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scienceに関するkagioo2umaのブックマーク (656)

  • コスタリカが海洋保護区を一挙拡大、ココ島国立公園を27倍に

    コスタリカ、ココ島沖の洞窟の中を泳ぐネムリブカ。政府が発表した保護措置によってココ島周辺の漁業禁止範囲が拡大されれば、サメが安全に暮らせる海が増えることになる。(PHOTOGRAPH BY GREG LECOEUR, NAT GEO IMAGE COLLECTION) コスタリカ沖の孤島、ココ島の海に初めて潜ったとき、海洋生態学者のエンリック・サラ氏は「水中のジュラシック・パーク」にいると感じた。 「鮮明に覚えています。200匹のシュモクザメを見上げたり、何千匹ものギンガメアジの群れの中を泳いだり、20匹のアオウミガメに取り囲まれたりしました」。サラ氏はナショナル ジオグラフィックのエクスプローラー・イン・レジデンスでもある。(参考記事:「ナショジオ、自然保護に貢献したエクスプローラーを表彰」) コスタリカ政府は12月17日、太古から変わっていないようなこの手つかずの海をより強く守っていく

    コスタリカが海洋保護区を一挙拡大、ココ島国立公園を27倍に
  • 宇宙の膨張速度に新たな推定値、宇宙論モデルより8%速く

    ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた渦巻銀河Mrk1337。地球からの距離はおよそ1億2000万光年。2006年にこの内部で起こった超新星爆発が、現在の宇宙の膨張速度を計算するために必要なデータを提供した。(IMAGE BY ESA/HUBBLE & NASA, A. RIESS ET AL.) 観測から得られた複数のデータに基づくと、宇宙は、宇宙論に基づく最も優れた推定よりも速く膨張しているという。なぜそのようなズレが生じたかは定かでないが、その証拠は何年も前から積み上がっており、現代天文学最大の謎の一つとされている。これを「宇宙論の危機」と呼ぶ研究者もいるほどだ。 そしてこのほど、ハッブル宇宙望遠鏡を使って膨大なデータを収集した研究者グループが新たな膨張速度を発表、このズレが統計的な偶然である可能性は100万分の1であると報告した。つまり、まだ明らかになっていない宇宙の基成分が存在しているか

    宇宙の膨張速度に新たな推定値、宇宙論モデルより8%速く
    kagioo2uma
    kagioo2uma 2021/12/22
    現代宇宙論が根本的に間違ってましたとかだったら面白い
  • バイキングは地中海に攻め入っていた、「剛勇のビョルン」伝説

    アルバート・グッドウィンが19世紀に描いたこの絵は、バイキングがヨーロッパ人の想像力に与えた深い影響を反映している。バイキングは9世紀に西ヨーロッパ各地を襲撃し、西暦859年には地中海に進出した。(BRIDGEMAN/ACI) 9世紀、バイキングは地中海にも攻め入っていた。 13世紀のアイスランドの年代記作家スノッリ・ストゥルルソンがノルウェー王朝の歴史について執筆した『ヘイムスクリングラ』は、8世紀から11世紀にかけて各地へ勢力を広げたバイキングに関する重要な資料だ。バイキングは当時、英国からグリーンランド、果ては北米まで足を延ばした。彼らが成功したのは、よく知られた残虐さはもちろんだが、高い航海技術によるところも大きかった。 バイキングはヨーロッパの河川や大西洋岸を航行しただけではなかった。ストゥルルソンが「ジブラルタル海峡を通ってエルサレムの地まで続く、あの大きな海」と表現した地中海

    バイキングは地中海に攻め入っていた、「剛勇のビョルン」伝説
  • アフリカ中部の大規模緑化計画、ニジェールで成果 砂漠に生命戻る

    「巨大な緑の壁」プロジェクトで植樹されたアカシアのさやを収穫する農民。ニジェール南西部シミリで(2021年11月13日撮影)。(c)BOUREIMA HAMA / AFP 【12月11日 AFP】西アフリカ・ニジェールの南西部。かつては荒涼としていたシミリ(Simiri)の台地が、今ではちょっとした動植物の楽園となっている。 アカシアの実をヤギがかみ砕き、地面にはリスやヤマウズラの足跡が点々と残る。木の枝にぶら下がるカマキリ。青々とした草をむさぼるバッタの群れ。 「小さな森林が奇跡的に生き返りました」。シミリ地区の首長ムサ・アダモウ(Moussa Adamou)氏は誇らしげだ。 この変化をもたらしたのは、アフリカ連合(African Union)が推進する「巨大な緑の壁(Great Green Wall)」プロジェクトだ。西はセネガルから東はジブチまで全長約8000キロ、総面積1億ヘクター

    アフリカ中部の大規模緑化計画、ニジェールで成果 砂漠に生命戻る
  • 毒魚『ゴンズイ』に刺されてみた 〜「薬用入浴剤で治る」説は本当か〜

    ゴンズイという魚がいる。 州以南の沿岸に生息する海産ナマズで、ちょっとまぬけなヒゲ面と黒地に黄白色のストライプがキュートな毒魚である。 毒魚。そう、この魚はヒレに毒針をもち、刺されると激しく痛む。そのため漁師や釣り人からは蛇蝎のごとくに嫌われているのだ。 もののやネット上の記述によると、その痛みたるや大人でも耐えがたいものであり、しばし地獄の苦しみを味わうというではないか。 というわけで実際に刺されてみた。 かんたんに釣れるかわいい毒魚 というわけで今回はゴンズイの毒性がいかほどのものか、わざと刺されて検証する記事です。 ゴンズイといえば、当サイトでもかつて毒ライターの伊藤健史さんが釣ってべる過程を記事にしており、その中でも触れられているとおり釣り人からはかなり邪険な扱いを受けている。 ゴンズイ。「外道」と呼ぶなかれ!あぶなくておいしい毒魚、ゴンズイ(伊藤健史) より その理由は有毒

    毒魚『ゴンズイ』に刺されてみた 〜「薬用入浴剤で治る」説は本当か〜
    kagioo2uma
    kagioo2uma 2021/12/03
    この人おかしいよ >その痛みたるや大人でも耐えがたいものであり、しばし地獄の苦しみを味わうというではないか。というわけで実際に刺されてみた。
  • コロナワクチンの開発にヒトの胎児細胞が使われる理由

    培養中のヒト胎児腎細胞293(HEK-293細胞)。複数のクラスターが写っている。胎児細胞株は生物医学研究や医薬品開発の標準的なツールとなっている。(IMAGE BY GERMAN101, GETTY) 新型コロナウイルスワクチン接種が一部の企業などで義務化された米国では、宗教上の理由による接種義務の免除を申請する消防士や警察官などが相次ぎ、議論が巻き起こっている。大企業や一部の医療機関では2022年1月4日が接種期限とされているため、これから申請者が急増しそうだ。(参考記事:「コロナワクチンが義務化されるとどうなる? 効果は? 米国の例」) 人々が宗教上の理由としてよく挙げる要因が、ワクチンとヒト胎児に由来する細胞との関連だ。 新型コロナワクチンの試験や開発・製造にヒトの胎児細胞が使われているのは事実だ。これらの細胞は30年以上前に行われた数件の選択的中絶から得られたもので、以来、実験室

    コロナワクチンの開発にヒトの胎児細胞が使われる理由
  • TechCrunch

  • シュメール文明の遺跡で発掘、くさび形文字の遺物など発見 イラク

    イラク南部ジーカール県テルローにあるシュメール文明の都市ギルスの遺跡で発見されたくさび形文字のある遺物(2021年11月14日撮影)。(c)Asaad NIAZI / AFP

    シュメール文明の遺跡で発掘、くさび形文字の遺物など発見 イラク
  • なぜ犬は父親が違う子を同時に産めるのか、動物の妊娠の不思議

    ナショナル ジオグラフィックのドキュメンタリー作品『アニマル・ダイアリー 動物たちの成長記録』のために作製されたネコの胎児の模型。彫刻家の手によって、毛細血管から毛嚢に至るまで細かく精巧に再現され、色付けされた。(PHOTOGRAPH BY NATIONAL GEOGRAPHIC FOR DISNEY+) 手乗りどころか指に乗るほど小さなキティブタバナコウモリから、全長30メートルのシロナガスクジラまで、あるいは細長い指をしたアイアイから、うろこに覆われたセンザンコウまで、この地球には、ありとあらゆる大きさや形をした哺乳類が5400種以上存在する。 そして、その妊娠や出産の形も、種によって様々だ。たとえば、イヌは父親が違う子どもを同時に産み、2つの子宮を持つオグロワラビーは、それぞれの子宮で成長段階の異なる胎児を育てることができる。 小さな赤ちゃんを守り育てるために、哺乳類たちはどんな進化

    なぜ犬は父親が違う子を同時に産めるのか、動物の妊娠の不思議
  • 謎だった家畜ウマの起源、ついに特定

    内モンゴル自治区西ウジムチン旗にある繁殖センターの文化紹介イベントで疾走する馬の群れ (PHOTOGRAPH BY PENG YUAN/XINHUA VIA GETTY) 数千年前から、ウマは世界中の社会で重要な役割を果たしてきた。古代から耕作に力を貸し、人々を短い時間で遠くへと運び、戦場では兵士に闘いにおける優位性をもたらした。こうしたことを分かっていても、では家畜ウマはどこから来たのかというシンプルな疑問には、専門家はずっと頭を悩ませてきた。 最近、2つの大陸の100人以上の専門家の尽力で、その謎がようやく解けたようだ。家畜ウマのルーツは「ロシア南部」にあるという答えにたどりついたのだ。 アナトリア半島(小アジア)、イベリア半島、ユーラシア大陸のステップ地帯西部という3つの地域のいずれかが家畜ウマのルーツとして有望視され論議されてきたが、今回の発見で、その起源は、ユーラシアステップ地帯

    謎だった家畜ウマの起源、ついに特定
  • 昨年は「病気」になりにくかった?救急患者数でみる新型コロナの影響:朝日新聞デジタル

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    昨年は「病気」になりにくかった?救急患者数でみる新型コロナの影響:朝日新聞デジタル
    kagioo2uma
    kagioo2uma 2021/10/23
    地球全人類、外出しなければあらゆる感染症から守られる説出てきたな
  • ダビデ像はどれくらいマッチョなのかジムトレーナーに聞いてみる

    最近(ちょっとだけ)筋トレを始めた。 それで思い知ったのだが、ミケランジェロのダビデ像はめちゃくちゃすごい。 もともとすごいと思っていたが、自分が筋トレを始めたことで、前はわからなかったダビデのすごさが見えてきた(ような気がする)。 あそこまで筋肉をつけるには、眠れない夜もあったはずだ。 ダビデの知られざる努力を知りたい。彼の磨き込まれた筋肉について、ジムトレーナーに解説してもらうことにした。 【おしらせ】イベントのトークイベントを開催することになりました!→詳しくはこちら

    ダビデ像はどれくらいマッチョなのかジムトレーナーに聞いてみる
    kagioo2uma
    kagioo2uma 2021/10/21
    一生腹筋やってるミロのヴィーナス草
  • コロナで糖尿病を発症、米で年10万人、膵臓に深刻な被害の恐れも

    2021年5月29日、ポルトガルのリスボンにあるスクリーニング検査所で、糖尿病の可能性を調べるために血糖値を測定する医学生。(PHOTOGRAPH BY HORACIO VILLALOBOS, CORBIS VIA GETTY IMAGES) 米スタンフォード大学の微生物学者であるピーター・ジャクソン教授のところには、新型コロナウイルス感染症から回復した後、別の問題に悩み始めた人たちから毎日のようにメールが寄せられている。 つい先日来たメールでは、2人の子どもを持つ30代の母親が、今では日々、糖尿病の薬を何種類も服用していると訴えていた。新型コロナウイルスに感染する前には、糖尿病のリスクはなかったにもかかわらずだ。 パンデミック(世界的大流行)の当初から、糖尿病(インスリンの分泌や作用が十分でないために、血糖値の上昇を適切に抑えられなくなる病気)は新型コロナが重症化するリスク要因であること

    コロナで糖尿病を発症、米で年10万人、膵臓に深刻な被害の恐れも
  • 新型コロナで男性の性機能が低下、今わかっていること

    新型コロナウイルスの迅速検査を受ける男性。同ウイルスへの感染は男性の生殖機能に様々な問題を引き起こす可能性があるという。(JULIAN STRATENSCHULTE/PICTURE-ALLIANCE/DPA/AP IMAGES) 2020年、米国で新型コロナウイルス感染症が拡大する中、フロリダ州南部の泌尿器科医ランジス・ラマサミ氏は、ある不穏な傾向に気が付いた。ベッドルームでのパフォーマンスがうまくいかないと訴える男性が増えていたのだ。 当初、ラマサミ氏が勤める米マイアミ大学病院の泌尿器科では、性機能障害の報告の増加は、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)のストレスによる心理的な問題だと考えていた。しかし、患者の多くは不安や抑うつを感じていないと述べたうえ、問題が半年以上続いていると訴える人もいた。そこで泌尿器科チームは、原因として新型コロナウイルスそのものを疑い始めた。 新型コロナ感

    新型コロナで男性の性機能が低下、今わかっていること
  • 『青いイシカワガエル』を見つけたら新聞沙汰になった話

    沖縄には俗に「日一美しいカエル」と称されるカエルがいる。 世界で島北部の山林地帯「やんばる」にのみ生息する天然記念物『イシカワガエル』である。 そのタダでも美しく珍しいイシカワガエルであるが、彼らの中にはさらなる「レア枠」が存在する。 ごく稀に全身が鮮やかなブルーに染まる『青いイシカワガエル』だ。 来のイシカワガエルは緑色 その青いイシカワガエルをどうしてもひと目見てみたい!というわけで僕は今年の3月頃からやんばるへ足繁く通うようになったのだが…。 記事ではその顛末をお話ししたい。 一般的な体色のオキナワイシカワガエル(沖縄島固有種)。苔むした岩や木肌に擬態するのに適したカラーリングである。 ところで、そもそも来のイシカワガエルとは鮮やかながら深い緑色をベースとした体色のカエルである。 緑色のカエルといえばアマガエルしかりモリアオガエルしかり、さほど珍しくもないように思えるとこ

    『青いイシカワガエル』を見つけたら新聞沙汰になった話
    kagioo2uma
    kagioo2uma 2021/09/09
    キレイだなー あとオカタニシかわいい
  • マグロの絶滅危機ランクを引き下げ、IUCNがレッドリストを更新

    地中海、イタリア、サルデーニャ島沖。タイセイヨウクロマグロが群れをなす。乱獲から驚異的な回復を遂げた種である。(Photograph by NORBERT WU/ MINDEN PICTURES, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 国際自然保護連合(IUCN)は4日、絶滅の危機にある生物を評価する「レッドリスト」を更新、タイセイヨウクロマグロなどいくつかのマグロの危機ランクを引き下げた。 予想以上に早く回復できたのは、マグロの乱獲を止めようという過去10年の取り組みがうまくいっている証しだ。ただし、今回審議の対象になったのはマグロだけではない。研究者たちは他の多くの海洋生物がいまだ危機にあると警告している。例えば、世界のサメやエイの3分の1以上の種は、乱獲、生息地の喪失、気候変動などにより、依然として絶滅の危機に瀕している。 「良い知らせは、持続可能な漁業は可能ということ

    マグロの絶滅危機ランクを引き下げ、IUCNがレッドリストを更新
    kagioo2uma
    kagioo2uma 2021/09/07
    これはマグロご期待できる
  • 発見が最も難しい「暗黒の臓器」すい臓がんを劇的に見つけやすくする"あの飲み物" なんと5年生存率が30%→50%

    早期発見できないがんも、慌てる必要がないがんもある がんは「早期発見・早期治療で治る病気になった」と、よくいわれます。治療するにしても絶対に入院が必要というわけではなく、働きながら通院治療という方もたくさんいます。 1981年以降、2020年に至るまで日人の死因のトップであったがんが、「早期発見・早期治療で治る病気になった」という情報は、多くの人に安堵をもたらしたと思います。 しかし、「ただし」という次のような注釈をつけさせてください。 ①ただし、早期発見をしても慌てて治療する必要がないがんもある。 ②ただし、早期発見できないがんもある。 ①に当たるがんは、図表1の「早期発見が役に立たない場合」です。 甲状腺がん、前立腺がんなどが当てはまります。 どちらも大半は進行がゆっくりで、発見可能になった段階から実際に症状が出る進行がんまで、10~30年かかる場合もあります。 例えば、今現在50歳

    発見が最も難しい「暗黒の臓器」すい臓がんを劇的に見つけやすくする"あの飲み物" なんと5年生存率が30%→50%
    kagioo2uma
    kagioo2uma 2021/09/06
    マジかよ人間ドックで午後ティー出してください
  • ワクチンに不安のある人は、どうすればいいと思いますか?

    回答 (16件中の1件目) — エジケンさん、ワクチンについて色々とお聞きしたいことがあったので、このような機会をいただけて助かります。よろしくお願いいたします。 Jさん、こちらこそ。よろしくお願いします。 — 早速ですが、周りの人たちがどんどんワクチンを接種していってるなかで、自分であれこれ調べれば調べるほど、当に大丈夫なのだろうか?と不安になるんです。自分でもちょっと考えすぎで妄想なのかもと思う反面、ワクチンを接種するというのは取り返しのつかない決断である以上、慎重に決めたいんです。 わかりますよ。 �私も、どちらかというとJさんのようなタイプなので、自分で十分に情報を集め...

    ワクチンに不安のある人は、どうすればいいと思いますか?
    kagioo2uma
    kagioo2uma 2021/08/25
    面白かった。とことん疑問質問に答える良記事
  • プレスリリース|学習院大学

    2023.12.25 国際社会科学部・臼井ゼミが「International Business Studies Intercollege Competition2023」で入賞しました

    プレスリリース|学習院大学
  • 土星の中心にスープ状の巨大なコア、最新研究で解明

    科学者たちは土星の環に見られる波を観測することで、土星のコアの大きさと形を測定することができた。そのコアは想像よりもはるかに大きく、奇妙だった。(PHOTOGRAPH BY NASA, JPL) 土星の内部にあるコア(核)は、直径の60%を占める巨大なものであること、また、氷と岩石とガスが混ざり合った奇妙なスープ状の塊であるらしいことが、最新の研究でわかった。土星の環から解き明かしたこの研究成果は、8月16日付けで天文学の専門誌「ネイチャー・アストロノミー」に発表された。 「巨大なコアです。私たちが予想していたものとはまったく違っていました」と、論文の著者の1人である米カリフォルニア工科大学のクリス・マンコビック氏は語る。 この意外な研究成果は、土星が形成された仕組みや、磁場が生まれる仕組みについても、科学者たちに再考を迫ることになる。「土星のコアが複雑であることはある程度予想していました

    土星の中心にスープ状の巨大なコア、最新研究で解明