敗している。 その中核的アイデアである『損失回避バイアス』にもろくな再現性がない。 僕自身、実際マーケティングキャンペーンで研究したから知ってるんだ。」 という趣旨のことを言ってる。 ※「損失回避バイアス」とは、利得よりも損失の方を大きく評価する心理的傾向のこと。 その記事を山形浩生さんが知って以下のツイート: うっひーマジっすか。行動経済学は再現性皆無、カーネマン&トヴァースキーもかなり悪質なチェリーピッキングしていて、鉄板と思われていた損失忌避すらかなり怪しく、ナ

    「行動経済学は死んだ」騒動のメモ|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
  • 「多くの人が正しいと思っている、間違った知識」の見分け方|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    はじめに かつて、ウサギ跳びで筋力トレーニングしていた時代がありました。 (アニメ『巨人の星』より引用) (アニメ『アタックNo.1』より引用) (アニメ『ヒーリングっどプリキュア』より引用) 私も小学校のころ、ウサギ跳びをやっていました。 運動負荷が高く、かなりの効果を得ている実感がありました。 また、実際、運動能力もアップしました。 しかし、アスリートの動きの研究をしている関西大学教授の小田伸午氏によると、「ウサギ跳びはトレーニング効果が無い」そうです。 ウサギ跳び(ウサギとび)は、<略>1980年代以降はトレーニング効果が無く故障のリスクが高いと周知されて廃れた(出典:小田伸午「ウサギ跳び信仰とは何だったのか」『スポーツゴジラ』第2013-11-05号、スポーツネットワークジャパン、 12-14頁。 )。(Wikipediaより引用(太字引用者) ) 「トレーニング効果が無い」と「故

    「多くの人が正しいと思っている、間違った知識」の見分け方|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
  • (ネタバレなし)『鬼滅の刃』を例に「物語を面白くする技術」を具体的に解説する|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    鬼滅の刃』に限らず、多くの方に読まれている作品には、たくさんの「物語を面白くする技術」が使われている。この記事では、『鬼滅の刃』を例に、それがどんな技術なのか、物語制作を一切したことがない人にもわかるように、多くの作品に共通する基的な部分を解説する。 ====================== 以下は、『鬼滅の刃』の最初の1ページである。 (『鬼滅の刃』第1巻より引用) なぜ、最初の1ページが、このようになっているか、分かるだろうか? なぜ、これが最初に来なければならないのだろうか? 物語は、最初から面白くないと、読者が離脱してしまうからだ。 いくら100ページ以降に面白くなっても、最初の100ページがつまらない物語は、少なくとも現代においては、なかなか読んでもらえない。 じゃあ、物語のクライマックスシーンを、いきなり物語の冒頭に持ってきたら、どうだろうか? その場合、読者は、それを

    (ネタバレなし)『鬼滅の刃』を例に「物語を面白くする技術」を具体的に解説する|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
  • VRにもゲームにも興味のない僕が、生活に支障をきたすほどハマったOculus Questの何がすごいのかを具体的に説明する|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    VRにもゲームにも興味のない僕が、生活に支障をきたすほどハマったOculus Questの何がすごいのかを具体的に説明する VR空間のモノを掴み、振り回し、殴り、投げ、避け、飛び退った人が、息を切らし、汗だくで、次のような趣旨のことを言った: Oculus Questは単に素晴らしいVRゲームマシーンというだけじゃない。健康にもダイエットにもいい「VRスポーツジム」だ。 これほどの装置がたった5万円で買えるなんて、信じられない。この認識は間違いではない。 しかし、この説明は、この装置の面白さの核心を、1/10も伝えてはいない。 たとえば、Tilt Brushは「3次元空間に絵を描くアプリ」と説明されるが、この説明は誤解を招く。 絵を描いているというより、むしろ、粘土や彫刻でモノを作っている感覚の方が近い。 ただ、粘土や彫刻という比喩も、量子を波や粒に例えて説明するようなもので、誤解を招く説

    VRにもゲームにも興味のない僕が、生活に支障をきたすほどハマったOculus Questの何がすごいのかを具体的に説明する|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
  • 「インプットもアウトプットも多いのにつまらない人」と「インプットが増えるほど面白くなっていく人」の違い|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    やたらとインプットとアウトプットをたくさんやっているのに、なんだか、言っていることが表面的で、ちっとも面白くない人がいる。 そういう人はたいてい、「アウトプット」はやってるけど「活用」を疎かにしている。 たとえば、「良い文章の書き方」のを読んだら、そういう人は、単に「良い記事の書き方」のまとめ記事を書く。そして、それを「アウトプット」と言っている。 しかし、これでは、知識は血肉にならない。 血肉になっていない知識は、畳の上で練習した水泳のようなもので、いくらやっても泳げるようにはならない。 インプットした知識を血肉にするには、インプットした「良い文章の書き方」のテクニックを使って、自分のオリジナルの文章を書く必要がある。 つまり、インプットした知識をそのまま出力するだけではダメで、その知識を使って、具体的な何かをしないと、血肉にならないのだ。 アウトプット <<<|越えられない壁|<<<

    「インプットもアウトプットも多いのにつまらない人」と「インプットが増えるほど面白くなっていく人」の違い|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
  • 多くの労働者が不当に低い賃金しかもらえない10の理由|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    非常に多くの労働者が、正当な賃金をもらえていない。 この記事では、その理由を説明する。 (1)若者が搾取されるパターンたとえば、年収600万円の価値のある若者が、年収400万円で働かされていることは珍しくない。 そういう若者の多くは、自分の年収を600万円にできるということに気がついていない。 いわば、200万円分、会社にぼったくられている状態である。 これは、認知心理学における「参照点」によって引き起こされる。 まず、新卒の若者の多くは、会社にとって、年収以下の利益しかもたらさない。 新卒が戦力になる前は、会社の方がぼったくられているのである。 ところが、若者が戦力になりはじめると、わりとすぐに、これが逆転する。 戦力化した若者は、教育コストが大きく減る一方で、 会社にもたらす利益はぐんと上がる。 問題は、「過去の年収」が「参照点」になってしまうことで発生する。 もともと年収240万円だ

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  • 「会社を辞めて自由に生きたい人」にありがちな勘違い|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    このまま一生、会社で働き続けるなんて嫌だ。 会社を辞めて、もっと自由に生きていきたい。 そう思いませんか? 実際、それに成功した人はたくさんいます。 実は、僕も、その一人です。 「会社を辞めて自由に生きるコツ」を知りたいですか? しかし、冷静に考えると、「会社を辞めて自由に生きる」って、ようは、「自分で商売する」ってことでしかないです。 具体的には、個人事業主になるか、会社を設立して経営するってだけのことです。 インフルエンサーだろうが、プロブロガーだろうが、Youtuberだろうが、全部同じです。 だから、月額3000円で「会社を辞めて自由に生きるコツ」を教えてくれるサロンに加入しても、教えてくれるのは、結局の所、「自分で商売するコツ」でしかありません。 そして、「自分で商売するコツ」のほとんどは、単なる「商売のコツ」でしかないです。 「商売のコツ」を書いた良書なんて、Amazonにたく

    「会社を辞めて自由に生きたい人」にありがちな勘違い|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
  • SNS金配りで権力と名声を手に入れることの代償|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    「僕をフォローすれば、お金をあげるよ」と言えば、フォロワーはドバっと増える。 「メディアは第4の権力」と言われるように、フォロワー数は一種の権力だが、金で権力が買えちゃうわけだ。 ただし、自分をフォローした人なら誰にでもお金をあげてしまうと、十分に強い権力にはならない。 「自分の気に入らない人間には、お金をあげないようにすること」が、キモだ。 そうすれば、自分にとって都合の悪いことを言う人間の口を封じることができるからだ。 だから、決して「抽選で」お金を配ってはいけない。 中国共産党が、自分たちの権力を維持するために、共産党にとって都合の悪いことを言う人間の口を封じることに熱心であることからわかるように、自分にとって都合の悪いことを言う人間の口を封じることは、権力維持にとって、非常に重要なことなのである。 お金をばらまけるほどの金持ちの多くは、すでにリアルで権力を握っているはずである。 な

    SNS金配りで権力と名声を手に入れることの代償|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
  • 体系的にプログラミングを教えられると挫折するタイプの人はご注意!|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    「専門学校では、全くの素人に、体系的にプログラミングを教えることで、それなりにプログラムが書けるようにしている」という記事が賛同を多く集めていた。 しかし、私の場合、まったく逆だった。体系的にプログラミングを教えられたらすぐに挫折したけど、体系もカリキュラムも全部無視して、自分の興味の赴くままにプログラミングを学んだら、ごく短期間に、劇的にプログラミング能力が高まった。 元記事によると、専門学校では、素人は、まず、簡単なアルゴリズムの問題集をやらされるとのことだが、こんなことをやらされたら、僕のようなタイプの人間は、まず挫折する。 実際、大学でプログラミングの授業を履修したときは、すぐに挫折した。 なぜなら、退屈だからだ。 僕は、子供の頃からそうなのだが、退屈なことを続けることができない。だから、小学生の時に公文式をやったときも、すぐに挫折した。しかし、学校の算数のテストでは、満点以外の点

    体系的にプログラミングを教えられると挫折するタイプの人はご注意!|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
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